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喪中の神社参拝について
喪中なのですが、鳥居とかくぐらない方が良いのでしょうか? 子供が修学旅行の一つに神社に行きます。 先生が言うには神社参拝が目的ではなく、歴史的建造物を見るのが目的だとおっしゃいます。 もし、当方が鳥居を避けて欲しいと言ったらそのように配慮もしてくださいます。 だけど、うちの子一人だけ鳥居をくぐらないのはなんだか気の毒に思えます。 子供はおばあちゃんが可哀想だからくぐらない。と言っています。 本来喪中の神社参拝はダメだと聞きますが、こういう時はどうしたら良いのでしょうか? 教えてください。
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1。 喪中と忌中(こちらが短い)の違い(下記)で、忌中でなければ神社参拝はいいはずです。 http://oonominato.or.jp/knowledge/%E8%BA%AB%E5%86%85%E3%81%AE%E3%81%94%E4%B8%8D%E5%B9%B8%E3%81%A8%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E5%8F%82%E6%8B%9D/ 2。 古い話ですが、戦争中は、戦死者のお葬式は、土地の神主が主催して、地方自治体単位(戦争がたけなわになると戦死者が増えたのでそんな悠長なことは出来なかったようですが)で、やっていました。 ですから、神社でも葬式はやった訳で、あまり気になさることはないと思います。
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- michael-m
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結論を先に述べます。神社への立ち入り、全く支障ありません。 喪中という言葉の意味が最近マトモな解釈されていません。 意味も判らず一年という根拠のない喪中を常識だという愚か者が多すぎて困ります。世間がそれに同調していることが問題なんです。不勉強な神社関係者までが誤った解釈をしている。 マトモに勉強しているお寺でも神社でも1年の喪などと言うものは存在しない事を説明しています。 まず、喪中と忌中の意味を覚えましょう。 忌中とは神仏に直談判で故人の冥福を祈る期間を言います。決して穢れている期間ではありません。 理由は長くなるのであとで説明しますが、親族の死を穢れだなどと言われて納得するのはおかしい。貴方の家の御祖母様は亡くなって穢れたんですか?違いますよね。 冥福を神仏に直談判で願い出るから、精進潔斎をし、全ての人間社会から隔絶するために家に籠もるんです。 喪というのは悲しみにくれて何もしたく無いと言う状況を言います。喜び事だけではなく仕事も日常生活でさえ満足に送れない。それくらい悲しみにうちひぢがれている状況を「喪」というのです。だから神社参拝をしてはいけないのではなく、神社参拝をする気も起きないということなんです。ですから喪には期限などありません。悲しければ2年でも3年でも喪ですし、立ち直ろう、悲しみを乗り越えようと決心した時点が喪明けなんです。 但し、喪であるならば修学旅行どころか学校に行くのもおかしい訳ですね。悲しみにくれてそれどころじゃないでしょう。 江戸時代中期ぐらいまで一般庶民は大きな神社の鳥居の中などは入れませんでした。皆鳥居の外で参拝していたんです。せいぜい境内に入れたのは村の神社くらい。それでも神殿には上がれません。つまり喪中は参拝するななどという決まりごとは江戸中期まで存在し得ないんです。 もともと服忌令と寺社参拝を結び付ける規則はありません。祭事には参加するなとありますが参拝ではない。昇殿して参拝したり、祭のお役に関わる事を禁止したに過ぎません。 祭事に参加席ないのは穢れているからではなく潔斎を破っているからです。 本来は感情の起伏も潔斎を破る事になります。つまり身内の死のショックによって感情が動揺するから潔斎を破ったので祭事に出るなということです。参拝するなという事ではありません。 明治政府が発行した服忌令は正式に破棄されています。そして戦後には喪を含まない「忌引き規定」が制定されました。正式に破棄された規則に従う義務はどこにもありません。神社本庁の職員ですら忌引き規定に従っています。忌の期間が仏教では49日、神道では50日になっているにも関わらずです。 よく「死者が居れば穢れるから」といいますね。しかし神道では穢れを祓う「禊ぎ祓え」があります。 神道の“祓え”は天の罪、地の罪すらもリセットする力があります。あらゆる穢れを祓う「禊ぎ祓え」があるのになぜ、身内が死んだら穢れて神社にいけないのか?おかしいと思いませんか?穢れたんなら祓ってもらえばいいんです。