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お受け取りした、いただいた、受領、拝受、領収など

 日本語を勉強中の中国人です。資料をもらった丁寧な返事の書き方として、下記の五つの日本語はみな自然な日本語に聞こえますか。それぞれどのような時に使うのか教えていただけませんか。これらの言葉の違いがよくわかりません。 1、資料、お受け取りいたしました。 2、資料、いただきました。 3、資料、受領いたしました。 4、資料、拝受いたしました。 5、資料、領収いたしました。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.2

1、資料、お受け取りいたしました。 : 「受け取る」は、「自分の中で完結する動作」と捉えるほうが自然です。 つまり、「相手に向かう動作」ではないので、「お~いたす」という謙譲表現の型を使うと不自然になります。 2、資料、いただきました。 : 一応、自然な表現と言えます。 3、資料、受領いたしました。 : 品物や金銭を受け取った場合の表現なので不自然です。 4、資料、拝受いたしました。 : 「受け取る」の謙譲語なので、敬語としては、もっとも正式の表現です。 ただ、若干、堅苦しいニュアンスになりますので、相手やシチュエーションに応じて使い分けをなさると良いでしょう。 5、資料、領収いたしました。 : 金銭を受け取った場合の表現なので、不自然です。 6.(ex) ・ご送付いただいた資料(は)、たしかに拝受いたしました。 ・ご送付いただいた資料([ は / が ])、間違いなく手元に届きました。 ・ご送付いただいた資料(は)、たしかにいただきました。

sobatya_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。1についてはこれ以上追求するつもりがないので、今回はこの辺で。失礼いたしました。おかげさまで、今回のわたしの質問はすでに順調に解決できました。ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • hakobulu
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回答No.7

#6です。 またまた訂正です。 申し訳ありません。 × 、「言う」「受け取る」という自分の行為が、「相手の言ったこと」「相手のくれたもの」に向かう動作である、と解釈することが全くできないわけではありません。 ○ 、「分かる(理解する)」「受け取る」という自分の行為が、「相手の言ったこと」「相手のくれたもの」に向かう動作である、と解釈することが全くできないわけではありません。

  • hakobulu
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回答No.6

#4です。 sobatya_cnさん、横レスになりますがご容赦ください。 冷静な言葉での応酬は有益なはずです。 異議を申し立てた#5さんは、論点を深く追求しようとする真摯な精神の持ち主であることは明らかであり、わたしとしては敬意を表しつつ回答させていただきます。 あなたの質問にも直結することなので、ご理解いただけることでしょう。 > もう一つの、「受け取る」が自己完結する語だとおっしゃるのは、始めて聞いたことでびっくりしたのですが、多分「分かる」などがそうであるように、「分かりました」としか言えない(「お分かりしました」は不可)のような語をそう表現されたと思います。 : そのとおりです。 >「お分かりになる」のように尊敬語の言い方にはなるのに、謙譲語の言い方はない。このような語は「あるく」「生まれる」など、言ってしまえば自動詞ですね。「受け取る」は他動詞と思いますが、いかがでしょう。 : まず、「分かる」は「理解する」と同義の場合、他動詞だと思います。 その上で申し上げると、他動詞だからといって必ずしも謙譲語1が適用可能ということにはならない、と考えます。 「話す」「持つ」「伝える」などは、基本的に謙譲語1が適用可能ですが、今回懸案の「分かる」「受け取る」などは、それが極めて難しい言葉だと思います。 たしかに、相手の言うことを分かる(理解する)、相手のくれたものを受け取る、という状況で使われるので、「言う」「受け取る」という自分の行為が、「相手の言ったこと」「相手のくれたもの」に向かう動作である、と解釈することが全くできないわけではありません。 こう解釈すれば謙譲語1も適用できるわけですが、しかし、「分かる(理解する)」「受け取る」という動詞が意味するものは、「何を分かる(理解する)のか」「何を受け取るのか」よりも、「分かる(理解する)」「受け取る」という自分自身の行為自体に重点が置かれた言葉だと捉えるのが適切だろうと思うわけです。 「お受け取りいたしました」は、「耳慣れない」ということではなく、よほど特殊な状況でもないかぎり誤った表現になる、ということです。 これを可能とするのであれば、その特殊な状況を提示した上で述べる必要があると思います。(しかし、今回の場合、それを敢えて挙げてまで述べる意義はほとんど無いというのが、わたしのスタンスですが) 他で言えば、そうですね、「ご了解(いた)しました」なんかも、ほぼ同類かな、という気がしますね。 「了解する」という自分の行為の向かう先は、たしかに「相手の言ったこと」なわけですが、それよりも、【自分自身が了解した、という要素の強い表現】なので、謙譲語1の適用はそぐわない、と判断するのが妥当でしょう。   

