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円盤状の紙から作った紙飛行機の飛び方について
コンパクトディスクの大きさの円盤状の紙の一端を適当に畳んで翼の端になるような紙飛行機(上から見るとセンスのような形になっています。つまむ部分になる後端は下向きにした垂直尾翼のようになっています)を作って飛ばすと、ペラペラの薄い紙のものは高いところから手を離すようにすると実に優雅に滑空しますが、厚い紙のものは普通の投げ方のように少し上向きに強く投げると面白い円弧状の飛び方をします。ちょっと角度を変えると同じ飛行機でも全く別の飛び方をしますが、円弧を描くように飛ぶ点は同じように思います。曲芸飛行を行う飛行機などで実機でもそういうものは存在するのでしょうか。
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円弧状に飛ぶって事は段々と横から見て円弧を描いて高度を下げると言う事でしょうか? だとするならこれは失速と回復を繰り返してのです。 機種が上を向くと上昇しますが速度を失い失速します。 失速すると今度は機種を下げて速度が上がる。 速度が上がると機種を上に向け上昇する。 また失速して…これを繰り返すと横から見ると下向きの円弧を描くように高度を下げてゆきます。 基本実機も一緒ですが、失速をしないように速度や機種上げ角度をパイロットがコントロールしてます。 手放しで無理やり失速状態に持ち込んでエンジン出力を絞ったまま何もしないなら同じような動きをすると思いますよ。
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- foomufoomu
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厚い紙と薄い紙の違いは、たまたま、だと思います。円盤形の紙飛行機は不安定で、ちょっとした紙のゆがみなどできれいに飛びません。厚い紙は重いので顕著に歪みの影響が出るのかもしれません。 http://www.k4.dion.ne.jp/~gatchan/koka_list_2.html 実機の円盤型は知りませんが、ラジコンなどではたまに見ます。
お礼
実際作ってみるとどちらもそれぞれの特徴を持ってよく飛びます。不安定だからこそよく飛ぶのだと思います。もしお暇がありましたらご確認いただければと思いました。ご教示感謝いたします。
追加です。 円弧状という意味は分かりませんが、左または右にまがってしまう場合は、左右のバランスが崩れています。 重心が後ろよりの飛行機を上向きに投げると、Uの字を繰り返すように飛びますね。 紙飛行機は動力のない飛行機なので、上向きに投げると、ある点で失速(=翼から気流が剥がれて揚力を失うこと)します。 セスナなどの小型機の教習でも体験しますよ。一瞬、機内が無重力になるので非常に怖いです。(私は体験操縦で経験しました。) 動力を掛けたまま上向きに上昇して行うのをパワーオン・ストール、水平飛行で動力を切って行うのをパワーオフ・ストールと言います。
お礼
再度の御教示ありがとうございます。私は、翼の形が扇形であることと、特徴ある飛び方(滑空の仕方)に関連がありそうに思うのです。動力が働く場合には、この様な相関はあまりはっきりしなくなるのかとも思いました。考えてみるとグライダーの細長い翼と対照的な形です。
通常の飛行機は、操縦桿から手を放したら、まっすぐ飛ぶように作られています。まっすぐ飛ばない場合は、トリムを調整して合わせます。
お礼
新年早々大変興味深いお話を伺いました。実はこの飛び方は薄い紙で作ったものが示す静かで優雅なものと逆で、むしろツバメのような俊敏で活発な感じなのですが、やはり生き物のように思えるのです。薄い紙のほうは失速せずに滑空するのは初めから終わりまで、最初の位置エネルギーだけで滑空するからであるのに反し厚い紙のほうは運動エネルギーを与えるために失速と回復を繰り返すとすれば実に興味深く感激さえ致します。どうもありがとうございました。
補足
厚い紙で作ったものは高いところから手を反す方式ですと、全然滑空せずにストンという感じで墜落してしまいますが、これは貴方がおっしゃる失速なのでしょうか。また翼の形状や重心などの条件で実機でも動力なしに失速からの回復が自然におこることもあると理解してもよろしいのでしょうか。よ