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エレキギターの不協和音について

エレキギターでディストーションを効かせて、 適度に歪ませた状態で「シ、ファ」を弾くと、 音がブルブル言って物凄く濁った音が出ますが、 これってこういうものなのでしょうか? ちなみに打ち込みでやってます。 ネットで調べたらこれらは不協和音に属するそうですが、 例えば「ド、ソ」ならキレイに和音(パワーコード)が鳴るのに、 「シ、ファ」だとウワンウワン鳴ります。 また実物のエレキギターで「シ、ファ」を弾いても 同じように音が濁ってしまうのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • cyba
  • ベストアンサー率84% (27/32)
回答No.1

簡単に言うと ファとシは減5度(増4度も同じ:トライトーンとも言う)だからです。 ドとソ(レとラ、ミとシなど)は完全5度、すなわちパワーコードになります。 しかし、ファとシ(増5度)、シとファ(増4度)はパワコードになりません。 耳で聞いた通り濁ってしまいますよね。 では、なぜ濁るって聞こえるか? ドとソ(完全5度)の周波数比は2:3(ほぼね、平均律なのでちょっとずれますが)。ところが、ファとシの周波数比は1:√2になります(大体5:7ぐらい)。 これが濁って聞こえる原因です。 例えばド、ミ、ソとかソ、シ、レの周波数比はは、4:5:6となります。 このきれいな数列比が美しいと感じるようになったのです。 ただし、ドミ(3度)の音程が協和音と受け入れられたのは中世の頃です。 それまでは、ドソ、ドファ、ドソ、ドド(オクターブ上)これら音程だけが美しいとされてました。クラシックではドソ(完全5度)だけの音程を空虚5度なんていいます。

marutone
質問者

お礼

非常にわかりやすく丁寧な回答をありがとうございます。 やっぱりそうなんですね。 特に歪みの効いたエレキギターなんかではタブーな和音なんですね。 ありがとうございました。

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