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エアコンのエコ運転術について
エアコンのエコ運転についての質問です! (1)就寝時、冷房モードでは冷えすぎることや湿気を除去するために、除湿モードで稼働させています。 ところが、つい最近、除湿モードは冷房モードより電気量を浪費するとの情報を得ました。 真偽のほどをお伺いします。 (2)冷房モードにおける同一値温度設定では、風量を弱より強で運転したほうが効率が良いという真偽はいかがでしょうか? 以上の2点、回答をお願いいたします。
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- rokometto
- ベストアンサー率14% (853/5988)
どちらもその通りです。 特に(2)は長々と冷やし続けるより一気に冷やして運転を止めたほうがエコです。 ちなみにえっと思うかもしれませんが、扇風機と併用することで少ない電力と時間で部屋を冷やすことができます。 寝る時は枕元から足元へ、体に直接風が当たらない高さで扇風機を回すといいそうです、
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10151)
(1)は再燃除湿と呼ばれる機能をつかうモデルなら、一般に冷房より電気を食うことがあります。 理由は単純で、湿度を下げるために暖気運転(暖房)を行うためです。 湿度を下げるには、一般に除湿を行う必要があります。その手段としてエアコンで使われるのは、エアコン内部のフィンを冷却し、そこに空気を通すことで、空気が含む水蒸気を飽和させ、水に戻す手法です。 要は、氷水などが入ったグラスに水滴が付く原理を使います。 ただ、この方法では、温度も下げるため、実質的には湿度は大して下がりません。何故なら、温度が下がれば下がるほど、空気が持つことができる水分の量が減るために、水に戻るわけであり、温度が下がると、湿度は大して変わらない状態で、推移するのです。一般に冷房で下がる湿度は、最大でも20%程度となります。 では、湿度を下げる有効な手段は何かというと、暖房を使うことです。 冬場に暖房を使うと空気が乾燥すると言われます。外の空気が乾燥しているから、乾燥していると思う人もいるかもしれませんが、部屋の湿度が高くとも、温度が上がれば空気が持つことが出来る水分量が相対的に増えるため、部屋に湿気が添加されないなら、温度が上がるほど湿度は下がるという現象が起きます。 これが、いわゆる冬に暖房をすると肌が乾燥すると言った理由です。 再燃除湿と呼ばれる機能では、一定間隔で冷房と暖房を切り替え、温度を下げないようにしつつ、飽和水蒸気を除去します。これによって、湿度を最大で4割~5割ほど減らします。ただ、暖房機能は一般に、冷房に比べて必要とする運転能力が大きくなるため、同じ温度での冷房より、除湿の方が電気代を食うようになります。(あくまで同じ温度での話です。3~4度を超えると、その差はなくなります) (2)最新のエアコンまたはここ数年の14万を超える高級なエアコン(特にAFPで6を超える)機種は、最大運転能力を短時間で終わらせるように作られています。エアコンのマニュアルなどに仕様が書かれています。そこには、冷房が、例えば65W~850Wとなっているかもしれません。 この~がどういう意味を持つかを考えて下さい。 基本的に、現在のエアコンは、最初に強力冷暖房を行い。温度が安定すれば、そこからは監視モードで動きます。例えば、設定温度が28度の場合、部屋が35度なら、30度に下がるまでは、フルパワーで動きます。送風能力を最大にし、冷房の能力も徹底的に低温にして温度を下げます。 温度が30度付近になると、運転は緩やかに抑えられ、28度で送風のみや、冷房の温度を抑えて、監視する設定となります。この段階になると、一定の期間電力は65W付近でホールドするようになるのです。(外気温に7度差があると、最低運転は難しいかもしれませんが、出来る限り最小となります) では、自分で微風に設定するとどうなるかというと、基本的に設定温度まで冷却しようと努力するため、熱交換機は温度が下がるまで、フル稼働します。ただ、送風を行う室内の送風機(ファン)は、弱や微風となります。実を言えば、送風機は扇風機を小さくしたようなものであり、最大にしても大して電力は食いません。実際にフル稼働している熱交換機(室内外)が、長く稼働する方が問題となるのですが、送風が弱いと、熱交換機を通過する空気の量が減るため、部屋の温度はこれといって下がらなくなります。即ち、フル稼働しているにもかかわらず、自動運転より長い時間、大電力を消費することになるのです。 それが、現実です。 昔は、インバーター制御ではなく、2段や3段の温度センサーとの切り替えや、もっと古ければひたすら温度を下げるというものでした。そのため、温度も恐ろしいほど下がるが、電気も莫大食う代物でした。その頃の考え方で見ると、確かに風力を下げた方が、温度の下がりも弱く、消費電力も心なしか下がる傾向があったのです。 しかし、近年のセンサーや制御回路の技術は、人が考える以上に進んでいます。そのため、ずっと微風で運転するより、自動で制御した方が、温度も安定し、消費電力可能な限り抑える仕組みが働くのです。特に、年中エアコンを使うような人なら、少し高級な機種の方が、人感センサーなども内蔵しており、より快適で且つ低消費電力となります。(ちなみに、私が所有している3年前の最上位機は、昨年家族が購入した下位機と比べて未だに15%低消費電力でした。) 尚、これはあくまで目安であり、全ての機種で該当するものではありません。 また、特に除湿については、機種によって温度毎の最適運転の目安など登載機能に工夫が成されている場合があります。この辺りは、必要であればカタログやマニュアルを良く読んで、適正な運転をされることをお奨めします。(通常運転モードが多数ある最近の機種なら、この温度やこの目的ならこの設定が良いという目安が、マニュアルには書かれています)
- rpm243
- ベストアンサー率8% (186/2090)
弱冷房除湿と再熱除湿とでは全く違う