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出版物に関する著作権入門書のオススメ教えてください
- 初心者でも理解しやすい出版物に関する著作権入門書をお探しですか?こちらの2点はおすすめです。
- 「編集者の著作権基礎知識」太田出版(豊田きいち)
- 「電子書籍・出版の契約実務と著作権」民事法研究会(村瀬拓男)
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質問者が選んだベストアンサー
「著作権とのつきあい方―活字文化・出版関係者のために」著 岡本 薫 でも2007年出版だから著作権法の流れからすると古いですか。この方の切り口は面白いです。他の解説書ではあまり見かけない独自の視点という感じがします。文化庁課長を務めていたこともある人です。この人の最新の著作権本は小中学生向けですが内容は↑の本を子供向けに説明し直した感じです。 出版物関係に限るとそれくらいしか浮かびませんでした。 著作権情報センター(CRIC)が発行している書籍も読んだ方がいいです。こちらの方が正確性が高いでしょう。まぁ過去には文化庁の書籍に1953年映画は2004年施行の法改正が適用され延命するという内容が書かれ、その後映画の保護期間を巡る裁判の結果否定されたこともありますが。絶対文化庁の言い分が正しいというわけではないけど、信頼性は高いです。CRICから無料のパンフレットもあります。 CRIC出版にて 「実務家のための著作権ハンドブック」著作権法令研究会 (著) 「著作権法入門」文化庁 「そこが知りたい著作権Q&A100―CRIC著作権相談室から」早稲田 祐美子 (著) その「編集者の著作権基礎知識」でもハンドブックから多数引用されてますよね。 豊田きいちの「事件で学ぶ著作権」は読みましたが、これは著作権法の知識では結構つっこみどころがありました。裁判例がたくさん載っていて参考にはなりましたが。 でも「編集者の著作権基礎知識」はまともですね。まだ積んだまま読んでなかったのですが、「事件で学ぶ著作権」は見開きでひとつの判例を解説するから言葉が足りなかったのかな。 弁護士でも本によって食い違っていることありますしね。最近読んだ本だと図書館のコピー機は利用者が私的使用のための複製をしているなんて書かれたものがありました。とんでもない。 できれば一番最新の法改正に対応した本がいいですね。1年経ったからだいぶ充実しました。
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- applenote
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あ、勘違いしていました。てっきりその2点は読んでものと思って前回回答しましたが、どちらか迷っていたんですね。 前者しか持ってませんが、まぁいいんじゃないでしょうか。 あと逐条解説されている本を図書館でみつけておいた方がいいです。全部読む時間がなくとも、わからない条文があればそこだけ調べることもできますしね。 著作権法逐条講義 第5版 はしばらく改訂版でてないけどバイブル 著作権法コンメンタール はとても分厚いです。 個人的に 「引用・転載の実務と著作権法」 おすすめ。本を書く時は引用をよくしますから出版物関係なら引用のルールについて知っておくべきでは。引用のラインというのがまた難しいものですが、それをテーマに厳密的に解説した本は珍しいです。 著作権以外の内容が多いけど 「編集者の危機管理術: 名誉・プライバシー・著作権・表現」(堀田 貢得, 大亀 哲郎) もいいと思います。著作権だけ知ってればいいもんじゃありませんしね。
お礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。 回答2も含め、ありがとうございます。 自分では調べきれなかったので、本当に助かります。 CRICの無料パンフ早速印刷したので週末中に読もうと思います。