今回の地震と宮城県沖地震の被害の違い
1978年の宮城県沖地震は、マグニチュード7.4(震度5)でした。
被害は、仙台市域で、死者16人,重軽傷者10,119人,住家の全半壊が4,385戸,部分壊が86,010戸という多大な被害が生じました。
また火災も発生し、多数のブロック塀が倒壊しました。
今回の地震は、マグネチュード7.2(震度6弱)でありながら、死者ゼロ、火災なしという軽微な被害で住んでいます。
この両者の違いは何でしょうか?
28年の間に建築物やライフラインの耐震性がすぐれたものになったということでしょうか?
震度6弱とは、
「立っていることが困難になる。」
「かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する」
「耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある。耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある」
となっています。
ですが今回の地震の被害状況からすると当てはまってないように思います。
地震計が間違っているということはないでしょうか?
あれだけ広範囲にわたって震度5強、震度6弱を記録しているにしては、被害が軽微すぎるような気がしてなりません。
先の新潟地震は震度5強であれだけの被害を出しています。
気象庁の情報をそのまま鵜呑みにしてもよいのでしょうか?
よろしくお願いします。