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逆行列が存在する条件

行列Mについて、 「M>0であれば、Mの逆行列が存在する(Mの行列式はゼロではない)」 と言われたのですが、本当ですか? まず、M>0とは、Mの全ての要素がプラスである、ということを意味するのでしょうか? 行列式がゼロでなければMの逆行列が存在する、というのは聞いたことがあったのですが、 それはM>0である、ということと同じなのでしょうか? 数学オンチですみませんが、よろしくお願いします。。

みんなの回答

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

M>0 ってのは、M の各成分が >0 じゃなくて、 M が「正定値」だってこと。 重要な用語なんで、調べてみといてね。 正定値な行列は、固有値が全て >0 だから、 行列式の値も >0 になる。 行列式は、固有値の積だからね。 一方、逆行列が存在する必要十分条件は、 行列式の値が 0 でないこと。 M>0 のほうが、ずっと強い制限だね。

回答No.2

それは、間違いです。 M>0であって逆行列が存在しないMの例は無数に作ることが出来ます。例えば全成分が1の2×2行列(n×nでも同じ)は行列式が0なので逆行列は存在しません。 「行列式が≠0」あるいは同じことですが、⇔「全ての行ベクトルが一次独立」⇔「全ての列ベクトルが一次独立」であることが逆行列が存在するための必要十分条件です。これは、M>0とは全く別の条件です。 (Mの次数が1、つまりスカラーのときは「M>0」⇒「det(M)=M≠0」ですから、逆行列(=逆数) は存在しますが、次数が2以上のときは「M>0」と「det(M)≠0」は独立した条件になります。)

  • eieitaro
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.1

行列Mの逆行列が存在する条件は、 行列式の値が0でないときです。 記号で表すと、 det(M)≠0 または、| M |≠0 2x2行列 a b c d では、ad-bc≠0 のときです。 この逆行列は 1/(ad-bc){(d,-b),(-c,a)] ですが、ad-bc=0 だったら、分母が0になり、計算不能になります。 つまり、逆行列が求められません。

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