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スピーカーユニットの選び方について

iBook 2001(@iBook-2001)の回答

回答No.8

再び iBook-2001 です♪ 基本に立ち返って、ワカル範囲でユニットの仕様を斜めに眺めてみましょうかねぇ。 http://audio-heritage.jp/LO-D/unit/l-203.html http://audio-heritage.jp/LO-D/unit/l-205.html http://audio-heritage.jp/LO-D/unit/h-54hd.html まず、御質問者様がH54HDの再生帯域が「2kHz~20kHz」となっているのに、クロスオーバー周波数4kHz以上と指定されている事に疑問を持っていると思われます。 これは、「定格入力8W(指定ネットワーク付)」と言う部分に関わっています。 周波数が低く成ると、同じ電力パワーでも振動板の振幅幅が大きく成って行きますので、周波数特性図の測定には1W程度しか入れていない、という状況を理解しておきましょう。 つまり、下限周波数を低くする事で、許容入力がky苦単に小さく成って行くのです。 生真面目な日立サンですから、ウーファー側の仕様にも、それぞれ定格入力の欄に周波数制限が書き込まれていますね。 ただし、この当時、コーン型ユニットを測定する場合は非常に大きな指定箱、JIS箱等とも呼びますが、この箱に収めての測定と想像します。 適度な容積による、空気バネの制動がほぼ無い状況に近いので、低い周波数で過大振幅と成り、耐入力数値が非常に低く成るのは目に見えています。 203と205で耐入力値の違いが、実は周波数制限の違いに依る影響?とも考えられます。 (あくまでも、想像です。) これらの事から憶測には成るのですが、H54HDを2kHzまで使おうとすれば、最大1W程度までの利用ならば、壊さずに使えるかもしれませんね。 さて、ウーファー側のハイカットについですが、203の仕様に周波数特性図が載っています。 200Hz付近と同レベルを維持出来るのは、仕様書に書かれている通り、3kHzチョイくらいまで。 30°の特性を見ても正面特性と非常に良く揃っていて、かなり優秀なユニットだと言う事が読み取れます。 60°の特性を見ますと1.5kHz付近で一旦レスポンスが下がり、2kHzを超えたアタリに山(ピーク)が存在します。このあたりのインピーダンス曲線を疑いの目で眺めると、少し盛り上がっている?ようにも感じられます。おそらく、このユニットの共振部分では無いかと想像されますが、一般的に多くのユニット群から眺めると、共振はよく押さえ込んでいて、この点でも非常に良く造られたユニットだと考えて良いでしょう。 ハイカット無しで、フルレンジ駆動とした場合は2kHz付近からの弱い共振という個性的な音は有ると思われますが、4~5kHzからの高域を追加、という形式も成り立たなくは無いと思われます。 205には、なぜか周波数特性図やインピーダンス特性図がありませんねぇ。 仕様書にはクロスオーバーを1.1kHz以下にしろと指定しています。 全くの憶測になるのですが、非常に固い金属振動板を採用したため、中域以上の共振が多く、特性的にも音としても扱いにくいのでは無いか?そのため非常に低い帯域から高域をカットするように指定したのでは無いか、と想像する事も可能でしょう。 ハイカットフィルターで信号が減衰したからと言って、音が無く成る訳では有りません。 ましてや、ユニット固有の共振等の影響は信号を減衰していても強く残ったりしがちです。 203をベースとして考えますと、2kHzチョイのアタリにピークが有るので、その1オクターブ下からハイカットを行ない、同程度の周波数で発生している強い共振を回避する、という方向なのでは無いかなぁ?と思います。 H54HDのような、小型ホーンツイターでは4~5kHz以上で使う事が多いものです。 もっと、低い周波数から実用に成るツイーターを組み合わせるか、仕様に合わせて1.1kHzから3.5kHzまでの間がレスポンス不足として利用するか、多少クセが出てしまうかもしれないが205の上限を高めて使うか、あるいは耐入力が極端に少なく成るがツイーター側に頑張ってもらうか、、、 と言う形に成るでしょう。 もちろん、高域側は低域ユニットに対して非常に高能率ですから、アッテネーとしてバランスを取れば、高域ユニットへの信号はかなり少なくて済む事に成ります。 とにかく、実際に聴いてみて、納得出来る音が得られれば良い訳ですから、あとはリスクをどの程度まで覚悟して、どのように構築して行くか、人それぞれの考えで良いでしょう。

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