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評論文ができない

指示語や接続詞が多い文は点数が取れるのですが、少ない文だとどこに線を引けばいいのか分からずまったく点が取れません。 どうすればいいのでしょうか。

みんなの回答

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.8

 仕事柄、業界関係者とも大学関係者とも接する機会も多くありますので、その点から一言。 実際に人事担当者が受験者を判断する材料がどこにあるとお考えですか?。TOEICのスコアがどれ位あるなどをエントリーシートに書き込んでくる学生を採用しても、実際の現場では全く役立たずで「仕事に従事すること」に関して基本の基本からやり直さねば現場では足手まといになって本人の可能性を閉ざすことにもなっているとの話を耳にしたことがありませんか?  実際に「英語にはある程度の自信があります」と大言壮語する学生が過去にも何人か僕の教え子にはいましたが、全く話にならないレベルでした。  海外の研究者が書いた論文をまともに読めないのですから、学生の資質としては疑問符を付けてしまいます。ではなぜそうした「ボタンの掛け違い」が生じるのか。英語を読めても、文意を理解できなければ何の意味もありません。英語の文章を英語で読んでも、国語で理解できなければどうなるでしょう。貴方が相手から発せられている言葉は間違いなく「英語」ですが、貴方がそれを相手に返す時には、先ず自身で内容を整理してから話す。この時に英語で考えていますか、それとも国語で考えていますか?  「指示語の内容」を具体的に置き換えるのは中学校段階での作業です。高校以後ならばメタファの適切な理解ができなければ通用もしません。  川端康成さんの『美しい日本の私』と大江健三郎さんの『あいまいな日本の私』そして駄文である安倍晋三氏の『美しい国日本』で、それぞれの「美しい」「あいまい」が何れの言葉に掛かるのか。それは文章の内容をつかまねば、それぞれの趣旨を読み違えてしまう可能性も多分にあります。いや、確実にあります。  知識を持っていれば対応できるとの一般論に持っていくとしても、その「知識」とやらの内容と文章の書き手が定義する内容が同じであるとの確実な裏付けはどこにもありません。むしろ自らの知識を前提として文章を読んでしまうと、それは誤読につながる可能性が非常に高い。  まずは「基本に戻って」、構成としての段落と意味内容としての段落の違いの使い分け方から始め、文と文の関係と展開の仕方を一つずつクリアしていかねば、前に進むことは不可能です。  順接と逆接、そして主材対象と傍証から主題に関してどう展開していくかとの流れ、こうした部分に着目して文章を読むことをお勧めします。その際には「自身の頭の中を真っ新にして、先入観なしの状態で読む」ことが大切です。  試しに昨年度の文科省全国学力調査の「中学校 国語B」の大問I『カルタ』を解いてみて下さい。簡単なようで存外に骨のある出題です(研究室にいる学生や院生にも解かせてみましたが、Tさん、この問題に「正解」を出すことは途轍もなく困難な作業でしょう。私ならば「範解」そのものが正答であるとは自信を持って言えません、との答が続出してもいました。文科省による国語教育の程度が知れる作問ですが)。

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.7

3番さんの仰るとおりですが、良く言えば、解らないということが判ってはいるのです。 最悪から二番目のケースは、全く力が無いのに、出来ていると思い込むケースです。 幸いなことに、点が取れてないのでしょう。実力が無いのに点だけ取れると不幸が訪れます。 あなたの場合はそうでは無さそうです。 手を出した教材名は、きちんと書いておいてください。書かれたところで私がそれらを知っているかどうかは判りませんが。 現代文の教材は、出来不出来があります。 数学の問題集のように、出来不出来はあっても、レベルさえ合っていれば、やれば何かは身につくだろうというものではありません。 ただ、そこまで判らないとなると、全体的な学力=オツムの出来も懸念材料となります。 高校の偏差値と、大凡の校内順位(上の中だとか中の下だとか)を書いてください。 また、高校で模試を受けたのであれば、各科目の偏差値と正確な模試名を書いてください。 実はこう書いてもきちんと答えられる人が希だったりします。みんな基礎的な国語力が欠けているのです。 このまま大学四年生になり、研究室に配属されたところで、学術論文(英語)が読めないのです。 英語は訳せても、言語情報読解力が無いと、意味が解らなかったり、意味を取り違えたりします。 勿論、今からする勉強も、言語情報読解力が無いために、誤読をしたり、読んでも頭に入り辛かったりするはずです。 私と3番さんなら、おそらく教科書的な本を読んでその内容を身に付ける、といったときに、おそらく私の方が3倍から10倍時間がかかるだろうと思います。読解力の差です。 あなたなら、おそらく私の3倍以上時間がかかり、しかも誤読しかねません。 この段階で現代文に目を付けたのは大正解です。 もっと早くても良いくらい。 文科省レベルですべきことを間違えている科目ですので、その辺の高校の授業では伸びません。 従って、ダメならダメで、それをしっかり認識し、基礎的な解法(線を引っ張るだのという些末なことはどうでも良いのですが)、文章の読解方法が身につく教材をやらなければなりません。 どういう勉強をして良いのか判らないから、闇雲にその辺の問題集をやっていれば良いだろう、というのが失敗するパターンです。 いえ、この科目は、天才が居る科目です。天才は、何をやっても構わないのです。出来れば良いんです。 ところが、凡人が天才の真似をしてはいけないのです。 また、基本的に、教材はトライアンドエラーだと思ってください。 現代文の基礎教材は、一部を除き、量はそんなにないはずです。厚いと思っても読めばかなりのペースで読めてしまう物が多いでしょう。 だから、「一冊やり終えて」エラーだったなら、次にトライしなければダメです。 問題集を数冊やった、というのがそういうことであるなら、その点については良いと思います。

