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級数の収束・発散について

次の問題について教えていただきたいです。 正の実数列{a_n}について Σa_n=∞ 成り立つとき (1) 級数 Σa_n/(a_1+a_2+…+a_n) の収束・発散を判定せよ。 (2) 級数 Σa_n/(a_1+a_2+…+a_n)^2 の収束・発散を判定せよ。 以上です。級数は3つともすべてn=1~∞の和です。 (1),(2)ともに分数の分母は和,和の二乗です。 (1)は発散・(2)は収束と結果は予想が容易につくのですが証明がさっぱりです。 よろしくお願いします。

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  • muturajcp
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回答No.1

正の実数列{a_n}について Σ_{n=1~∞}a_n=∞ とする (1) 自然数nに対して S(n)=Σ_{k=1~n}(a_k/Σ_{j=1~k}a_j) とする {a_n}を 1群,a_1 2群,a_2,…,a_{m(2)} 3群,a_{m(2)+1},…,a_{m(3)} … n群,a_{m(n-1)+1},…,a_{m(n)} … b(n)=Σ_{j=m(n-1)+1~m(n)}a_j b(n)≦b(n+1) となるように群数列に分割する m(1)=1 b(1)=a_1 とする ある自然数nに対して自然数m(n)と Σ_{k=1~n}b(k)=Σ_{j=1~m(n)}a_j となる{b(k)}_{k=1~n} が定義されているとき Σ_{n=1~∞}a_n=∞だから Σ_{j=1~m(n+1)}a_j≧b(n)+Σ_{j=1~m(n)}a_j となる自然数m(n+1)と b(n+1)=Σ_{j=m(n)+1~m(n+1)}a_j が定義できるから 任意の自然数nに対して自然数m(n)と b(n)=Σ_{j=m(n-1)+1~m(n)}a_j Σ_{k=1~n}b(k)=Σ_{j=1~m(n)}a_j となる{b(k)}_{k=1~n} が定義できて 任意の自然数nに対して b(n)≦b(n+1) だから 自然数i,kに対して i≦kならば→b(i)≦b(k) だから 自然数kに対して Σ_{i=1~k}b(i)≦kb(k) Σ_{j=1~m(k)}a_j=Σ_{i=1~k}b(i) だから 0<Σ_{j=1~m(k)}a_j≦kb(k) だから b(k)/Σ_{j=1~m(k)}a_j≧1/k 自然数jに対して j≦m(k)ならば →Σ_{i=1~j}a_i≦Σ_{i=1~m(k)}a_i →1/Σ_{i=1~j}a_i≧1/Σ_{i=1~m(k)}a_i →b(k)/Σ_{i=1~j}a_i≧b(k)/Σ_{i=1~m(k)}a_i≧1/k ↓b(k)=Σ_{j=m(k-1)+1~m(k)}(a_j)だから Σ_{j=m(k-1)+1~m(k)}(a_j)/Σ_{i=1~j}a_i≧b(k)/Σ_{j=1~m(k)}a_j≧1/k だから任意の自然数nに対して Σ_{k=1~n}Σ_{j=m(k-1)+1~m(k)}(a_j)/Σ_{i=1~j}a_i=Σ_{j=1~m(n)}(a_j/Σ_{i=1~j}a_i) だから S(m(n))=Σ_{j=1~m(n)}(a_j/Σ_{i=1~j}a_i)≧Σ_{k=1~n}1/k>log(n+1) だから 任意の正数L>0に対して N>e^Lとなる自然数Nが存在して m(N)≧N n>m(N)となる任意の自然数nに対して S(n)>Σ_{j=1~m(N)}(a_j/Σ_{i=1~j}a_i)≧Σ_{k=1~N}1/k>log(N+1)>L だから lim_{n→∞}S(n)=∞ ∴ Σ_{n=1~∞}(a_n/Σ_{j=1~n}a_j)=∞

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