  • OKAT
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回答No.5

 回答者どうしが批判しあうのはあまり好みませんが、二つの点でわたしの考えが否定されました。一つは「二重敬語」についてですが、これはわたしの考えちがいでした。結果的に「二重敬語」は関係ないことになります。「謙譲語I」の敬意の対象になる人と「謙譲語II」の聞き手として敬意の対象となる人とが同一人であり、使い方としては間違っていません。  もう一つの、「受け取る」が自己完結する語だとおっしゃるのは、始めて聞いたことでびっくりしたのですが、多分「分かる」などがそうであるように、「分かりました」としか言えない(「お分かりしました」は不可)のような語をそう表現されたと思います。「お分かりになる」のように尊敬語の言い方にはなるのに、謙譲語の言い方はない。このような語は「あるく」「生まれる」など、言ってしまえば自動詞ですね。「受け取る」は他動詞と思いますが、いかがでしょう。 もっとも、謙譲語Iには、「お~する」のような一般的な型にはまった言い方をするものと、個々の語に独自の言い方をするものがあります。後者の例は「見る」に対する「拝見する」のようなものですが、この「受け取る」も、すでに使われている「拝受する」があるので、「お受け取りする」は耳慣れないし、適当な言い方ではないとは思います。その点は、外国人といえども注意いしておくべきだと思います。この人たちは少しでも多くの言い方を揃えようとする傾向がありますね。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.4

#2です。 再びすみません。 ちょっと補足させてくださいね。 二重敬語に関しては、文化審議会(敬語の指針 30ページ)で、 『一つの語について,同じ種類の敬語を二重に使ったものを「二重敬語」という』と定義されています。 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf たとえば、sobatya_cnさんが社長に対して、「わたしが先生に話します」と言ったとすれば、これは、先生に対する敬意が示されていません。 「話す」という自分の行為が、敬意を示すべき相手(先生)に向かうものなので、「お~する」という謙譲語1の型を使って、「わたしが先生にお話しします」と言う必要があります。 ただ、このようにしても、先生に対する敬意は示されていますが、話している相手(聞き手)である社長に対する敬意は示されていません。 聞き手に対する敬意を示す場合には謙譲語2をつかいます。 「する(します)」の謙譲語2は、「いたす(いたします)」です。 これを使って、「わたしが先生にお話しいたします」と言えば、先生にも社長にも敬意を示していることになります。 この場合、「お~する」は謙譲語1であり、「いたす」は謙譲語2です。 つまり、【同じ種類の敬語】を二重に使っているわけではないので、二重敬語にはなりません。 「お受け取りいたしました」の場合も同様で、二重敬語という理由で不適切になるわけではありません。 あくまで、「受け取る」という自分の行為が、「相手に向かう動作」ではないので謙譲語1を使うことはできない、という理由で間違った表現になるのです。 ですので、「いたす」を使わずに「お受け取りしました」と表現しても間違いになります。   

  • OKAT
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回答No.3

「お受け取りいたしました」についてのみ。  これは「お受け取りしました」という謙譲語の形に、加えて「する」の部分を「いたす」という謙譲語にしています。言わば「二重敬語」の例と言えるかも知れません。  しかし、文化審議会が出した「敬語の指針」という答申によれば、 『「二重敬語」は,一般に適切ではないとされている。ただし,語によっては,習慣として定着しているものもある。』  (http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf の30ページ)    と書かれています。この場合もその例に当てはまるなら、OK のように思います。

sobatya_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

回答No.1

「お受け取り致しました」→変です。「お」を「受け取る」につけていますから、自分に敬語をつけていることになります。 「いただきました」→一番自然だと思います。 「受領いたしました」→書き言葉です。 「拝受いたしました」→同じく書き言葉、たいへん丁寧な感じです。 「領収いたしました」→領収書以外ではあまり見ない書き方です。

sobatya_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。いろいろ参考になりました。

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