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筋肉の強さは筋肉量だけで決まりますか?
- 筋肉の強さは筋肉量だけで決まるのか疑問に思っています。
- 過去の経験からも筋肉量だけではなく、筋肉の質や活性度も重要な要素かもしれません。
- 筋トレのwebサイトを調べていると、筋肉量の増減だけが強さに関わるとされていますが、他の要素も考慮すべきではないでしょうか?
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「筋力は筋肉の断面積に比例する」と言われています。 が、その前に、「その筋肉をいかにロスなく思い通りに動かす(思い通りに出力する)事ができるのか」と言う事が要素があります。 脳からの指令を筋肉に伝える仕事をしているのが俗に言う「神経」です。 トレーニングを始めた当初数ヶ月間は、筋肉の断面積(便宜上、筋肉量と表現しますが)が増えるよりは、むしろ、この神経系統が発達する時期です。 つまり、この時期は「力は付いたがさほど筋肉量は増えない(場合によっては筋肉量が減った)」と言う事が起こる時期です。 また、人間の筋出力というのは、普段はMAXの出力は出せない様になっています。 常にMAXの出力を出してしまうと、関節を壊してしまったり、筋肉自体が壊れてしまったりするので、それを防止するために、常に「リミッター」が効く様に無意識のうちに脳が制御しているのです。 「火事場の糞力」と言う言葉がありますが、これは「あまりにも咄嗟の事で、無意識のうちにリミッターが切れてしまった状態」の事です。 トレーニングを積むことにより、この「リミッター」の位置を多少上にあげる事ができるようになると言われています(リミッターを甘くするとも表現できますでしょうか) 質問文から察すると、質問者さんはトレーニング歴はさほど長くはないと思いますので、後者(リミッター云々)の要素は少ないと思いますが、前者(神経系の発達)により、出力が上がった、と言う事は当たり前の事として経験しているはずで、まさに今がその時期だったと言う事でしょう。 ちなみに、神経系の発達は、延々と続くものではなく、徐々に緩やかになっていきます。 当然、筋出力の伸びも緩やかになっていきます。 神経系の発達がひと段落したこれからの時期が、いよいよトレーニングの内容が問われる時期になるかと思います。
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- nicofoto
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筋肉の質ではなく運動センス(つまり脳みその問題)だったり関節の柔軟性だったり。 体を動かすからと言って首から下の違いとは限りません。ほとんどは脳みその違いですよ。スポーツの身のこなしも「体で覚える」って言いますが、身体が覚えるわけではありません。いっぱい練習して、脳が筋肉の使い方を学習します。 喧嘩でも同じでしたね。デブのほうが明らかに怪力で、脂肪のおかげで防御力も高く、ウェイトも重いのに、ガリガリの喧嘩っ早いいじめっ子には敵わないでしょ。闘争心が無いことや愚鈍な性格が、フィジカルの有利さを殺してしまうのです。 人の脳や内面や意識は目に見えないので、多少でも目に見えそうな筋肉のほうに目が行くのもわかりますが、それはそれでごく一部です。僕なんか、通ってる格闘技のジムではセミプロの人にも負けないガタイで入会しましたが、柔術は女性にも勝てないですよ。筋肉の質も別に劣っていないですよ。
- 貧乏 じじい(@bimbohjijii)
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筋力の強さは筋肉量というより、筋肉の断面積の広さに比例します。 体全体の筋肉量は足も腕も含む体全体の数値です。ガリガリでも剛速球を投げる人は投げるのに必要な筋肉の断面積は広くなっています。ガリガリというのは胴体部分で判断されることが多いので、それだけではすべての運動能力を判断できません。 昔「人間起重機」と呼ばれた明武谷という力士がいました。相撲取りには珍しいソップの体形でしたが、相手を持ち上げる力は極めて強く、つり出しや打っちゃりを得意技としていました。相手を釣り上げる筋肉は胴体前部にはほとんどないので、そのような体型だったのでしょう。以前、腕相撲のチャンピオンとプロレスラーの腕相撲の対戦を見たことがありますが、プロレスラーの方が体格が良かったのに、腕相撲のチャンピオンの方が勝っていました。 実際に使う筋肉を比べないと筋力の強弱は判りません。 質問者さんの走る速度が速くなったのは、体重が減ったのと心肺機能の向上したせいだと思います。腕の筋肉が強くなったかどうかはどうでしょうか。厳密に測定すれば多分弱くなっているのではないかと思います。 多くの運動選手は実戦と筋トレを併用します。実戦だけでは鍛えきれない、つまり肥大させきれない筋肉を鍛えて、実戦でも一層強くなります。例外ももちろんあります。軽量級のボクサーなどは筋トレをすると、要らない筋肉までついて体が重くなり、スピードが落ちるとして、あまりやりません。
- ゆのじ(@u-jk49)
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それを神経系の発達という。トレ開始後の数ヶ月間、筋量の増加は特に見られず、にも拘らず、挙上重量が更新するが、これは、筋量を維持したまま、脳の学習機能によって、重いものが持ち上げられるようになるということ。 「走る速度も腕の力も上がったはず」というのは誤解。例えば、フリーウエイトで高負荷バーベルを日々持っていれば、体重減少が、即、挙上重量の低下になることが知れる。 外見上同様のガリでも、筋肉量や死亡率は大きく違う。