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衝突速度と移動距離について

こんにちは、自動車工学についてお聞かせ下さい。具体例を挙げます。 自転車が横断歩道を進行しております。そこに、自動車が、自転車の走行方向と垂直に進行してきて、自転車と衝突しました。両車の衝突時の速度については、自動車の方を「V四輪」、自転車の方を「V二輪」と表します。なお、衝突時、自転車、自動車ともにノーブレーキでした。 衝突時、自転車運転手は、自動車と1次衝突をした後、慣性の法則で前方へ進行し、自動車も衝突した後、前方へ進行を続けたため、自転車運転手は、1次衝突後、完全に跳ね飛ばされず、自動車と2次衝突をして、フロントミラーにたたきつけられ、その後、自動車の右前方へ跳ね飛ばされました。 自転車運転手が1次衝突した後、2次衝突をするまでに、自転車運転手が移動した距離を「X」、その間、自動車が移動した距離を「Y」とします。なお、「X」は、自転車の進行方向に平行に測定しており、「Y」は、自転車の進行方向に垂直(自動車の進行方向に平行)に測定しております。 以上の場合、「V二輪:V四輪」=「X:Y」という関係が成り立つのでしょうか?この方法で衝突時の速度を求めることがあるようなことを以前、何かの文献で読んだのですが、どなたがご存じの方がおられましたら、ご教授ください。上記関係式はどのような根拠なのでしょうか?

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回答No.1

『何かの文献』については存じていません。 肝心な条件が示されていません。 一次衝突が,自転車と自動車,双方のどの部分で起こったのか? という疑問です。 1.自転車の重心より低い位置で一次衝突すれば,自転車には自動車側に倒れる力が働きます。 2.衝突位置が自転車の重心よりも高い部分であれば,自転車は自動車の進行方向に押されます。 設問から 1. の状態(でなければ二時衝突が起きません)と推定されますが,衝突部位によって自転車に働くモーメントが異なります。 自動車の重量は運転者の体重を含めて一体と見なせますが,自転車の重量は,自転車本体と運転者の体重を合わせた重量であり,厳密には両者の重心と重量を個別に考慮する必要があります。 衝突時に働く力は,単に双方の速度だけの問題ではなく,双方の重量と,モーメントの問題ですから,それらを全て考慮した上でなら,物理的に力の合成の問題として数理化出来ます。一般的公式化の為には,幾つかの仮定や測定誤差の許容範囲を設定した上で,ベクトル解析しなければなりません。 一般的公式導出の為の仮定や設定が妥当と認められる物であれば, 「X:Y」という関係が成り立ち得るとは思います。

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