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太陽電池・コンデンサー おすすめ
日中に太陽電池を使ってコンデンサーを充電しようと思っています。 その場合、太陽電池とコンデンサーの組み合わせは、どれとどれがいいですか? 充電にかかる時間は日中にできるくらいでいいです。 ・コンデンサーの出力電圧は3Vくらいでなるべく容量大 ・用途はLEDの点灯 ・太陽電池は1000円くらい これにあったものがありましたら、お願いします。
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電気二重層コンデンサは,コスト的に無理です. 1.(電気二重層)コンデンサは充放電電圧が指数関数的に変化する. E[V]まで充電された,容量C[F]のコンデンサを抵抗R[Ω]を通じて放電すると 端子電圧Vは時間tとともに減少し,V=E・exp(-t/(RC)) という式に したがって減少します. LEDは過大な電流を流すと発熱で焼き切れます. そこで,よく使われる簡単な方法は抵抗で電流制限をすることです. LEDの点灯時の電圧を3Vとして,コンデンサの初期電圧を5Vとして, LEDと200Ωの抵抗を直列につないで,初期電流を10mAとします. (これは常夜灯程度の明るさ) それで,1時間後のコンデンサの電圧が4V(LED電流は5mA)になるような コンデンサの容量を前の式から求めてみると,約60[F]になります. 秋月電子通商の,例えば,5[F],5.4V,\600の電気二重層コンデンサでは 12個並列にして60[F]ということになります. 一方,ニッケル水素等の充電電池では,ある程度以上充電されていれば 端子電圧はほぼ一定(1.2V)ですから,通常の負荷では一定電流が流れます. だから,電池の容量は,AH(1Aの電流を1時間流せる容量)で表わします. 例えば,単3のニッケル水素充電池は1.2V,1500mAH程度はあります. これを4本直列につないで180[Ω]の抵抗で3VのLEDに電流を流せば 10mA流れるので,150時間も同じ明るさが持続できることになります. 2.電気二重層コンデンサは過電圧に弱い. 初期電圧を例えば5Vにするには,これより高電圧の起電力のパネルが 必要で,かつ起電力は日照量で大きく変動するので, 電気二重層コンデンサの耐圧はもっと高いものが必要です. 耐電圧の高い,大容量の電気二重層コンデンサはかなり高価です. また,前に述べた,放電電流が時間ともに低下することも問題です. 結局,電気二重層コンデンサでは充放電制御回路が必須になります. 一方,充電電池の場合は,1000円程度のソーラーパネルなら, 起電力がしれてますので,逆流防止ダイオードのみの充電でも 致命的な過充電には至らないでしょう. また,百均の充電電池もなかなかの性能ですから, ダメになったら買換えれば良いのですから・・・ なお,鉛蓄電池を使うとさらに実用的になるでしょう. 秋月電子で調べると 太陽電池モジュール(6V,2W)\950 太陽電池充放電コントローラ(6V3A)\1,280, 完全密封型鉛蓄電池(6V4Ah)WP4-6 \700 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05358/ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08921/ http://akizukidenshi.com/catalog/g/gB-00036/ この組み合わせなら,毎日の発電量が2W×4時間=8WH相当あれば, 0.5Wの常夜灯を12時間点灯しても2WH余る理屈です. 鉛蓄電池はディープサイクル(完全充電と完全放電)を繰り返すと 劣化しますが,2WH余裕があれば損失を含めても十分な充電状態を 保てると思います.
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- 86tarou
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普通のコンデンサでは容量不足でしょうから、自ずと電気二重層コンデンサの選択となるでしょう。これでも点灯時間は長いとは言えませんよ。なので、太陽電池の性能とLEDの消費電流(電力)と点灯時間からの試算が必要です。場合によっては、効率化の観点から電源回路(LEDドライバ)も必要になる可能性もあります。 http://akizukidenshi.com/catalog/c/csolarbat http://akizukidenshi.com/catalog/c/ccap2
お礼
ありがとうございます。電気二重層コンデンサにします。
お礼
詳しくありがとうございます。少し考えさせていただきますね。