noname#204899
noname#204899
回答No.6

文章を読んでも何が大事かわからないということなので、入試現代文の背景知識を充足するのが一番かと。 早い話が文章というものは、それと関係していることを知っていれば簡単に読めるし、知らなければ読み進めるのは難しいものです。 たとえば、大学受験の現代文で満点が取れる人がいたとしましょう。 そんな彼に科学の研究論文を読ませたら、彼はそれを入試現代文同様に理解できるのでしょうか? 答えはnoです。 いかに思考力や論理力というものがあったとしても、科学論文に関する知識がなければ読み進める事自体が無理でしょう。 知らない言葉や考え方のオンパレードですから。 逆に偏差値40の人だろうと、自分の趣味や好きなことについて書いてある文章であれば知っていることも多く、状況もイメージしやすいので意外と簡単に読めます。 当然それに関する設問にもすんなり答えられます。 余談ですが、現代文で点数が上下するのはこの知識に格差があるからです。 あることはよく知っているけど、あることは全然知らない。 それが上下幅を産みます。 話を元に戻すと、必要なのは入試現代文を読んだ時に、「どっかで読んだような話だな」と思えるようにすることです。 入試現代文を解く目的を背景知識を覚えることに設定しましょう。 時間とか解き方とか、とりあえずはどうでもいいです。 文章を読むことも、解くことも、解説を読むことも、全ては背景知識を得るためだと思ってください。 基本的にやることは、文章を読んで自分の言葉で説明できるくらいまで繰り返し読むというだけです。 一見普通ですが、この普通をやっている人はかなり少ないです。 自分の言葉で文章内容が説明できれば、根幹部分は頭に入っているはずです。 あとは1冊のテキストを何度も周回することで知識が定着していきます。 周回もせずに他のテキストに手を出すのは無意味なのでやめましょう。 せっかく蓄えられ始めた背景知識が霧散します。 後はこれの繰り返しで、初見の文章であっても既視感が生まれ、読みやすくなり、付随する設問もサクサク解けます。 センター程度であれば、小細工などなくてもこれだけで満点が取れます。 自分は中3の段階で取れました。 現代文or国語というと、読解力だの論理的思考力だの胡散臭い言葉が乱立しますが、根本的には知識勝負です。 知っていれば読めます。 知らなきゃ読みにくいんです。 がんばって背景知識をたたきこんでください。 そうすれば現代文がいかに楽な科目かを知ることができるでしょう。

noname#208225
noname#208225
回答No.5

他の方のご回答が優れていると思うのであまりお役に立てないかもしれません・・・。 問題集のレベルが分からないのでセンターの話をしているのだと仮定します。 理系で2次の問題に小論文や国語が出るとは思えないので。違うのであれば書いてください。 理系なので評論文が得意になる必要性はないと思います。そのかわり、漢字や古典文法、漢文など確実に取れる知識問題は完璧に解けるようにしておいた方がいいと思います。センターであれば評論文や小説など、年度によって難易度が変わる問題よりもある程度文法が限られている漢文や古典に力を注いだ方が高得点を目指せると思います。 最悪マークだけして評論文を捨てるという選択肢があります。評論文では漢字と2問ぐらい当てて25点ぐらいとって、あと漢文で満点近く取れればある程度相殺できると思います。僕は国語は古典と漢文だけやってあとは捨てました。 国語よりも理系ということなので英数理がしっかり点数が取れる必要があると思います。国語で取れないことより、得意科目であと何点伸ばせるということを考えた方がいいと思うのですが。僕は英語と地理でした。 僕はドべですが使った参考書を書いておきます。 現代文:『決める!センター現代文』(読んだだけ) 古典:『マドンナ古文』&『マドンナ古文単語230』『歌で覚える古典文法』 漢文:『漢文ヤマのヤマ―三羽邦美の超基礎国語塾』 少しでもお役に立てれば幸いです。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.4

