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もののけ姫についてなんですが、
もののけ姫って結局何が言いたいのですか? ストーリー構成が広がりすぎて、自分にはよく解りませんでした。 誰か間単に教えてもらえませんか?
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- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7983)
「風の谷のナウシカ」がオウム事件の真相隠しに利用されたので、「もののけ姫」以降は内容を曖昧にせざるを得なくなったのでしょう。 自然懐古運動がカルト宗教テロリズムに変質して解釈されるようになった結果でしょうね。
- huankaisyo
- ベストアンサー率42% (487/1155)
【訂正】 資料者 → 視聴者 です(汗)
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
判らなくて当然です。 宮崎監督本人がインタビューで「悪人をやっつければ 世界が平和になるという映画は作りません」と言われて います。そういう観点からすれば、「カリオストロの城」 以降の宮崎監督のアニメは、全て「最終的な解決には 至っていない」作品ばかりです。 言いたいことが簡単に教えられるような作りに、監督 がしちゃってるんですから、ある意味判らなくて当然 ではないかと思います。宮崎アニメはそういうアニメです。
- huankaisyo
- ベストアンサー率42% (487/1155)
私は神話とか古代文明、叙事詩が凄い好きなんですが、この作品を見た時に思い出したのが、五千年にメソポタミアで書かれた人類最古の叙事詩といわれる『ギルガメッシュ』なんですよね~☆ まぁその内容は省略しますが、要は『人間vs自然、人間vs人間の戦い』の答えを資料者に探求させる作品なんだと思います☆ 自然との共生をやめて自然破壊をし、人間の世界(住むところ)を広げてきた事を前面に出しつつ、農耕民(自然共生)から放牧民・狩猟民への変化を自然破壊という面から描き(人間vs自然)、 エミシの村という形で、(恐らく『蝦夷』のこと)大和朝廷との戦争に破れ、絶滅寸前の民を描き、 直接は登場しないが、密書という形で天朝(天皇)の大和朝廷の勢力を表現していますし、 これも本人が登場しない「アサノ公方」の軍勢は、各勢力が各々の野望に燃えて一時的な共闘・共謀を行うものの、やがて「昨日の味方が今日の敵」という泥沼的抗争へと至る。まさに血で血を購う時代を表現しているように思えます(人間vs人間)。 タタラ製鉄は砂鉄から鋼塊を作り出す独特の製鉄法で、太古の昔から明治初期まで、タタラは日本の製鉄技術の主流で、武器・鎧・農具の元となる鉄は最大の必需品であるため、各地の大名や寺院が特権を与えて保護していたと言われているので、この作品での主要舞台とされたのだと思います。 『人間vs自然』は自然破壊について問われている問題です。『人間vs人間』は絶滅寸前の民はアイヌであったり、人種差別などの問題にも繋がっていると思います。 ・・・と私は解釈しました☆難しかったらスミマセンm(_ _)m 因みに叙事詩『ギルガメッシュ』に興味がありましたら、安田喜憲さん(環境考古学者)の『森と文明の物語』を読んでみることをオススメします♪
- ra5cea6b
- ベストアンサー率19% (18/94)
宮崎駿に対して否定的な保守系評論家・佐藤健志はこの点、最近の宮崎作品はむちゃくちゃであるという文章を何度も書いておられます。「紅の豚」は『幻滅の時代の夜明け』、「千と千尋」「ハウル」は『夢見られた近代』に、「ゲド」は『バラバラ殺人の文明論』に、「思いでぽろぽろ」「ナウシカ」は『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』に 載っています。現物が手元にない(図書館で読んだ)ので判りませんが、多分「もののけ」は『未来喪失』に乗っていたと思います。宮崎のアニメが意味不明ということに気づいたあなたはするどいと思います。何れも厳しいですが良い本です。一読をお勧めいたします。
- ponta1971
- ベストアンサー率30% (361/1191)
大自然が牙をむくと人間にはどうしようも無いので謙虚に生きていきましょう、と言うことかなとおもってます。