「トランスフォーマー」はなぜ忘れられていたのか?
今年で誕生30周年になる、日本生まれ・アメリカ育ちの変形ロボット玩具・アニメ「トランスフォーマー」。実写映画最新作「ロストエイジ」もめでたく大ヒット、今ではすっかり「お馴染みの作品」になっていますが・・・忘れもしない、あれは実写映画一作目のこと(今を去ること七年前)。
私は映画の感想をネットで検索しました。みんな子供の頃に何かしら触れたことのあるであろうシリーズで、テレビ作品も三年前にやったばかり(ギャラクシーフォース)。「あのトランスフォーマーが実写化!」「うおー懐かしいぜ!」的な感想で溢れかえっているかと思いきや・・・出てきたのは「トランスフォーマーってもしかして、昔TVでやってたやつだったの!?」「エイリアン侵略ものかと思ってたのに戦隊ものだったなんて、騙された!」などなど・・・つまり「トランスフォーマーという作品を知らなかった・忘れてた」的な感想ばっかりでした!しかも素人・評論家問わず「この映画ってゲームが原作だよね」「いやアメコミが原作だ」などなど間違った知識で語る奴が続出!(ちなみに原作は「玩具」です。アニメも漫画もメディアミックスの一環に過ぎません)
どうしてこんなことになったのか?30代以上なら初代、20代ならビーストウォーズなど、各世代にそれぞれ思い出のトランスフォーマーがいると思っていました。なのに、みんな、時が過ぎると夢中になったそれらを忘れてしまうのか!?最も、感想をブログにアップした連中はそもそも子供の頃からトランスフォーマーに興味がなかった、という見方もあるが・・・それにしてもみんながみんな忘れているのは薄情すぎる。誰か説明してください。