- ベストアンサー
私大の研究生から研究員になるには?
一般的に、私大の大学院、研究生(学費納入あり)から同じ研究室の研究員(大学から給料が支払われる)になるには、試験などがあるのでしょうか? 大学によって研究員になる資格や制度は違うのでしょうか? 現在、30代後半で大学院の研究生ですが、研究員になり研究を持続したいようです。研究室内の空き要員、大学の予算などを考えると必ず研究員になれるとは思えませんし、もっと若い研究生が同じ研究室にいます。採用する教授に気に入られたら、いつかは研究員になれるのでしょうか?大学院研究生は何年でも学費さえ納めれば、極端にいえば10年でも20年でも在籍できるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
『現在、30代後半で大学院の研究生ですが、研究員になり研究を持続したいようです。』 あなたの言う“研究員”とは大学の教官(助教とか准教授)のことはなく博士研究員(ポスドク)のことですか?ポスドクになるにはあなたが学位(博士)を持っていてその研究室にポスドクに給料を払うだけの予算があって教授があなたをポスドクとして採用したいと思えばなれます。 “研究員”というのが研究補助員(実験補助)の場合は別に学位(博士)がなくても教授が採りたいと思えば恐らくなれます。 大学の教官(助教とか准教授)の場合は教授が採りたいと思っても各研究室には教官の定員があるはずですのでそれに空きがないとダメです。 “教授が採りたい”という意味は“気に入っている”というよりかは“仕事ができる(データをきちんと出す)”という意味です。結果、教授が気に入ると言う意味ではそうです。 『大学院研究生は何年でも学費さえ納めれば、極端にいえば10年でも20年でも在籍できるのでしょうか? 』 研究生と大学院研究生の違いがよくわりませんが、研究生には卒業とかないですから教授が良いと言えば学費を払っている限り何年でも研究生でいられると思います。
その他の回答 (1)
- warudori
- ベストアンサー率42% (20/47)
教員(助教、講師、准教授、教授職。すなわち授業も担当する先生です)になるのでしたら、定員があります。 博士取得者が原則です。 公募制をとることもありますので、数十人の候補者から選考になることもあります。 この選考での「気に入られる」の意味は性格ではなく、どれだけの業績(論文)を発表してきたか です。 この定員に入れない博士取得者はポストドクターという形で雇用されている方が多いです。 大学からお給料が出るというよりは、教授がとってきた公的もしくは民間研究費で雇われていることが多く、 研究プロジェクトの予算期間が終了すれば雇用も終了です。 選考もしくはコネ採用です。 その他の研究員ですが、大学予算で雇われることもありますが、一般的には上のポストドクターと同じ。 大学院研究生は学費を払って研究室を使わせてもらっている立場。 大学院修士課程・博士課程の入試に落ちたかたが浪人期間中を研究生として過ごすことが多いです。 学費さえ払えば、何年でも在籍できるはずですが、博士課程ではないので、学位(博士)が取得できるかどうかは大学次第。 優れた論文が発表できれば論文博士号をとれることもありますが、余程裕福でない限り長期間在籍する方はいないでしょう。