• ベストアンサー

カルボン酸からアミド

この合成を行うときに、サリチル酸からサリチル酸メチルを合成し、それにアンモニアを反応させてサリチルアミドを合成しました。 わざわざエステルを経由したのは、サリチル酸のカルボニル基の炭素の電子がアンモニアの電子に攻撃されるのに十分でなかった(HよりCH3の方が電子吸引)ということでしょうか? お願いします。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Kemi33
  • ベストアンサー率58% (243/417)
回答No.1

> サリチル酸のカルボニル基の炭素の電子がアンモニアの電子に攻撃されるのに十分でなかった(HよりCH3の方が電子吸引)ということでしょうか?  『 違 い ま す 』  アルキル基は電子供与性ですので,H より CH3 の方が電子供与的(CH3 より H の方が電子吸引的)です。  では,何故メチルエステルにしたかですが。それは,そのままではアミド化ができない(起こらない)からです。  サリチル酸は名前の通り「酸」です。そして,アンモニアは御存知のように「塩基」です。「酸」と「塩基」が一緒になるとどうなるか考えて下さい。そう,酸・塩基反応が起こって塩が出来ますね。今の場合では,サリチル酸のアンモニウム塩(サリチル酸アンモニウム)が出来てしまい,アミド化は起こりません。

epinephrine777
質問者

お礼

今日、サリチル酸とエステルの違いを考えろ、と先生に言われ、確かにKemi33さんのおっしゃるとおり酸と塩基のことでした。 わかりやすい回答をありがとうございます。

関連するQ&A

  • アルドール縮合etcについて

    アルドール縮合などは、カルボニル基のα炭素は求電子攻撃を受けますが、教科書にはケトンやアルデヒドのカルボニル基に対して起こると書いてあります。 カルボン酸やエステル貴のα炭素に対しては起こらないのでしょうか? ずーっと疑問でした。 クライゼン縮合はエステルのα炭素の反応ですね。カルボン酸基に対しても起こるんでしょうか?

  • 電子吸引基が共役したアルケンの反応

    電子吸引基が共役したアルケンの反応 次の反応の反応機構がわかりません。 CH2=CH-COOH+HBr→Br-CH2-CH2-COOH プロトン化されたカルボニル基にBr-が求核攻撃すると考えると上記の生成物になりません。 この反応機構がわかる方、ぜひ教えてください。

  • claisen縮合について

    大学で生物を学んでいるものです。 ポリケタイドの環化に関して。 aldol縮合をを経由するものとclaisen縮合を経由するものがあるということですが -CO-CH2-CO-O-S-enz という構造のメチレン部が脱プロトン化後別の部分の(エステルとは関係のない)カルボニルを攻撃する→aldol縮合 逆にエステルと関係のない -CO-CH2-CO- のメチレン部が脱プロトン化後別の部分の上記の構造のエステル中のカルボニルを攻撃する→claisen縮合 となっていました。講義でも同様に説明されていたのですが ボルハルトショアーのclasen縮合に関する記述をみると 「エステルエノラートがカルボニル基を攻撃して新しい炭素ー炭素結合が生成する」(下巻p1117)とあります。 この説明からするとclaisenとaldolは逆に思えてしかたありません。 自分はなにか勘違いしているのでしょうか? よろしくお願いします。

  • アミドの形成反応の問題/カルボニル基の分極

    1、アミンBがカルボン酸無水物Aのカルボニル基に攻撃して、反応が開始する。 2、この反応は縮合反応である。 3、点線四角内のカルボニル基の分極は、酸素原子がδ+である。 画像のアミドの形成反応に関する上記1~3の記述のうち、正しい物をすべて選んでください。 間違っている記述は訂正を、正しい記述はなぜそうなるのかという理由を簡単で構いませんので合わせてよろしくお願いいたします。

