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ニッチなアプリやWebサービスについて

昨今のアプリやWebサービスに関する質問です。 最近のアプリやWebサービスのほとんどが既存のものを改変したり流用した、いわば「パクり」の連続であることはいうまでもないと思われます。 私はこれ自体は別によいと思うのですが、パクりや改変を繰り返した挙句、「イノベーションのジレンマ」に陥り、極めてニッチというか、「こんなの誰が使うの?」というサービスが多すぎる気がするのです。 例えば、SNSを例に挙げます。 SNSで最も主流なものといえば、mixi・Facebook・Twitterあたりでしょう。 ところが、これらに対する反動として友人向けSNS「Close」、あるいは家族向けSNS「wellnote」が出てきました。 他にも、友人との写真共有向けサービスとか、色々機能特化したSNSがあると思います。 しかし、正直にいってこれらのSNSが流行しているという話は聞かず、未だにFacebookやTwitterが力を持ち続けていると思います。 実際、上記のSNSなんか使わないで、Twitterで鍵をかけたり、Facebookのグループを作ってやりとりしている人が多いでしょう。 これらのSNSは一定数のユーザー数を持っているわけですし、全く意味がないとは思いませんが、大して必要とされないようなサービスなんか作って意味があるのか? それくらいなら作らないほうがましではないか? などと思ってしまいます。 皆様はどう思われるか、意見を伺いたいです。よろしくお願い致します。

みんなの回答

回答No.2

「イノベーションのジレンマ」というのは、どこまでがパクリと改変、かは定義が難しいところではありますが、基本的には従来のサービス提供者が、既存の仕様やモデルの延長線上でサービスの改善・拡大を続けた結果陥ってしまうスランプのことだと思います。 質問者がSNSを例しているので、海外の事例を用いて解説したいと思います。 SNSは現在、OpenなTwitterやFacebookからよりClosedで、閉じたSNSに移行するというトレンドがあります。 海外で成長が目覚ましいのは、国内ではCloseがありますが、アメリカのPathや、韓国のBetweenです。 Pathは親しい友人や家族とだけ使うSNSで、ユーザー数は500万人に達しているという噂です。 韓国は最近200万人にユーザー数が達したらしいです。 どちらもサービス開始後1~2年程度で、リリースされてすぐということもありませんが、まだまだこれからです。 SNSに限らず、Webサービスには一種のライフサイクルのようなものがあって、SNSではそれが顕著です。 質問者のいう、TwitterやFacebookですが、彼らも日本でこれほどヒットするまでに、ユーザー数がPathやBetweenのように数百万人(もしくはそれ以下)という時期がありました。知っていますか?TwitterもFacebookもリリースして既に7~10年ほど経っているんです。 実はmixiとFacebookはリリースされた時期がかなり近いサービスです。mixiは流行って3~4年ほどで廃れたイメージですが、Facebookは最近海外から輸入されてヒットしました。ですが本国ではヒットしてから既に3~4年経っているので日本よりも利用者離れが顕著です。 つまり、サービスが普及するかどうかを見極めるのには質問者が想像しているよりずっと長い時間が必要です。(スマートフォンがどれだけ普及したといえど) たしかにLINEやInstagramのように急速にユーザー数を伸ばすような特例も中にはありますが、例外だけを抽出して常識化するのはよくありません。例えばmixiはFacebookが世界中で普及する中で、今の今まで日本の覇権を握っていたことから、これはアジアでも極めて特殊な例で、海外メディアをはじめ「アジアの奇跡」と呼ばれていました。 また、逆にTwitterの鍵付きやFacebookのグループというのは、まさに質問者の指摘する「イノベーションのジレンマ」に典型的に当てはまる事例だと思います。PCサイトを見るならガラケーに「PCWebブラウザ機能をつける」、つぶやき機能が欲しければ「mixiにボイス機能をつける」、限られた人たちだけでやりとりするなら「Facebookにグループ、Twitterに鍵機能をつける」と同じです。 結局、本来の目的とは違う機能を既存のサービスの枠組みに無理やり延長線上に付け加えるから「イノベーションのジレンマ」は発生するわけです。ですが大きくなりすぎたサービスは根本的に設計を変更することなどできない。だからこのような対応がしがちになり、最終的には全てが煩雑で、アンバランスなものになってしまう。 私の知る限り、PathやBetween、Closeはそれぞれ荒削りなものもありますが、光る部分もたくさんあります。FacebookがMyspaceと似た機能がたくさんありながらも、個性的なものをちゃんと持っていたように、上記3つにもそれは当てはまると思います。 なんでもできるサービスは、とかくなにもできないサービスになりがち。 であることを考えると、開いた世界と閉じた世界、どちらもあっていいと思います。 SNSは私は家のようなものだと思います。リビングもあれば、客室もあっていいし、書斎や個室があってもいい。 どれにも簡単にアクセスできるのはいいですが、例えば書斎や個室がリビングと隣接しているとなにかと気が散るかもしれませんね。 できれば廊下や階段で隔てて欲しいものです。 リビングの隣では、カップルと個室でいちゃつくこともはばかられます。 そういう意味では、感情的(本能的)な意味で、こうしたパブリックであったりプライベートな区別で以って、サービスがそれぞれの方向に特化していくのは間違いじゃないのかもしれない。と、思います。

回答No.1

君の理論だとこういうことも言えるね。 検索サイトとしてはGoogleの一人勝ちだからMSNもYahooもいらないからサービスを停止しなさいって事ですね。 mixiも世界レベルのFacebookから見たらゴミレベルのユーザ数だからサービスを停止しない差言うことですね。 Windowsのシェアが圧倒的だからMacOSXの開発を中止しないと言うことですね。

selfless
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私は単純に「シェアが大きいものが正義であるから、シェアが小さいものは滅びるべきだ」とは思いません。 ニッチはニッチなりの需要があるからです。 しかし、今生み出されているサービスのほとんどが、ニッチでありながら、性能が劣化コピー程度しか持たないものばかりですよね。 そんなものに意味があるのか? と思ってしまうのです。 私が質問文であげたような家族向けや友人向けのサービスは、ほとんどFacebookやTwitterと同じような機能しか持っていません。 > Windowsのシェアが圧倒的だからMacOSXの開発を中止しないと言うことですね。 私は、MacOSXが滅びるべきだとは思いません。MacにはWindowsにできないことがたくさんあるからです。 私が問題にしているのは、Windowsの劣化コピーのようなサービスが大量に生産されていることです。

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