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投げ技について

ベリートゥベリー・ベリートゥバックという投げ技があります。 プロレスでいうところのフロントスープレックス・ジャーマンスープレックスとは何か違いがあるのでしょうか? 教えていただければ幸いに思います。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • uniquepro
  • ベストアンサー率50% (347/681)
回答No.2

確かにベリートゥベリー=フロントスープレックス、ベリートゥバック=ジャーマンスープレックス、と見えます。ただ、厳密にはフロントスープレックスの中にベリー・トゥ・ベリーがあり、ジャーマンスープレックスの中にベリー・トゥ・バックがあると表記した方がいいかもしれません。どちらも共通するのは、 「決してホールドしない。」 フロントスープレックスもジャーマンスープレックスも技を掛ける目的はあくまでも”フォール”のため。最近では見なくなりましたが、かつてはフロントスープレックスでもリングに叩き付けて(ここが現在ではまず見られない。おそらく一番現代に近いのでも、まだ星条旗柄のショートタイツを履いていた時代の、アメリカ遠征帰りのジャンボ鶴田の頃まで)テークダウン・フォールを狙う技でした。そもそもフロントスープレックスの”正調”は真後ろに投げてブリッジするものです。 無論、ジャーマンスープレックスの”正調”は、ゴッチ式べた足ジャーマンスープレックス・ホールド。ベリー(以下略)の2技は、あくまでも”投げること”が目的です。 上記の通り、実際のところフロントスープレックスとジャーマンスープレックスは、前からロックするか後ろからロックするかの違いだけで、実は原点は全く同じ技です。スープレックス(&スロイダー系)と名の付く投げ技についてはたいていは1つ2つの組み投げ技に源流があるとは言われていますが。 元々この2種(ベリーと付く投げ技)の投げ技を広めたのは、今でも兄弟タッグとしては究極と言われている、スタイナー・ブラザーズの各種投げっぱなしスープレックスからの派生技です。ベリー・トゥ・バックは、そのものずばり”投げ捨て(投げっぱなし)ジャーマン”です。それ以外に言いようがありません。中にはプロレスゲームなどで投げっぱなしジャーマンと別個の技とする場合もありますが、中身は全く同じです。ちなみにベリー・トゥ・バックは兄貴の方、リック・スタイナーが得意にしている技です。 ※リック自身、元々ひざに慢性的な症状を抱えていたために、そもそもブリッジが出来なかった>その対処としての投げっぱなしだと、今は亡き山本小鉄氏は言っていました。 ベリー・トゥ・ベリーにいたっては、フロントから相手の胴をロックはしますが、別に投げてるだけではなく、相手を持ち上げて”横に捻る”or”自分で反り返って相手を後ろに放り投げる”の二択の形態があります。でも、ホールドしないということで同じ種類と見ていいでしょう。こちらは弟、スコット・スタイナーの得意技。ただ、あまり派手な技でない上、本来必殺技と言える2種の技(スタイナーズ・スクリュー・ドライバー、フランケンシュタイナー)をWWEでは禁じ手にされてしまったため、WWF/WWE合流後の最初のタイトル戦ではほぼこの技(それも前者の横捻り型のみ)しか出せず、白けた観客の大ブーイング&WWE首脳部の不信・反感を買い、結局王座戦線に加われませんでした。確かに当時としても、フロントスープレックスを必殺技にされると、WWEとしても扱いに困ったでしょう。 ※ただSSDを認めてしまうと、おそらく当時のスーパースターの5~6人は再起不能or首から頸椎に掛けて重大な爆弾を背負う羽目になったでしょう。まして元々首が悪かった当時のトップ、ストーンコールド・スティーブ・オースチンとは絶対に絡めなかったでしょうね。フランケンシュタイナーなんてとんでもない。スコットの技はどれもこれも首一点集中の技ばかりです。変形キャメルクラッチのスタイナー・リクライナーなんてその場しのぎで作りましたが、あれも上体をがっちり固定して首だけ反り上げる危険技です。今では普通のキャメルクラッチになりましたが。 質問の本文に戻って、厳密にフロントスープレックス・ジャーマンスープレックスとの違いはといえば、 「フロントスープレックスで横に捻り落とす投げ方がある=ベリー・トゥ・ベリー。」 「ジャーマンスープレックスでホールドしない&投げ捨てるor放り投げる=ベリー・トゥ・バック。」 こんな感じで。

edie
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても詳しくこちらが勉強になるくらいで正直なところ、その知識の豊富さに驚いています。 星条旗柄のころの、ジャンボのフロントスープレックスはテレビで何度か見たことがあります。 確かに、真後ろに体をそらせていましたね。 スタイナーブラザーズのスープレックスは、当時テレビで見ていた僕にとっては衝撃的でした。 特にリックのスープレックスはすごかったです。 スコットのスープレックスは、フォームがきれいで投げ方がお手本のように感じたことを思い出しました。 今となっては、なつかしいです。 いろいろと教えていただき、ありがとうございまちた。

その他の回答 (1)

回答No.1

違いは無い。

edie
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そうなんですね。

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