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『めぞん一刻』の三鷹と五代

u-lilyの回答

  • u-lily
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回答No.6

私もNo.1の方と意見が近いかな、と思います。 響子さんは、基本的には最初から五代に惹かれていたのだと思いますよ。「響子さん、好きじゃー!」から始まって、どこか冴えないところに母性本能を刺激されていたのではないでしょうか?(亡くした旦那さんに通じる部分もありそうですしね。) でも、五代くん、酔って「好きじゃー」とか言うくせに、真面目な場面できちんと告白したことってないですよね?(言いそうになって弱気になったり、言いそうになって邪魔が入ったり。もしくは、三鷹を牽制するような意味で「好き」ということがあっても、それは響子本人に本気で言っている、と受けとっていいものかかなり微妙です。) 響子さん的には、自分も気になる相手(五代)が酔って「好きだ!」と騒ぐわりにはちっともちゃんと言ってくれないから、ついついその気持ちを試したくなったりしていたように思います。そして、その延長上に「三鷹さん」とのつきあいがあったのではないでしょうか? そもそも三鷹さんは見たまんま素敵な人ですが、見た通り「女性に軽い」印象があるので、最初の頃は三鷹さんとのデートも本当に単なる「遊び」だと思っていたのでは?(なので、自分も軽い気持ちでつきあっていた)。でも、ある時点から三鷹さんの想いが本気だとわかって、こんな「軽い」気持ちでつきあってはいけない、と躊躇し始めるのだと思います。それは、とりもなおさず、自分の気持ちは最初から「三鷹さん」にはないとわかっているからでしょう。そして「いつになったら言ってくれるの!」とキーキーしつつも、自分からは何も行動しない点について朱美さんから「手も握らせない男のことで泣いたり叫んだり…」と非難されていますよね。彼女の「ずるい」点は「三鷹を利用した」という点よりも、自分の方も「五代を好き」と思っているくせに自分から「好き」と言いたくない、相手(五代くん)に言わせたい、と思っている点でしょう。 で、当の三鷹さんですが… 最初から響子さんの気持ちが自分に向いていないのはわかっていたと思いますよ。でもスペック上あらゆる点で五代くんよりも勝っている、という自負から「こちらに振り向かせてみせる」という気概を持っていたのでしょう。場合によっては、「気持ちはあとからついてくる、とにかく結婚さえして一緒にいれば、そのうち自分のことを見てくれるようになるかもしれない」という気持ちですらあったように思います。でも、その「条件」を楯に強引に‘結婚’を進めようとしても、響子さんはその「スペック」に惑わされることがなかった。しかも、明日菜とのことがあっても響子さんはヤキモチひとつ焼かない。 スペックもだめ、気持ちもダメ、そして駄目押しで明日菜のことがあり、(表面上だけでも)響子さんを幸せにする要素が何ひとつ無くなったことで、男として踏ん切りをつけるしかなかった、というところではないでしょうか?(あの誤解を抱えたあとは響子さんと結婚するのに最後の砦であった「誠実さ」すらないことになってしまいますからね。) 三鷹さんにとってはある意味最初から「略奪愛(五代に気持ちのある人を奪う、という意味で)」しかなかったわけで、吹っ切るのに必要なのは正式に振られるかどうかではなく、自分自身のあきらめをどこでつけるか、という部分だったと思います。自分が「軽く」見られることも承知で「誠実に本気で好き」というアピールをし続け、その本気が伝わった時点(ホテルに誘ったとき)で拒まれていますしね。 明日菜さんとのことは、最初こそは誤解で始まったものの、そもそも結婚に対して「してしまえば気持ちがついてくる」という感じだったので、矛盾無く自分もそれに沿っていくものと思います。 >五代は本当にこれで納得しているのか? 納得しているでしょう。彼はそこまで響子さんに求めていないですよ、多分。そのプライドの無さゆえに強気にも出られないものの、「自分じゃなくちゃいけない理由」といっためんどくさいものも求めず、自分の思いを受け入れてくれた、というそれだけでよいと思っているのではないでしょうか?(途中から、本当の敵は「三鷹さん」ではなく亡き旦那さんへの思いだ、ということに思い至っていますしね。) と、私見ですが、いかがでしょう? 参考まで。

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