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渡辺淳一さんの小説は何がすごいのでしょうか?

直球の質問になりますが、先日亡くなった渡辺淳一さんの小説のすごさがどうもわかりません。もともと整形外科医だったり、直木賞をはじめ様々な賞を受賞し、多くの文学賞の選考委員にもなっていたりと、表面的に見ればすごい人なんだなというのはいやでも分かるのですが、その文学性というか作風のすごみについて知りたいです。 どうしても『失楽園』とか『愛の流刑地』とか、どろっとした不倫モノのイメージ(特に映画)が強く、、たまたま私がそういう種類の小説しか知らないだけだと思うので、渡辺さんの小説の魅力について詳しい方に教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

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noname#198792
noname#198792
回答No.6

>に限って映画化されて話題になっただけ、ということなのでしょうか んー…質問者さんが知ってるのが失楽園、愛の流刑地、って最近のもの ってことじゃないでしょうか。 「遠き落日」も映画になってますし 他にもいろいろ映画になっています。 花埋みもドラマ化されていたり、昔から映像化はたくさんありますよ。 ちなみにしょーもない、といっても ポルノというか、快楽的、ポルノ的なものというのは 誰しも欲望としてはありますし、大衆には受けますよね。 多数派に受け入れられる、楽しみやすいということもヒットするには大事ですね。 ジャニーズやももクロやAKBだって 音楽レベルが高いわけでも芸術的なわけでもないけど、売れて評価されています それを文学らしくまとめるか、単に実用的に描くかっていうだけで。 「化身」なんかはきちんとその時代や背景にあっていたし 私は若い女性だったからまあおっさんなら喜ぶだろうなと思いましたが 主人公に近い立場の社会的地位のおっさんならリアリティや 男としての理想、女性の魅力の描写などは楽しめたのではないかと思います。 または、その立場になくてもお金や社会的地位に余裕のある男性の 都会での女性遊びへの憧れ…とかで読んだ男性もいるでしょう。 この化身は、私は本筋は「痴人の愛」に近いと思います。 痴人の愛も文学史に残る作品ですが、まあしょーもないといえばしょーもないですよね。 それに現代ではその程度のことを書いたからといってなんだ、っていう。 でも人間を描いていると考えればそれでも深みもあるとは思います。 しかし愛の流刑地や失楽園は時代錯誤、書いてるうちに設定は矛盾したり 登場人物の感覚も考え方も支離滅裂 刺激的に描こうとした性的なシーンも大したことない ただ性描写をどやどやと繰り返す、痛々しい爺さんの作品という感じがしました。

marico1982
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、納得感があります。「痴人の愛」は読みましたが、「化身」も近しい感じなんですね。まずは読んでみようと思います!

その他の回答 (5)

回答No.5

文学小説を読んでいるふりをしてポルノが読みたい!という欲求に応えたということでそう。 私の世代だと失楽園より「化身」の黒木瞳ですね。 要はみんなエロが好き!ということでしょう。

marico1982
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。学小説を読んでいるふりをしてポルノが読みたい! みんなエロが好き!っていいですね笑

noname#198792
noname#198792
回答No.4

まあ少なくとも失楽園や愛の流刑地とかはしょーもなかったですね。 もう、老害という感じじゃないでしょうか。 古い、感覚、今では目新しくもない性描写。 古い作品はまあまあいいものもありますよ。 医師免許もあり、医療をテーマにしたものや 花埋み。遠き落日のような伝記小説とか…。 今の時代では性描写とかも当たり前ですが 文学作品の範疇で、文学として、あらわな描写をしたという意味では 当時は割と新しかったのではと思います。 その時代だから価値があった、というものはたくさんありますね。 ほどほどなら男女の性愛と心理を掘り下げた作品にも おもしろいものもありますが エロ爺のうんちくと持論を聞かされるような小説はまったくつまらないですね。 心臓移植とか、伝記ものとかのほうを読んでみてはいかがでしょうか

marico1982
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。なるほど、「しょーもいもの」に限って映画化されて話題になっただけ、ということなのでしょうか。テーマが違うものを読んでみようと思います。

回答No.3

「君もコクリコわれもコクリコ  与謝野鉄幹・晶子夫妻の生涯」は読み応えがありました。お勧めの一冊。

marico1982
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。おすすめの本チェックしてみますね^^

  • spring135
  • ベストアンサー率44% (1487/3332)
回答No.2

>先日亡くなった渡辺淳一さんの小説のすごさがどうもわかりません。 何故に「すごさ」の存在を前提にして議論しなければならないのか。 私は彼の作品を何冊か立ち読みした程度であるが、つまらないポルノ小説だという感想しかない。 質問者が自分で読んで感じたままでよいのではないか。 ある新聞における、彼の訃報が「あくなき愛と性の追求」という見出しになっていたが、 要するに、くどいポルノであるといっている。 文学における「すごい」とは簡単に偏見としてあえて言うが、ノーベル文学賞級の作家ということである。

marico1982
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。すごい前提というのはちょっと誤解を与えてしまったと思いますが、それこそ「くどいポルノ」だけでは評価されるわけないよね、と思ったまでです。

noname#194948
noname#194948
回答No.1

自分で読めばいいじゃないですか。

marico1982
質問者

お礼

そうなんですが、それじゃあこういうサイトの意味ないですよね、、、単純に詳しい方に教えを乞うているだけですし。

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