  • 脱離能のちがい・・・。

    OH-(水酸基) と CH3O-(メトキサイド)の安定性を比べた場合ってメトキサイドのほうが不安定ですよね?ちょっと疑問に思ったのですが、エステルの塩基による加水分解のとき、塩基がカルボニル炭素を攻撃した後に、なぜ攻撃した水酸基ではなくR-O-が抜けるのですか?脱離能のよさは、その抜けた基の安定性でしたよね!? それとも水酸基が抜けたらまた最初のエステルに戻るわけで、これを分解されるまで繰り返すのですか?それだったらその反応はそれ自体行かないはず(エステルと塩基として存在していた方が安定)では?  いままで当たり前だと思っていたので考えることありませんでした。 ひょんなことから昨日気づきましたので。 くだらない質問かもしれませんがすいません・・・。 お願いします。

  • サリチル酸からのエステル合成の疑問

    サリチル酸をメタノールと濃硫酸で加熱すると、サリチル酸メチルが生成。 サリチル酸と無水酢酸でアセチルサリチル酸が生成。 ・・・と参考書には書いてありますが、これらはどちらも一種のエステル化です。 が、もう一つの官能基がなぜ反応しないのかわかりません。 アルデヒド基とメタノールを濃硫酸で加熱したら脱水すると、 ジメチルアルコールの合成から(フェノール性ではありませんが)思えてならないのですが何故でしょうか? また、無水酢酸が水素原子を剥ぎ取って、というイメージがあるので、 サリチル酸と無水酢酸ではむしろよい強い酸の、 カルボキシル基と無水酢酸が反応しそうに思えます。 何故でしょうか?よろしくお願いします。

  • 赤外吸収スペクトル

    エステルのIRスペクトルにおける、カルボニル基の吸収のシフトについて 1. 誘起効果の大きい原子、酸素などが、カルボニル基に隣接していると、   カルボニル結合の力の定数が大きくなり、高波数側へシフトするという   説明ですが、これは、カルボニル炭素の電子が吸引されて、分極が大きくなる   ことと関係があるのでしょうか。力の定数が大きくなる理由について   詳しく教えてください。 2. メソメリー効果を持つフェニル基、ビニル基などがカルボニル基に隣接   していると、低い波数側へ吸収がシフトするという説明は、共役により、   カルボニル結合の結合価が単結合性を持ち、力の定数が小さくなるためと   考えて良いのでしょうか。

  • アセトアルデヒドのα炭素に結合した三つの水素を塩素で置換した化合物

    「アセトアルデヒドのα炭素に結合した三つの水素を塩素で置換した化合物」に水を加えるとどんな反応が起こるのでしょうか? カルボニル基の炭素の電子密度がかなり低いので、水分子の孤立電子対が攻撃すると思うのですが、そのあとはどうなるのでしょうか?

  • 求核付加反応について質問です。

    求核付加反応について質問です。 塩化チオニルを用いた塩化アシルの合成で、 カルボン酸と塩化チオニルが反応する時、まずはじめにカルボキシル基のOHの酸素がSを攻撃するのはなぜですか? カルボニル酸素が攻撃しないのはなぜですか? また塩素イオンがカルボニル炭素を攻撃した時、カルボニル酸素が電子を受け取っていますが、なぜプロトン化された酸素が電子を受け取らないのでしょうか?(プロトン化された酸素はカチオンになっていて電子をもらいたがっていると考えました。) カルボキシル酸素の2重結合は切れた後すぐにまた結合し、プロトン化された酸素へ電子が移動しています。はじめからプロトン化された酸素に電子が移動しないのはなぜですか? 教科書にはカルボニル酸素にはC=O結合の電子対を収容できると書いてありましたが、よく分からなかったので詳しく教えて頂けないでしょうか? アホみたいな質問ばかりすみませんm(_ _)m

  • 大学の有機化学のアルドール反応

    アルドール反応の問題で CH3-CH2-C0-CH3について水酸化ナトリウムが攻撃したときに、ケトン基の左の炭素がアニオンになるのか、右の炭素がアニオンになるかという問題がありました。答えは右側(メチル基)がアニオンになっています。なぜだかわかる方教えて下さい(><)明日試験なのですぐに教えて頂けると本当にありがたいですm(__)m