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電磁弁について
電磁弁にパイロット弁というのがありますが、具体的に普通のものと何が違うのですか?構造や性能、使い方の違いを教えてください。また、マニホールド型の電磁弁についても同様に教えてください。よろしくお願いします。
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油圧、空気圧で弁の構造は大きく異なりますが、役割は同じです。高圧とか大流量になれば弁自体が大型化します。それを直接駆動させるために電磁弁の電磁石は大きな力を必要としますので大電流を流す必要が出ます。 すると制御装置(PLCやシーケンサ)の駆動の電気回路も大きくなってしまいますし、発熱が多くなり寿命も短くなります。(油が汚れれば摩擦抵抗も大きくなり不作動の確率も高まります)電磁弁の大きさにあわせて電気回路を用意する必要も出てきます。 そこで制御信号で小さな電磁弁を駆動させて主回路の弁を油圧(もしくは空気圧)で動かすのがパイロット式です。 パイロット式の場合、主回路は作動流体自体で駆動されますので、油の流れ方を工夫することで制御回路の電流を切っても油圧自体を使って保持させることもできます。 いずれにしろ空気圧や油圧を使う現場は湿気や油ヒュームなどひどい環境なので電気回路の寿命が短くなります。 参考書 新・知りたい油圧〈基礎編〉 不二越ハイドロニクスチーム (著) ジャパンマシニスト社 単行本 - 325 p 基礎編 巻 (1993/04/01) 価格: ¥3,500 参考書(町工場専門書店) http://www.sisakubankin.com/a-mmm/matikouba/100...
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- itab
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直動式(普通タイプ)は、電磁石(コイル)の力で直接、弁を開閉するタイプです。 また、パイロット式は、流れる流体の1次/2次側の圧力を利用して開閉するもので、サイズが大きくなるとこのタイプが多いです。 私も以前同様の疑問を持ちました。その時、下記ページが大変役に立ちました。 ご参考までに。
- cotto3
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電磁弁素人の回答ですm(_ _)m >普通のものと何が違うのですか? 普通のもの=直動式として 直動式と比べた場合のパイロット弁式のメリットは、ソレノイドの小型化=省電力って事だと思います。 直動式=メインの弁を直接ソレノイドで動かす、なのでパワーが要ります。 パイロット弁式は小型のパイロット弁をソレノイドで開いてやり、それによって発生した空気圧でメインのバルブを動かすって方式のようですね。 デメリットはパイロット弁を動かす動作が必要なため直動式に比べると反応が若干遅くなること。 低圧回路で使うとさらに動作が遅くなったり、場合によっては動作自体出来なかったりがあるようです。 詳しくは以下のページの「6、制御弁」のPDF、サムネール9の一番下(ページ数でいうと34ページの最後)をご参照ください。 「PISCO-初心者の為の空気圧」 http://www.pisco.jp/products/siryo/shosinsha/index.html マニホールド型については、、 単体型と対照的に複数のソレノイドバルブが一つのユニットとしてまとまったものって感じだと思います。 一極集中に出来るので配管がまとまる事と配管本数を減らせる事がメリットなんだと思います。 素人ゆえ間違いがありましたらご容赦m(_ _)m。 (使った事はあるんですけどね、専門用語とかさっぱり解りません(^_^;;))