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太古の星空について
天文学はサッパリだけど、星を見るのが好きな者です。 自宅付近では星なんてほとんど見えないので、山間部へ行って寝袋にくるまって空を眺めたりしています。 「数十年前の北海道で満天の星空を見た」「ニュージーランドで見た星空はすごかった」など、旅行した人から聞くことがあります。 当然ですが、人(光)の少ないところや空気のきれいなところに行けば行くほど見事な星空が見えるんですよね。 そこでふと気になったのですが、電気も大気汚染もなかった古代は、どのような星空が見えていたのでしょうか? もちろん現代の市街地と比較してではなく、世界各地の秘境と呼ばれるようなところと比べても明らかに違いがあるのでしょうか? たとえば、今より星のひとつひとつが鮮明に見えるとか、見える星の数が格段に違うなど。 もちろん「大昔の星空を見たことがある人教えてください」という話ではなく、学のある方に科学的見地から教えていただければと思います。 また、「どこそこで見た星空はすばらしかった!」というような話もあればぜひ聞かせていただきたいです。
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- rimurokku
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太古の昔と言ってもせいぜい人の歴史は数百万年で、現在見えている星の位置や歴史は人類とは比較に成らない数十数百億年の長い歴史を経過しています。 つまり、自然界の星は数百万年ではほとんど変わらず、昔の人が見た星空も今とほとんど変わりないはずです。 ただし、空気が澄んでいたとすれば、現代より良く見えたことは間違いないでしょう。 しかも昔の人は視力も良かったとか。 しかし、現代でも未開発で自然が多い場所で有れば文化圏よりは良く見えるはずです。 また、昔の人では無理であったと思われる高山なら、今でも昔と変わらないほど良く見えるかも知れません。 なお、私は名もない山での、雨上がりで空気が澄んでいた時に見た星空は、最高に綺麗だったと記憶しています。 勿論、その時に一緒にいた人との素敵な思い出と相まって。
- kyo-mogu
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藤井旭さんの著書で各地を回った時の話しがあります。図書館とかであるかなぁ。 モンゴルの時の話しがちょうど良いかな。地平線まで満点の星空という事が印象に残っています。 現在、プラネタリウムの最新型ならそれに近いかな。メガスターで天の川を星で表現したことで、より本物らしい星空になっています。メガスター意外でも星の数を増やしている傾向がありますね。
- 久保 泰臣(@omi3_)
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138億年の流れの中では、太古も現在も同じです。 観測最適地アタカマ砂漠だと凄いでしょうね。 オーロラより感動するかも。 .lowrider_2005 さん 槍側から見た大キレットの上の、へばりつく小屋は、 ミッテルレギ小屋みたいで日本的ではありません。 11月初め、4本爪しか持ってなくて、小屋主から、 ダメです、戻るか涸沢に降りて下さい、 と言われて、 新穂高温泉に車を置いてるんです、 そっちは安全なんですか?、とごねると、 禁止はしないが、落ちるなら涸沢側にしてくれ、 滝谷側に落ちても、救助に行けないから。 と言われました。 涸沢岳がブルー気味に凍っていて、数分引き返しましたが、 じっくり見ればルートがあるかも、と思ってトライしました。 夏には記憶にも残らない岩場なのにね。 この小屋で、ある写真家が 時間をかけて自然に溶け込めば ライチョウが羽の下に雛を集めて温める画を見せてくれる と感謝してました。 這松とコケがある所で、風の冷たいときに、 10分くらい静かに見てればこの画が見れます。 夏のライチョウは土瓶状で、雛を呼ぶ声はカエルの様です。
私の家は田舎の山奥にありますが、それでもわずかに光害があり、天の川がなんとか見える程度です。 オーストラリアの奥地に行くと、はっきりとした天の川がみえるそうですね。 おそらく、世界で星がきれいな箇所を探せば、太古の昔の空に匹敵する場所はあるはずです。 太古の昔においても、地域による差が大きかったでしょうね、水蒸気の量(霞)や、砂漠の砂、火山活動など、人工的な大気の汚染以上に自然による影響が大きいと思います。
- lowrider_2005
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偶然ですが私も北穂高小屋のことを書こうと思っていました。 私はこの小屋で働いていたことがあったのでずいぶん堪能できました。もちろん良い天気の日ばかりではありませんけど。 もうひとつ綺麗だった場所は、アメリカの名前もないような荒野のまん中で観た星空です。 月の無い夜でもちろん周りに明かり一つない場所なのに、星明かりで周囲が見える感じ。 広い空に天の川が一面に広がり、遠くの岩山をほんのりと照らして星空に山がくっきり浮かび上がっていました。 でも個人的な一番は北穂。 星の数で言ってもそうですが、星一つ一つの色の違いもわかったし、何というか、それそれの星の距離の違いというか奥行きが感じられて、鳥肌が立つくらい星空がザラザラしたような印象でした。空気が薄いからかもしれません。 30年近く前の体験ですが、今でも忘れることができずにいます。
- 久保 泰臣(@omi3_)
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11月の北穂高小屋で見たアンドロメダ星雲は、 雲みたいな淡い光ですが、月の見かけの大きさより大きかったです。 等級の大きい星々が見えすぎて、星座の形が判らなくなります。 世界各地の秘境でも、日本の田舎でも、北半球では同じなので、 南半球でしか見えない、大小マゼラン雲、ニセ十字と南十字、 なんかを肉眼で見てみたいですね。 肉眼で見る場合、 星の光を邪魔する水蒸気は、 温暖化効果ガスとして認識されているほどで可視光線にも影響します。 冬は その水蒸気が少なく、空気塊の温度差で屈折して、 キラキラして見え、肉眼での観測に良いのですが、 静止画撮影は、長い露出時間のため、ぼけてしまいます。 余談ですが 富士山を除く山で、泊まれる小屋は 北穂高小屋が3000mを越え最高所で、 山頂まで10mほど、石を敷き詰めた平たい場所もあるので、 寝袋に包まって見るのに具合がいいです。 枕を忘れないようにね。