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ブロッキング発振回路と同調帰還型発振回路の違い

ブロッキング発振回路と同調帰還型発振回路はどう違うのでしょうか? 下記に載せている画像は、ブロッキング発振回路です。 ブロッキング発振回路の「トランス」の右側に並列に「コンデンサ(C2=200p)」を入れると、同調帰還型発振回路になると説明されました。 そして、下の画像のブロッキング発振回路のC1の大きさにより、同調帰還型発振回路もブロッキング発振を行うようになる、と説明がありました。 ブロッキング発振回路と同調帰還型発振回路の関係性がいまいち分かりません。同調帰還型発振回路は上位互換のようなものなのでしょうか? どちらの回路も、トランジスタが0.6v程度を超えると、スイッチONになり、電流が一気に流れるそうです。すると、電位が下がるそうです。で、トランジスタはOFFになる。 それから、ベース側にある「コンデンサ(C1)]の電流は長い時間をかけて放電して、空になり、すると、またトランジスタのスイッチがONになるそうです。 こういう動作を繰り返すことが、どういう応用が効くのでしょうか? 同調帰還型発振回路は、C1とトランスが同調することにより、トランジスタ側から見ると、純抵抗となり、純抵抗とC2の回路とみなすことができるそうです。 しかし、こちらもそれがどういう応用が効くのかが分かりません。 長々とした文章になり、すみません。 よろしくお願いします。

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noname#203802
noname#203802

みんなの回答

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.4

>ブロッキング発振回路と同調帰還型発振回路はどう違うのでしょうか? ブロッキング発振回路の中には同調回路を含むものもあるので、この二つを比べる質問はあまり良い質問とはいえません。 ブロッキング発振回路は正弦波の出力を目的としないのに対してその他の発振回路は正弦波を出力することを目的としています。 きれいな正弦波を発振するためには帰還量を正確に1倍にする必要が有りますが、正確に1倍に制御するのは困難なため振幅が大きすぎるときに帰還量を1より少なくなるような回路にして一定の振幅に収まるようにすることが多いのです。 このような回路では純粋な正弦波ではなく多少のひずみを含んだ出力になります。 ブロッキング発振回路では帰還量を1よりも大幅に大きな値(例えば10倍とか)にします。 帰還量が極めて大きいため振幅が短時間で増大し回路が飽和状態になって正常な動作が抑制(ブロック)されます。 ブロックされた状態では帰還が働かないため動作が徐々に正常な状態に戻ってきます。 正常に戻ると帰還が発生し、動作を繰り返します。 添付されている回路では、Q1のベースに急激に電流が流れてC1が充電されてベース電圧が負になり、Q1の動作がブロックされます。 C1に充電された電荷はR1を通して放電されベース電圧が約0.6Vを超えると帰還が発生してこの動作を繰り返します。 この結果、ベースには鋸歯状波が発生し、コレクタにはパルス波が発生します。 帰還量が1より多少大きい程度では振幅が大きくなったときに帰還量が減少するためにブロックされる状態まで行きませんが、その分出力の正弦波のひずみが大きくなります。 電子回路においては正弦波を必要とする回路もあれば、別の波形を必要とする回路もあります。 用途を説明すると本が1冊書けるくらいになるので、書く代わりに本を紹介しておきます。 http://www.cqpub.co.jp/hanbai/books/30/30461.htm

noname#215107
noname#215107
回答No.3

こんにちは。 ご質問の回路をパソコン上で作成して動かしてみました。 この動画です。 http://videe.jp/0h75GzF 左がご質問の回路、右が200pFのコンデンサを加えて同調回路とさせたものです。 回路上の配線の色は、緑が濃いほどプラス電位、赤が濃いほどマイナス電位を表しています。 点の移動速度が、電流の大きさを表しています。トランスの巻比率は1:2.2くらいにしました。電源電圧は10Vにしました。 これを見ると、どちらも、ベース電圧はVceが飽和する手前あたり(+0.6V)前後で微妙に変化しているだけであることが分かります。 また電源電圧と、トランスで発生した電圧が直列となり、加算され、電源電圧よりも高い電圧が発生していることが分かります。 身近に応用例がないか探してみたら、最近100円ショップでも売られている、ガーデンライトの一部にブロッキング発振が使われていました。 昼間ニッカド電池に蓄電して、夜間、1.2Vの電池の電圧を昇圧して、Vf3VのLEDを光らせるというものです。 また、35年前くらいに小学生の頃に作った、電子小鳥(ぴよぴよと鳴る)は、まさにブロッキング発振を使ったものでしたね。 トランスの2次側にコンデンサを入れるとLC共振回路ができますので、これに共振する周波数で発振するようになります。これも子供のころに作ったAM電波送信機の発振回路として使われていました。 とはいえ、ブロッキング発振は、増幅回路など、発振してはいけない回路が意図せず発振してしまうような、厄介な現象として扱われていることが多く、積極的に利用されている例は割合としては少ないのではないかと思います。

  • bogen555
  • ベストアンサー率64% (111/173)
回答No.2

ブロッキング発振回路は、業界用語で'AC-DC'と呼ばれている、スイッチング電源に最も使われています。 用途は、ケータイ・スマホ用チャージャ、小型ACアダプタで、年に数十億個以上作られている筈です。 使用しなくなった古いケータイ用チャージャあけて、中を覗いてみると参考になるかも? 実際の回路はRCC方式と呼ばれ、制御ICのデータシートを見るとわかるでしょう。 http://www.onsemi.com/pub_link/Collateral/NCP1377-D.PDF データシートを読めば、英語の読解力まで身につきます。 日本語のもありますが、どちらがわかりやすいか? http://www.rohm.co.jp/documents/11401/2226902/bm1q0xx_appli-j.pdf

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.1

ブロッキングはトランジスタのスイッチング動作。 帰還型は能動領域での動作。 素人がやっと理解した?内容。 詳細は他の回答者を待ちます。

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