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文芸小説の映像化について

en-uの回答

  • en-u
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.2

了解。ちゃんと話しましょう。 文芸作品の映像化においては、古くはともかく、最近については角川書店の映像化路線を外して語ることはできないでしょう。 「見るまえに読むか。読んでから見るか。」 映像化をキーとして本そのものの読者拡大を図るこの図式が、ひとつの「型」となったわけです。 その後、映画ビジネスでは「いちばん儲かるもの」が映画ではなくなりました。直接の館上映よりも、二次収入であったテレビやビデオ(DVD)売上のほうが多くなります。当然、文芸作品の映像化もその狙いが変ってきます。 別の要素では、文芸作品が書かれた当時の社会状勢と現代の社会ではかなり受け手の状態が異なります。 そのなかでも大きく違うのは女性の位置です。戦前の文芸作品をそのままいま映像化すれば、女性の共感は得られないでしょう。「当時そうだった」ということで通用させるのは至難です。 いまの女性に合わせて人間関係や物事の推移を変えることになります。映像化以前にこのシナリオの部分で原作と離れていることは非常に多くあります。

asami557
質問者

お礼

なるほど、女性の位置ですか。そういえば授業で聞いたことがありましたが、今回は注目してませんでした。やっぱり、偏った面から考えすぎてました。明日、図書館と情報センターなどに行く予定なので、その点にも注目して資料を見直してみます!本当にありがとうございます!

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