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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:リノリウムって何ですか?)

リノリウムの特長と小説への登場理由

stm003の回答

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  • stm003
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回答No.3

質問者様のおっしゃるとおり『リノリウム』は抗菌作用が強く、弾力性が高く転んでも怪我をしにくく、小走りに走ってもすべりにくいため、病院等のの床材によく使用されています。 そのために『リノリウム』という言葉は医療施設や医学系の研究施設などをつよく連想させます。 作者はそれを小説のメタファーとして利用していると思われます。 北野武さんがむかし漫才で『ど田舎を説明するのに、田んぼが広がってて、バスの停留所がこういう風になっててと情景をだらだらと説明するよりも、金鳥の看板があるような所といったほうが一言ですむし、イメージをつかみやすい』とおっしゃっていました。 『リノリウム』はこの話の『金鳥の看板』にあたるものです。 長々と、この部屋は清潔感があって静謐でどうのこうのと書くよりも、リノリウムの床と書く方がシンプルでイメージがつかみやすいので、よく多用されています。 結論として、リノリウムと書かれていたら医療施設や研究施設のような場所を想像してください、という作者からのメタファーです。

2003type-1
質問者

お礼

>『リノリウム』はこの話の『金鳥の看板』にあたるものです。 シンプルでわかりやすい解説ありがとうございます。 確かに当時の文献じゃなく物語小説なんだから、細かく説明するより象徴的な一言の方が良いように感じますね。 ありがとうございます。