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電流の問題とは?解決方法を教えてください。
- 可動コイル型検流計は、電流に比例する針の振れを示す装置です。
- 並列に接続する電気抵抗を求めることで、針の振れを最大にする電流計を作ることができます。
- 直列に挿入する電気抵抗を求めることで、針の振れを最大にする電圧計を作ることができます。
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まず大事なのは、どのようなつなぎ方になっていても検流計の針の振れが最大の時には 検流計に1mAの電流が流れているということです。そして、検流計の電気抵抗は10Ω なのだから、検流計には 10 (Ω)*0.001 (A)=0.01 (V) の電圧がかかっているということです(オームの法則)。 (1) 検流計とRpは並列につながれているので、両者にかかる電圧は同じです。そして検流計の 針の振れが最大になるとき、検流計には0.01Vの電圧がかかっているので、Rpにも同じ 電圧がかかっています。 またこのとき、検流計には0.001Aの電流が流れています。AB間には(例えば)10Aの電流 が流れているのでRpには 10-0.001=9.999 (A) の電流が流れます。0.01Vの電圧がかかって9.999Aの電流が流れるので、その抵抗値は 0.01/9.999≒0.01(Ω) となります。 AB間の電流が1A,0.1Aの時も上記の「例えば10A」というところの数値を変えれば答えが でます。 (2) 検流計とRpは直列につながれているので、両者に流れる電流は同じです。そして検流計の 針の振れが最大になるとき、検流計には0.001Aの電流が流れているので、Rpにも同じ 電流が流れます。 またこのとき、検流計には0.01Vの電圧がかかっています。AB間の電圧が(例えば) 1000Vだとすると、Rpにかかる電圧は 1000-0.01=999.99 V です。この電圧で0.001Aの電流が流れればいいので、Rpの抵抗値は 999.99/0.001≒1*10^6 (Ω) となります。AB間の電圧が100V、10Vの時も上記の「例えば1000V」というところの 数値を変えれば答えが出ます。
お礼
わかりやすい回答ありがとうございます! 理解することができました!!