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三価クロメートとの相性

今まで鉄に銅下地+ニッケルメッキのビスを使用していたのですが、 錆防止で、鉄に亜鉛+三価クロメート処理のビスを検討しています。 http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/electrochemical.gif ビスでとめられるのが、黄銅+Snメッキなのですが、 上記ホームページで言うと三価クロメートはどこに あたるのでしょうか? 三価クロメートとSnの接触電位差は問題ないのでしょうか?

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回答No.1

三価クロメートの場合、亜鉛めっき表面にクロムの不働態化皮膜が形成されています。酸化膜になりますので電気化学的には不活性な表面になります。金属のステンレス、クロムやチタン、アルミが電気化学的には標準電位が低く活性であるにも拘らず、腐食しにくいのはこれらの金属が表面に薄い不働態化皮膜を形成しているためです。 単純な接触だと、Sn/クロメート皮膜なので問題ないのですが、、ビスの場合はネジ締めをすると接触部は不働態化被膜が破壊されるため、ZnとSnの接触電位差で考慮する必要がある気がします。そうしますと、Niめっきよりも不利になるかもしれません。 (三価クロメート皮膜の質にも多少左右されるため、検討する余地はあるかと思いますが。) 以上、ご参考までに。

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