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お彼岸のお団子について
彼岸入りの日に、30個の団子をつくり、6,3,1の順に上にのせて、供養するとききます。 全部で、三つできるわけですが、その内訳はお墓にいくつ、家にいくつということがわかりません。 また、この団子はその日のうちに家の分は食べるということですが、どうしてかわかりません。 なぜなら、今までにやったことはないし、住職に聴いたこともありません。宗派によって違うのでしょうか、今年一月に母が他界したので、特に丁重に落ち度のないようにしたいと考えています。 また、牡丹餅は中日に備えると聴いていますが、これもどうしてなのでしょうか。団子と牡丹餅のそれぞれの意味合いと考え方について教えてください。
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そんな事をするのはどこの宗派ですか?結局は「団子をつくり」が彼岸の目的のようになってしまって、本来の「彼岸会」の意味から大きくかけ離れていて、そんな事をしても亡くなったお母様の供養にはなりません。「彼岸会」の目的は信徒が諸々の先祖を追善回向していく事が大切です。「追善回向」はお念仏の宗派ではこのような風習はありませんが、肝心な事はその法要に参列する事であり、団子を食べるとか食べないとか?牡丹餅はどうのこうのは、その宗派の僧侶が信徒にお寺に来て欲しいが為にそのような方便を造った話で、全く意味の無い滑稽な話です。仏教では私達が生活している世界の事を穢土(えど)、又は娑婆世界などと呼び、煩悩や苦しみの充満した穢れた国土であると説きます。この娑婆世界を「此岸(しがん)」これに対して悟りの境涯、成仏の境涯の事を「彼岸」に譬えるのです。そして悩みや苦しみを取り除き、悟りの境涯に至る事を「到彼岸(とうひがん)」と言います。
お礼
大変参考になりました。 遅くなり、申し訳ございませんでした。 これから、ずっと毎日、供養していきます。