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一切相手にしなくなると戦争は、なくなるか
相手がいるから戦争になるので、一切相手しない独立社会を構築すれば戦争はなくなるでしょうか?例えば、殺しに来るとしても、もう死んでいたら殺せない相手が信じるかの世界です。情報操作の社会では、そんな事が可能になります。
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一切相手をしないと無血占領でしょう。 第二次世界大戦では、デンマークが一切抵抗せずにナチスドイツに降伏しています。 近代において、文明国の主権国家が、自らの意思をもって、ほぼ全く無抵抗で侵攻してきた他国の占領を受け入れた例は珍しいと思います。 ちなみに、この時、デンマークとドイツは不可侵条約を締結していたのですが、ドイツは「英国がデンマークを攻撃しようとしているので、デンマークを保護する」と言う全くでたらめな理由を挙げて、一方的にデンマークに攻め込んできました。時の国王クリスチャン十世は、ドイツ軍の侵攻後わずか2時間(一説には6時間)で戦闘中止を命令しました。 この時のデンマークの判断については今でも賛否が分かれます。 確かにこの時は戦争は起こらず、デンマーク人の死傷は最小限に食い止められました。また、ドイツ軍の侵攻後も、比較的独立性が認められました。同じ北欧でも抵抗を示して大きな人的物的被害を出したノルゥエーとは明らかに明暗を分けました。一方で、ヨーロッパの一員として、自国のことだけを考えず、あくまでナチスドイツに最後まで抵抗するべきだったと言う人も居ます。 ただ、客観的に見て、今では、デンマークの判断を支持あるいは擁護する声の方が主流のようです。 一つには、当時のナチスドイツとの戦力差があまりに大きかったので、抵抗してもほとんど大戦の行方に差は出なかったと思われること。もう一つは、大戦後半でナチスドイツがユダヤ人狩りを始めた時に、クリスチャン十世が体を張って迫害への非協力を表明したことが大きいと思われます。(その結果、クリスチャン十世は一時追放され、ナチスドイツがデンマークを直接統治した時期がありました。)
お礼
回答有り難うございます。 さて、デンマークは、賢かったのでしょうか。ドイツ進行で巨刹されるイメージは、ユダヤ人が作ったのでしょうか?