• 締切済み

今後の自動車業界の動向

4月から消費税も5%から8%、アベノミックスによる景気の梃子入れ、さらに来年10月消費税8%から10%へ増税予定。今後、自動車業界はどうなると思いますか?

みんなの回答

回答No.7

自動車業界で働くエンジニアです。 デンソーの相談役である深谷紘一氏が書いた書籍「会社を育て人を育てる品質経営」の 第5章に、自動車業界の今後が述べられています。 これは、大変参考になると思います。 自動車産業は、堅調な新興国の需要に支えられ、まだまだ成長産業です。 このことから、日本の自動車の販売先は、海外シフトが進むでしょう。 今後は、インドネシアなど経済成長国がターゲットになります。 日本は今後も開発拠点であることは間違いないと思いますが、 キーパーツ(インジェクタとかHEVのインバータ)を除いて、 生産は海外の低賃金国に移ると思います。 タイが洪水のとき、日本の生産ラインが止まったことから分かるように、 型モノ部品の生産は既に海外に依存しています。 日本の自動車は、その生産技術・品質は世界トップクラスだと思いますが、 今後は、安全・環境の「技術」の競争になります。 安全は、グーグルのコネクテッド・カーの技術を各社が負けじと追っていますが、 これは、社会インフラとの協調が鍵となりますので、 自動車業界だけでなく、建設業界・道路行政と一体となった取り組みにより、 デファクト・スタンダードを作って世界と戦わなければなりません。 石油はまだ埋蔵量がありますが、脱化石燃料、低炭素社会の実現に向けて 都市単位で渋滞を緩和する技術を握った者が勝者となります。 これはITSの技術です。 いずれも負けたくありません。 アベノミクスは、単一業界だけでなく、日本の産業構造そのものを変えようとしています。 職域(組合)や団体(農協など)を軸に考えると、産業構造は変えられませんが、 もっと広い視野で遠い未来を見つめて、世界と戦える産業を育てなければなりません。 消費税が30%でも、やっぱり車を使いたい。自分のライフスタイルは車と共にある。 自動車産業は消費者にこう思って頂けるように、 さらに価値のある自動車を作ろうとしています。 今、20代の若者が40年後定年を迎えるまで自動車業界が存続していられるように、 エンジニアは努力しています。 応援して下さい。

  • e716
  • ベストアンサー率36% (4/11)
回答No.6

現在単独で生き残っているのはトヨタとホンダだけですね。2社の収益基盤は既に日本ではないです。しかし2社とも国内に新たな生産工場を立ち上げています。宮城県と埼玉県でアクアとフィットという最重要車種を生産しています。これはジャパン品質が2社の基本であり世界で勝ち抜いていくために必要と考えるていると思われます。増税等で一時的な国内販売台数減はありますが関連関係企業及び鉄鋼化学繊維等の企業も巻き込み国内収益アップを果たすでしょう。2社との競争をする日系他社もそれぞれの特色を生かす方向にシフトしています。 これから長い年数をかけながら自動車に電気等の新しい仕組みが取り込まれるでしょうから異業種間での連携を深め最大の強みのジャパン品質を高めていくと思います。 1社だけフランス系の企業は方向が違うので…どうでしょうかね。

noname#195171
noname#195171
回答No.5

ますます海外需要に傾くでしょうね。 その内、国内生産が減って、国産車なのに逆輸入品。となるかも。 パソコン業界がそうだよね。 そとみはメイドインジャパンなのに、中は、フィリピン製ゃら中国製。しかも、多国籍部品でメイドインジャパン。 ですからね。 ある意味、詐欺にも近いと思うけど。 で、それが嫌なら、若い世代に物を作り出す為の技術的な教育とか本格的に乗り出さないと手遅れになると思うけど。 自動車業界も、パソコン業界同様だと思うけど。 その内、デザイン的な設計も、外国人の設計。 なのに、国産。と、言われてホイホイ購入する日本人って、自分から見てもアホだなと思います。

回答No.4

壮大な話ですね。 他の回答者様のご意見は増税や短期的な景気動向に限らない、全体的な業界の話になるかと思います。 昨今の増税や景気動向の観点だけでいえば、国内の消費にマイナスはあってもプラスはない、としかいいようがありません。当たり前ですが。 で、業界はどう動くかといえば、当面せっせとコスト削減するしかないでしょう。 輸出も視野に入った金持ち向けの高性能車には影響少なそうですが、売り上げの大半を占める庶民のための車の品質には、コスト削減の煽りを大きく受けるでしょうね。 あとは日本の景気の外、海外展開のさらなる加速でしょう。 例えばスバルは主力車種のレガシィを北米市場向けに特化して成功していますね。 (国内では失敗→幸い儲けが出たので日本専用にレヴォーグを企画という、昨今では珍しいケース) マツダは、VWやBMWのような、世界のどの国でも通用するグローバルカー作りに力を入れていて、一昔前に比べると見違えるくらいによくなったと思います。 軽自動車は別として、日本市場だけ見て車を作る時代はもう終わっていて、グローバルな車作りで生き残れるかどうかがもっとシビアになっていくのが今のこの業界だと思います。 日本市場は基本的に車に興味が薄いので、根本的には欧州のようなよい車作りをして、海外で売りつつ、日本市場にもいかに興味を持ってもらえるかと、日本ならではのハイブリッドや水素技術をどこまで海外向けに遡及できるかがキーだと思います。

回答No.3

来年十月までは駆け込み需要があるので現状維持は可能でしょう。 しかし2年後、それ以降にはどうなるかは分かりません。 増税分が巷に循環するかどうかも不確定なままなのです。 これらも含めて 様々な要因が重なり自動車需要は横ばいはあっても上がることはありません。 また海外での現地生産化率は加速傾向にあり輸出需要も見込めません。 現状の国内生産はほぼ国内需要向けのみになりつつあります。 生産規模の現状維持自体が難しいのです。 いくつかの国内工場の閉鎖は既定路線ですから楽観視はできません。 現状の業界を見ているとやるだけのことはやり尽くした感が強いです。 今後できるのは人のクビ切りくらいでしょう。

回答No.2

 今後といいますか、数年前から自動車メーカーは海外に生産がシフトしていってます。  トヨタ自動車を例にとると、10年位前は生産台数の内日本が半分位ありましたが、現在は3割程度まで減少しています。  一応トヨタとしては部品メーカーの技術力維持のために国内300万台の生産はなんとか残したいと言われていますが、体力のあるトヨタだから言える話であり他メーカーは海外に移っていくと思われます。  私の会社も海外生産が増えていってますので、自動車業界としては海外での現調化がますます進むのは間違いないです。  簡単ですが、参考になりますでしょうか?

  • zkxzm4kz
  • ベストアンサー率11% (601/5075)
回答No.1

国内の車市場の激戦を勝ち残ったのが、 軽自動車、ハイブリッドをはじめとする低燃費車、多人数がのれる5ナンバーミニバンです。 これらは当然のことながら輸出車へも技術が使われるので 元はとれると思います。 車体の軽量化やエンジンのアトキンソンサイクル化、とにかくやすく作れる技術は どのメーカーも手にしているので、つぎは運転して楽しいか、がくるようなきがします。 プリウスの運転性の低さだともう先にはいけないし スカイアクティブが成功しつつあるのでこの方面へいくしかないでしょう。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう