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文学は役立つのか?

例えば医学は間違いなく私たちの生活に貢献していますよね? 昔なら治らなかった病気でも、今では治療が容易っていうのは結構あるはずです。 歴史なんかも、過去の文化や情勢について知ることができます。それによって得られることもあるでしょう。 では文学にはどういった意味があるのでしょう。 自分は文学を勉強していますが、この学問が社会に対してどのように役立っているのかというと、上手く答えられません。 みなさんはどう思われますか? 社会、あるいは私たちの暮らしにとって文学とはどのような意味があるのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#194996
noname#194996
回答No.5

文芸学という新語が出ていましたが、これはやはり文学、むしろ文章学と言ったほうが良いと思います。 語学という言葉はあります。文学者イコール小説家というのが一般ですが、彼らはその時代の最高の(洗練された)日本語を創作(するために日々精励)しているのだとわたしは思います。そういう意味で文学、あるいは文学者の存在理由はあるのでしょう。日本文化を形にする日本語は常に日本人に密着して、自在にその時代のことどもを完璧に、できれば美しく表現できなければなりません。 その時代の最高の日本語が日々創られ続けていればこそ、日本文化の継承は可能になっているのだとわたしは思っています。

asihiro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 これはちょっと分かる気がしますね。 イコール小説家というか、小説家の創作について研究することで、日本語について理解を深めるという感じでしょうか。

その他の回答 (5)

  • gouzig
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回答No.7

回答3です。 回答6の大学の先生の説明はさすがですね。 私も文学部を卒業して40年以上経っていますが、改めて勉強になりました。 先生の最後に「いつになったらこの国の学問に対する「物の見方や考え方」がマトモになってくれるのやら」とありましたね。 私はIT業界にいましたので周囲は大学理系や高専出身ばかりでした。ITというとコンピュータ技術と考える人が多いのですが、ITも人間の幸せに貢献するためにあるので人間そのものを理解しようとしない人は有効なシステムを作れないということを感じていました。 日本の戦後は工業立国の最中であったので、小中高教育もどうしても「ものづくり」という科学技術に向く人間作りをしてきたと思われます。このためにここで育った人は「ものづくり」やお金になる損得でものごとをみる傾向があると感じています。 すみません。ご質問と違うことを書いてしまいました。

asihiro
質問者

お礼

再び回答ありがとうございます。 とりあえず、むやみに理系の人とかを馬鹿にするのはよくないですよ。

  • born1960
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回答No.4

 NO1です。 先駆者達の素晴らしい作品が後世の我々の目にもとまる。 これは文学だけではなく、音楽、美術などなど、質問者さんがおっしゃるところの学問は必要ないんじゃ?っていうのもよく分かる気がします。  が、しかし 質問者さんは本を選ぶとき、何で選びますか? もちろん好きな作家だからっていうのもあるでしょうが、その作家を初めて手にとったのは、何がきっかけですか?売れてるからですか?  ようするに、言葉は悪いですが、世の中には人の褌で相撲を取るのが仕事の人が、各ジャンルにいます。 「評論家」って職業ですね。彼らは自ら自分のオリジナルの作品を出す人もいますが、ほとんどが人の作品(仕事)の評価で飯を食っています。  より多くの人に「◯◯という作品はこういう作品です」ということで生活しているわけですね。 で、もちろんこういう人たちはそのジャンルを研究しています。学問なんですね。  「そんな人の意見にまどわされずに、自分の感性で本、音楽を楽しめたらいい」っていうのももちろんわかりますが、まず我々の手元に来るためには評論家(本なら編集長でもいいです)のお墨付きが必要となります。  まあ、文学とは一般的には「言葉による美術」ですね。それを研究することも文学といいますが、どちらかと言えば後者は「文芸学」です。質問者さんは「文学作品を研究する文芸学」のことをおっしゃりたいのかな?

asihiro
質問者

お礼

再び回答ありがとうございます。 まあ自分は文芸学とかはあまり分かりませんが、多分そうですね。研究について言っています。 評論も個人レベルでは大事だと思いますが。

  • gouzig
  • ベストアンサー率25% (536/2078)
回答No.3

学というもので、役に立つもの、役に立たないものという区分けはありませんね。 多分、あなたは人間に対する興味よりも、具体的に結果に直結するものに興味があるのでしょうね。 要するに、得する知識といった見方なのでしょう。 しかし、これから社会で生きていくといろんな壁に当たります。恋愛、友人、仕事の上司や先輩そして顧客、結婚、子供、親戚、隣近所などです。ここであなたは自分で簡単に解決できないことに悩み続けることになります。 何故でしょうか。それはこの世は人間社会だからです。 文学とはこの人間をテーマとした学問なのです。 いずれ、あなたは一生かかっても解決できない人間社会を知ることになります。 そこで初めて文学を知ると思います。

asihiro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • lookfor
  • ベストアンサー率25% (52/205)
回答No.2

こんばんわ。 文学部出身で運よく、大手に就職できましたが、法律、経済で大変、苦労いたしました。 確かに、何の役にも立たないと言う人々も多いのは、事実ですが、 ・会社の幹部には、文学ファンも多くいる ・心が乾くと、優れた文学を読みたくなる ・ノーベル賞の一分野である ・はやり、すたりの多い浮世と対局で何世代も読み継がれている名著もある ・自分の体験できない世界を知ることができる など、多いに役に立っていると思います。 自分という存在の血肉をつくり出してくれたのも、若い頃の読書だと思っています。 悩んだ時に開く本があることで、精神のバランスを元に戻すこともできるかとも思います。 直接、社会に目に見える形で、どう役立つかという問いには、答えることは難しいのですが、「生きていくうえでの心の栄養だ」といつも、思っています。

asihiro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 教養とか、人間形成とかの意味があることは分かります。 ただあなたも言うように、ノーベル賞の項目にもなるぐらい社会的に認められている分野なのですから、もっと明確な意味があるんじゃないかなと思って質問してみた次第です。 中々難しいみたいですね。

  • born1960
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回答No.1

 文学を含む芸術(芸能も含みます)もちろん宗教も、その事自体で決して怪我を治せませんし、壊れたものを治すこともできません。  しかし、心を豊かにすることはできます。ひょっとしたら心の病気は治せるかもしれません。 だからこそ、偉大な芸術、宗教は人の世に残りますし、これから先も新しいものが生み出されるのだと思います。

asihiro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 文学が心を豊かにするという点には同意します。自分も本が好きだから文芸部に入ったわけですから。 ただ、それなら学問である必要はないんじゃないですか? 読んで楽しむ以上の学術的な考察は、心を養うという意味ではおまけぐらいの意味しかない気がします。

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