キチンと服忌令にも書かれていますし、神社本庁の冊子にも書かれています。 どうしても気になるのなら、近所の神社にお願いして祓って貰えば済むことです。 私達が行なっている神社参拝、手水はイザナギの禊ぎに由来しています。鈴は鈴祓いと言ってお祓いです。 だから普通に参拝すれば禊ぎ祓いの完了なんです。気になるならお風呂で頭まで湯船に三度浸かりましょう。 これも禊ぎです。 日本は元々神道の国です。仏教伝来以前は神道しかありません。そんな時代に身内が死んだら誰に冥福を祈るんですか?神に祈らずに誰に祈ればいいんでしょう。つまり死によって参拝が出来ないなんて根拠はないんです。 最後に穢れについてですが、多くの人がイサナギ・イサナミ神話に由来するといいます。しかしイザナギもアメノワカヒコも死によって穢れたなどと書かれていません。穢れというのは天との約束を破ったことが穢れなんです。 イザナギはイザナミの葬儀を終えても穢れたとはいっていません。しかもアメノカグツチという自分の子を切り殺していますけど穢れたとは言っていません。 イザナギはイザナミとの約束を破り、あまつさえ生きながらにして読みの世界に脚を踏み入れた事によって穢れたのです。またアメノワカヒコは天より与えられた使命を破ったから天罰を得て穢れたのです。 大国主命は何度も兄達に殺され、その母はそのつど高天原に行ってカミムスビの神に再生の法を授かりに行っています。 古事記を読んだだけでも、死が穢れではない事が何度も書かれているんです。 日本で最も古い、神道の原典でもある古事記ですら、違うと書かれているんです。 ですから、堂々と神社でもお寺でも行ってらっしゃい。 そうそう、貴方の家が浄土宗あるいは浄土真宗ならなおさら、故人は亡くなった瞬間に成仏しています。 この宗派に穢れなどという概念はありません。なので「忌中」という概念も有りません。つまり参拝してはいけないという概念もありません。 神社といえど江戸時代から寺の檀家となっています。仏教だから関係ないわけじゃないですし。明治時代に神仏分離令で別れたというなら、政令によって放棄された服忌令を護るのも非論理的となります。 要するに、どこをどう見ても喪中だから参拝できないなどという迷信に信憑性などないのです。
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早速のお返事、ありがとうございました。 すごく勉強になりました。
- takuranke
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忌中期間を過ぎれば神社参拝は構いません。 祖父母で30日。 かわいそうとかの問題ではなく、 自らを忌むべき期間としているだけのことで、 慶事の寿ぎや参加が出来ません。 神事に参加ができないのは死が身近にあったから。 神道の葬式について書いている人がいますが、 神道での葬式は一部しか認めれておらず(神社で死者を祀ると神になる、なので神宮寺という寺が作られました)、 明治になってか民間奨励され、戦後庶民に普及しました、 なので、現在の神葬式は新しいものです。 >先生が言うには神社参拝が目的ではなく、歴史的建造物を見るのが目的だとおっしゃいます。 馬鹿な教師だな、神域に入るんだから信仰心がなくとも敬意をもって立ち入るものです。
お礼
早速のお返事、ありがとうございました。 30日と聞いてホッとしました。 早速子供にも教えてあげたいです。 先生のコメント。。。私も聞いた時はびっくりしたのですがそうですよね。 ご意見いただいて安心しました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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http://oonominato.or.jp/knowledge/%E8%BA%AB%E5%86%85%E3%81%AE%E3%81%94%E4%B8%8D%E5%B9%B8%E3%81%A8%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E5%8F%82%E6%8B%9D/ 忌中を過ぎれば神社参拝などは行ってよい。 「子供はおばあちゃんが可哀想だ」と言うことからすると、忌中期間は30日です だからお祖母さんが亡くなられて30日過ぎてるなら気にする事はありません もし、30日以内なら鳥居でなく、神社への参拝を遠慮すべきです
お礼
早速のお返事、ありがとうございます。 忌中期間が30日と聞いて安心しました。 また、30日以内なら鳥居ではなく、神社への参拝を遠慮すべきです。 ↑ すごく勉強になりました。 ありがとうございます。
お礼
早速のお返事、ありがとうございます。 すごく勉強になりました。 送っていただいたURLを拝見しました。 なるほど~~~とものすごく気持ちが落ち着きました。 ありがとうございました。