 指示語や接続詞の多い文は何とか理解できるが、暗喩やレトリックが読めないならば、それは文脈の理解の仕方が身についていない状態でしょう。  接続詞を使わずとも逆接を表現する事は可能です。Aという文の中身とは逆の意味を綴っていたり、逆側から見たらどうなるかとの問題の視点を変えているとのことですから、その内容を一つ一つ追っていけば理解もできるはずです。  >線を引く これがどの様なテクニックを弄んでいるのかは定かではありませんが、読解を単にパターン認識的な方法で対応しようと考えているのでしたら、それは間違いです。  パターン認識で対応できる文章などたかが知れています。けれども実際の試験問題はそのパターンでは対応できないものを敢えて出題もする。  理系だから、というならばむしろ「論理展開の仕方」はお手物のはずです。それができないならば、本質的には理系であると呼ぶこともあやしい。  この文面からも読み取れるように、どうも「答やテクニックだけ」を欲しがっていて、むしろ「それに至る道筋の 捕まえ方」をどこかに置き忘れているのではありませんか?。  小説でも同じです。内容的な段落の分け方を問われたなら、今の質問者様のスタイルではお手上げ状態になるはずです。それほどに文脈の理解が欠落しているともいえますので、先ずは基本に戻ることをお勧めします。  線を引くなどのつまらない小細工を勧める参考書など捨ててしまうに限ります。昨年そして今年のセンター試験に出題された現代文もさほど難しい問題ではありません。もう一度、解いてみて「解説」に示されている説明文を読んでみて下さい。自分の頭で考えてしまうと誤読に繋がる。これが第一原則ですので、先ずは頭を真っ新にしてその文を読み解析してみることが大切です。そうすれば必然的に筆者の論理を浮かび上がらせることができ、それを簡潔に整理すれば範解にほぼ近い内容となるはずです。  問題文と喧嘩してはダメですね。貴方がどう考えようと、それは別問題ですから、採点とはかけ離れたものになります。

  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.3

問題集ではなく参考書をやるのです。誤った読み方が身についたままでは演習を重ねても効果は薄い。 何をやったか書けと#2さんに言われているでしょう。それに答えていない時点で読めていない証拠。 「読み方を指南してくれるプロ」は何人もいるので、その著書から肌に合うものを選ぶことになります。「指示語に線を引く」というのは方法論のひとつに過ぎず、みなそうやって正解に届いているとは限りません。

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.2

まず、いつ入試を受けるのかを書いてください。 次に、何の教材をやったのかを書いてください。 基本的に、ある教材をきちんと身に付けて、それでも解けない(特に基礎レベルで)のであれば、著者を変え、次の教材に当たるべきです。 基礎レベルであれば、要するに文章が正確に読めれば点は取れるはずです。 線を引っ張ってどうのこうのから抜け出せないというのは、要するに文章が読めてないわけです。 文章の読み方を身に付ける、文章が読めるようになる、という観点で、基礎から勉強し直しです。 線を引くだ何とかの解法だ、何やら特殊な芸を身に付けろ、という科目ではありません。 できない人には、解法は重要だと思いますが、それは目的ではなく、あくまで初歩段階での手段です。

momouo
質問者

補足

理系です。来年に入試を受けます。問題集を数冊やってみましたが、手も足も出ませんでした。 文章を読んでも何が大事なのかがまったく分かりません。

  • gouzig
  • ベストアンサー率25% (536/2078)
回答No.1

表題が「評論文ができない」とありますね。 日本語文章を書き方は、目的によって違ってきます。 例えば、小中学校では言葉や漢字の基礎知識の習得を目的にします。高校から大学などでは徐々に何を伝えるかというような内容が重視されてきます。 しかし、社会人になると漢字や熟語といった知識の問題は重視されません。何が重視されるかというと正確に情報を伝えることです。ですから、いたずらに難しい漢字や熟語を使って情報がうまく伝わらない危険を避けます。もっと分かりやすくいえば、誰にでも分かるやさしい言葉を使うことです。 ビジネス文章では「何々を行う」ではなく「何々をおこなう」や「何々という事を」ではなく「何々ということを」そして「何々で有る」ではなく「何々である」というように使います。要するに国語の漢字テストをしているわけではなく、間違いなく正確に伝えることが求められるのです。新入社員にもそように教えます。 また大切なことは、文章では一つの文章(句点まで)に一つのことだけ書きます。二つ以上のことを書くと何を云いたいのかが分からなくなることがあるからです。そうすることによって、不特定多数の人にも正確にものごとが伝わることになります。 ただし、以上は複数の上場会社で行われていますが、業界によっては多少違う場合があります。ですから、それらの状況を確認した上で文章を書くことをお勧めします。

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