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PC緑色の出力端子、Sound Blaster X-Fi Xtreme Audioを使っていますが、疑問があります
- Sound Blaster X-Fi Xtreme Audioの説明によると、緑色の端子はライン出力とされていますが、ヘッドホンを接続するとボリュームが20くらいでも十分すぎる音が出ます。100にしたらヘッドホンが壊れるくらいの音になるのではないでしょうか。
- 緑色の端子がライン出力ではなく、アンプを通っている可能性もあります。
- ライン出力でもヘッドホンをならすには十分な音が出る可能性もあります。
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>> 詳しすぎて理解できません // では、もっと文系の説明で。 オーディオに関して「アンプ」と言う言葉を使うときに、文脈によって意味が違う、ということです。 本来の(無色透明な)意味は、「増幅器」です。もちろん「音声信号を増幅する」訳ですが、出力先によって、「どういう形で、どの程度増幅するのか」が異なります。 たとえば、スピーカーは、音声信号=電気エネルギーを運動エネルギー=音波に変換する装置です。電気自動車が、バッテリーに蓄えられた電気エネルギーを、モーターで運動エネルギーに変えて走っているのと同じです。このため、非常に大きなパワーが必要なので、アンプも大型で大出力のものが必要です。 ヘッドフォンは、スピーカーを小型化したものと言えます。スピーカーほどのパワーは必要ないとしても、それなりに、大出力に耐えられるものが必要です。 他のオーディオ機器に送り出す場合は、受け取った側が、必要なら増幅するなり何なりしてくれれば良いので、わざわざ大パワーで送り出す必要はありません。もっとも、受け取る側が音声信号を「吸い取ってくれる」訳ではないので、送り出すのに最低限必要なパワーは確保しなければなりません。 たとえて言えば、バケツリレーのようなものです。バケツを受け取ってもらうためには、最低限、次の人が受け取れる位置までバケツを動かしてあげる必要があります。この最低限の体の動きが、ライン出力における「増幅」です。この意味での「アンプ」は、必ず入っている訳です。 この例だと、ヘッドフォン出力の「アンプ」というのは、バケツを受け取って、火を目がけて水をぶっかける役目、とでも言えば良いでしょうか。バケツの受け渡しよりは、体力が要りますね。 ライン出力というのは、「次の人にバケツを渡すこと」は仕事のうちでも、「火に水をぶっかけること」は約束されていません。ひ弱な人だと、すぐに倒れてしまうかも知れない、ということです。もっとも、健康な人が多いので、実際には「火に水をぶっかける係を頼む!」と言っても、それなりに仕事をしてくれる場合もある訳です。 その反対に、「火に水をぶっかける係の人」は、「バケツの受け渡し」は必ずしも仕事のうちではないので、上手く渡せなくて、水をこぼしてしまったりするかも知れません。ただ、これも、実際には器用な人が多いので、それなりに仕事ができる場合もある、ということです。 ----- なお、アナログ音声信号(ライン出力もヘッドフォン出力もこれに当たる)の場合、出力インピーダンスは規定がありません。数ミリΩから、高いものでは1kΩくらいまでバラツキがあります。 また、現代ではロー出しハイ受け(低インピーダンスで出力し、高インピーダンスで受ける)が基本なので、インピーダンス整合を気にする意味がなく、特に家庭用では出力インピーダンスの記載がないのが普通です。 常識的な回路設計では出力段に可変抵抗器を入れることは考え難い(普通はその後にバッファを入れる)ので、可変抵抗器のインピーダンスと出力インピーダンスも無関係です。 質問とは直接の関係はありませんが、一部、誤解を招く回答があるので念のため。
その他の回答 (3)
アンプ(低周波増幅器)を通ってますね、だからボリューム(可変抵抗器)で出力を調整します。緑色の端子でも小型~中型スピーカーをある程度は鳴らせるという事でしょう。音を楽しむには説明書を読んで使えば間違わない。インピーダンスは75Ωではないかと思う?が説明書見ないと判らない? 可変抵抗器は例えば数KΩ~数十KΩ、数百Ω~数KΩ、数Ω~数百Ωとか何種類かを調整します。MΩのも有った様な気がしますが記憶が薄いため忘れた。
お礼
回答ありがとうございます。 抵抗を上げることによって音量を下げるのでしょうか。 わかったようなわからないような・・・ もう少し勉強してみます。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
ちょっと小難しい話ですが、最後には疑問が解消すると思うので我慢してお付き合いを。 まず、ライン出力でもアンプは通っています。「ヘッドフォン端子はアンプを経由していて、ライン出力は経由していない」というのは、「ヘッドフォンに適したアンプは経由していない」という意味で、「ライン出力に適したアンプは経由している」のです。 これを理解するためには、「インピーダンス」と「信号レベル」について理解する必要があります。 ライン出力というのは、ライン入力に接続することを想定しています。ライン入力の規格は、だいたい、入力インピーダンス10k~50kΩ程度、信号レベル100mV~300mVくらいです。つまり、ライン出力に求められる性能は、「10k~50kΩを繋いだ時に、100mV~300mV程度の電圧を確保できること」です。仮に10kΩに300mVとしても必要な電流容量は0.03mA、100mV/50kΩだとすれば0.002mAに過ぎません。 これに対して、ヘッドフォンというのは、ポータブル用で16Ω程度、家庭用でも100Ωを超えることはまずありません(一部の高級機種で300Ωくらいまで)。必要な電力は数10mWになるので、仮に50オームのヘッドフォンに10mW送り込もうとすると、700mV・14mAくらいの出力が必要になります。 このように、比較すると、 ライン出力というのは、数10kΩという高い抵抗値でも電圧を維持する必要があるが、電流は必要としない。 ヘッドフォン端子というのは、数10Ωという低い抵抗値で良いが、電流をたくさん流し出す必要がある。 ということが分かります。 従って、「ライン出力に入っているアンプ」というのは、このように、電流は取り出せないが電圧を維持する性能に優れている、「ヘッドフォン端子に入っているアンプ」というのは、むしろ電流を多く流す性能に優れている、ということです。このような意味で、「ライン出力にはヘッドフォンを繋ぐのに適したアンプが入っていない」という訳です。 もっとも、ライン出力端子に入っているアンプは、実際にはもっと余裕があります。そのため、ヘッドフォンを繋いでもそれなりに電流を流し出すことができ、それなりの音量を得られます。逆に、ヘッドフォン端子に入っているアンプも、実際には余裕があります。そのため、ライン入力に繋いでもそれなりに使えます。 しかし、想定外の使い方なので、究極的な使い方(ラインレベルの範囲内で最も厳しい条件、ヘッドフォンとして最も厳しい条件)では、へこたれてしまう(必要な信号レベルに至らなかったり、歪みが出たりする)可能性があります。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 詳しすぎて理解できません; 物理はちょうどアンペアやらオームやらが出てきた段階で投げました。 しかしオーディオに興味を持つと避けては通れない道のようですね。 参考書片手にこの回答を理解できるよう努力してみます。
- RosaCanina
- ベストアンサー率48% (5532/11451)
特にアップを通さずとも、ごく普通に満足できる音量が得られます。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅れて申し訳ありません。 アンプを通さなくても、普通に満足できる音量が得られるのですか。 それはなぜでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 大変申し訳ないのですが、理解できませんでした。 Yorkminster様が悪いわけでは全くありません。 私の理解力がないだけです。 幸いにも父が電気回路などそこそこ知っているので、機会があれば聞いてみようと思います。