- ベストアンサー
日体大のAO入試について
息子の受験について募集要項などをみています。日体大のAO入試に第一志望と書かれてますが、これは専願と同意味でしょうか?二つの志望校があるようですが、第一志望は日体大なのですが、やはり自信がないのでもう一つの私立大学もAO受験したいのですが…。専願ならば、もう一つの受験は出来ないのでしょうか?初めての受験生の親なので詳しく教えて欲しいのですが。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
元塾講師です。 日本の大学では、AOの志願者は「その大学を第一志望とし、合格した場合は他の大学を受験しない」という大学側の要望を受け入れて出願しているとみなされます。つまり専願扱いです。ごく稀に、推薦でも第二志望扱いでいい学校もありますが、おそらく今回の2校はそうした措置はないでしょう。 しかし、高校の先生が認める限り2校以上に出願できます。出願から受験・発表までは一定期間あり、第一志望の合格発表前に第二志望の応募締切が来るのであれば第二志望も応募していいということです。ただ、出願の時点で「自分の学校が第一志望でしょ?」という原則があるので、第一志望の合格発表後に選考中の第二志望の辞退をすれば「おかしいでしょ」と大学側も思うはずで、こういうことから高校の先生が出願を認めない(調査書などを出してくれない)場合があります。第二志望と第一志望が逆の場合は、第二志望を合格してもいかないので、それこそ大学の自尊心を傷付けるため、学校の先生が「第二志望だけにしておいたら」や第一志望の選考辞退などを強く促します。 推薦合格というのは高校の先生にとっては「受験指導で楽できるいいモノ」であるため、指定校などの推薦枠を失いたくありません。指定校は「大学が高校に与えるもの」であり、大学が気に入らない高校にはありません(桑田真澄選手で有名な「早稲田にはPLからスポ推薦含めて推薦で合格した人は20年以上いない」は有名です)。 また、指定校でなくても「数年前に裏切った学校だ」となり、公募などでもかなり不利になります(先輩が原因であり、その受験生自身には何の落ち度もありませんが)。 こうしたことから、推薦枠・合格率を維持するためにも、学校の先生は複数受験は勧めないのでしょう。もちろん、制度上はできるので主張してもかまいませんが、嫌がらせで直前になって成績を下げるなども先生たちはやりたい放題です。その辺のコントロールはご自身やお子さん次第です。 ただ、覚えておいてほしいことは「学校の先生は自分たちが楽・得するように動き、生徒のために動かない」ということです。彼らは、生徒の難関大学合格に関してなんら関心がありません。昇進や給料アップが見込めないものに時間を使うなら早く帰ってビールを飲みたいからです(私立はそうではありませんが小公立は役所の人間と同じです)。学校の先生がお勧めする方法に、学校の先生に都合のいいような方法かをしっかり検証した方がいいです。 最後に、正直、日体大でAOで合格するには「突出した成績」が必要です。ただでさえ一般でも「スポーツ優秀者」が多く、彼らを凌駕する能力がない限りAOで取る意味がないからです。AOは筆記試験がない代わりに実績がモノを言います(体育大学において面接や小論文などの比重は驚くほど軽いです)。大学としては、筆記の能力判定ができないリスクを取るのでかなりの優秀者しか合格させません。受験生としては「自分の中で体育が一番得意」で体育大をAOで受験する気持ちはわかりますが、大学は「突出した人材」だけを合格させます。体育が得意な人の中から選抜しているのです。 「他の科目は全部50点で体育だけが70点だから体育大」は本人の都合に過ぎず、大学は「体育の成績はもちろん100点で、その人材から選抜」の意識です。際立った成績(志望理由書に書ける実績)がない場合はまず合格しないと考えた方がいいです。噂ですが、「推薦不合格で一般受験した人には加点」という制度があります。その目的でAOを受験し、一般で合格されることをお勧めします。日体大や日大にAOで合格するには「箱根駅伝に1年から出場できる」人材でないといけませんから…。そういう大学です。 ご参考までに
その他の回答 (1)
- toshipee
- ベストアンサー率10% (725/7148)
AOはエントリーだけで、面接や課題を繰り返し、合格が確約されれば願書提出です。それには期限がありますので、それまでに出さなかったらおじゃんです。ただ、頭と専門の実力は自己責任となります。つまり、面接だけで済む分、ついて行けなかったらお宅の責任となります。日体大の場合、体育系クラブの実績があるんですよね? ただ、企業はAOを嫌うと言います。苦労がないので面接したら何も応えられなくてすぐわかると。その辺よく考えてくださいね。
お礼
ありがとう御座います。小さな頃から体育系とは縁が切れることはなかったのですが、取り入って入賞などはありません。厳しい世の中なので心配していますが、自分で乗り越えてもらいたいと願ってます。早々にありがとうございました(^^)
お礼
一番知りたかった事がズバリ教えて頂けた気がします。甘い考えの親でして、息子も甘く軽く考えている気がします。もう一度、親子で話し合って見たいと思います。ありがとうございました。