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大学入試について
小論文と課題小論文の違いがよくわからないので教えてください そして課題小論文の場合、勉強はどのようにしたらよいか教えてくださいm(__)m
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以下のとおりお答えします。 >小論文と課題小論文の違いがよくわからないので教えてください ⇒次のような違いがあると思います。 小論文:自分でテーマを決めて、それについて書く。 課題小論文:あらかじめ出題者によってテーマが指定されている。 >そして課題小論文の場合、勉強はどのようにしたらよいか教えてくださいm(__)m ⇒小論文の書き方について 今さら「小論文の書き方」というような手引書を紐解いている余裕はないかも知れませんので、手っ取り早い(しかし、効果的な)方法をご紹介します。 つまり、次のような練習をしてみることをお勧めします。 A.紙切れ(試験中なら、問題用紙の余白あたり)を使って準備すること (1)新聞の見出しなどから適当に選んでテーマ(題)を決める。 (2)その題について、(記事通読の後)思いつく単語を紙切れになぐり書きする。 (3)それぞれの単語を短文の形にする。 (4)各短文の配列の順番を考えて、番号をつける。 B.下書用紙(試験中なら、解答用紙)に書くこと (5)番号順に続けて、文章の下書となる素稿をつくる。 (6)番号順に並んだ文と文の間に接続詞を補う。 (7)その接続詞は大きく分けて次の2種類です。 順接:前の文を肯定する接続詞=「そして、なぜなら、それゆえ、因みに」など。 逆接:前の文を否定する接続詞=「しかし、とはいえ、それなのに、他方」など。 (8)順接か逆接かを明確に区別することが大事です。ただ、接続詞が多すぎると読みづらい文章になるので、それがなくとも分かるところは省略する。特に、順接は省けるところが多いでしょう。 C.清書(試験中なら、点検と部分修正[*])すること (9)書きあがった文章を通読して段落をつける。内容のまとまりごとに段落を改め、その冒頭をインデントする(1字分あける)。 (10)できあがった文章に「起承転結」があるかを確認する。 起:話題を提示する(イントロ)。 承:その話題を受けてさらに内容を補充する(敷衍)。 転:その話題を別の角度から見る(視点の変更)。 結:その話題の提示部と別視点から見たものとを結び合わせる(結合と結論)。 (11)「起承転結」の例(有名な例です) 起:「大阪本町糸屋の娘」。 承:「姉は十八、妹は十五」。 転:「諸国諸大名は弓矢で殺す」。 結:「糸屋の娘は、目で殺す」。 (12)完成した小論文を朗読しながら、吟味し、最終確認する。 [*]試験場での部分修正について 修正や訂正は、なるべく消しゴムを使わずに、二重取消線や矢印、「えもんかけ」などの補助記号を利用して行いましょう。(減点材料などにはまずなりません。ただし、より正しい修正方法としては、新聞や本などの編集者が用いる「校正用記号」を利用なさることをお勧めします。) 以上、ご回答まで。(ご健闘をお祈りします!)
お礼
わざわざ長文でわかりやすい説明 ありがとうございます(^^) 頑張りますo(^▽^)o