ダウンサイズターボで燃費悪化?
マルチ・スズキ・インディア社が生産し、スズキ自動車が輸入販売する新型車バレーノのサイトを見ると、1.2litterの標準エンジンと、1.0Litterのダウンサイズ・ターボのエンジンが搭載されるようです。
無過給標準エンジン搭載のXGと、ダウンサイズ・ターボを搭載したXTの主要諸元は以下のようになります。
XG:車重910Kg 4気筒1.2リットル無過給 最大出力91ps、最大トルク12.0kg・m/4400rpm 変速機CVT、JC08モード燃費24.6Km/L
XT:車重950Kg 3気筒1.0リットル排気過給、最大出力111ps、最大トルク16.3kg・m/1500-4000rpm, 変速機6AT、JC08モード燃費20.0Km/L
軽量で機械的な内部摩擦抵抗も少ない3気筒を選択し、排気ガスのエネルギーロスを回収する排気ターボも追加した(それだけコストを掛けた)のに、JC08モード燃費が18%以上も悪化しています。
これは、なぜでしょうか?
1.マルチ・スズキ・インディア社はダウンサイズターボによる効率向上を目指したのではなくて、20世紀に流行った「ドッカン・ターボ」で最高出力の最大化を狙ったのしょうか?
2.それとも、VWやBMWやドイツFordを見習って3気筒小排気量のダウンサイズターボを採用して、抜本的な燃費向上を狙ったにも拘わらず、技術力不足で企図とはことなった結果になっているのでしょうか?
3.あるいは、日本独自のへんてこな燃費測定基準JC08モードだけで燃費が悪化しているが、世界各国のまともな燃費測定基準ではダウンサイズ・ターボの省燃費効果が表れているのでしょうか?
自動車エンジンの小型化、とくにダウンサイズ・ターボに詳しい識者の方より、マルチ・スズキ・インディア社の新型車バレーノの3気筒ターボ車の技術的特徴など解説いただけれるとありがたいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
お礼
やはり無しですか? 調べてはみたのですが、それらしき物が見当らなかったので残念です。 早急のご回答有難う御座いました。