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クラシックピアノのお話なんですが...
正直なところ、時々、専門家と名乗られる自信たっぷりの方のお話を聴いていていると、かなりマニアックな路線に入り込み過ぎていて、ついていけないなぁ、、、 と感じたりすること、はありませんか? どんなに凄い作曲家の作品の中にも、好き嫌い、は誰にもあるでしょうし、いくら専門家に評価されている作品、などと言われても、どうしても好きになれない、純粋に良い曲だなぁ、と感じられないもの、ということ、はありませんか? 私がまだまだ未熟で 無知で浅いだけ? 例えば、、、 【モーリス・ラヴェル】の作品、て、殆どの曲を網羅出来るくらい、好きになれますか? 【エリック・サティ】の作品も、ジムノペディやグノシェンヌは好きだけど、胎児がどーの、とか、グロテスクなタイトルの作品とか、まで網羅できますか? 【ドビュッシー】なら、アラベスクや亜麻色の髪の乙女、夢や雪は舞っている、ベルガマスク組曲の月の光など、幻想的な作品はとても、女性には特に人気ですが、こういう作品をセレクトすると、専門家の評価は なぜ落ちるものなのでしょうか? 喜びの島とか、沈める寺とか、他にも素敵な曲はもちろんありますが、純粋に良い曲だなぁ、、、と感動出来るのは、一般に人気の高い作品にはとても多いのは確かなことではないでしょうか? 正直に、疑問に感じることを告げると、食わず嫌い、とか、難曲で弾くの大変だから負け惜しみでしょ、、、とか、一般のリスナーによく知られた人気の作品だけ聴いて、 【ドビュッシー、大好き】とか言ってる浅はかな愚かもん、、、とか、すぐ決めつけられてしまうと、お話しづらいのですが.... CDなども、とりあえず聴いてみようと購入するけれど、買ってみたものの、失敗、と感じたり、持ってるけど好きではない、ことは、誰にでもあるのではないでしょうか? みなさんはふだん どんな風に感じられてますか? 例えばクラシックの大作曲家たち、なら、ベートーヴェンは好き、だけど、モーツァルトはちょっと、、、とか、ハイドンはあまり好きじゃない、、、とか プロコフィエフやチャイコは好きだけど、ラヴェルやサティは嫌い、とか、ブラームスは無駄がなさ過ぎてつまらない、とか、シマノフスキーやリゲティとか、ストラヴィンスキーとかはまったく聴かないとか、、、どうしても好きになれない作曲家もいた、など。 または逆に、これを聴けば、興味湧く、でもいいですし、誰かが言ったから右へ習え、とか、プライド高く見栄っぱり、とかででなく、みなさんの本音のところ、お聞きしてみたいです。 よろしくお願いします。
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- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
ご質問がいろいろありますので、僕なりに 1。ついていけないなぁ、、、と感じたりすること、はありませんか? あります。というかそういう深遠なお話を聞くと、お手洗いに立って、お話の終わりまで散歩するという悪い癖がありまして、、、 2。 どうしても好きになれない、純粋に良い曲だなぁ、と感じられないもの、ということ、はありませんか? あります。僕の場合そういうのは聴かないので、あまり問題ではありません。 3。または逆に、これを聴けば、興味湧く、でもいいですし、誰かが言ったから右へ習え、とか、プライド高く見栄っぱり、とかででなく、みなさんの本音のところ、お聞きしてみたいです。 僕は「ながら族」なので、ほかのことをしながら、いろんな物を聴きます。このところルーイスのベートーベンの協奏曲をきいているうちに下記を聞き「いいな」と思っています。 僕は在米で日本では聴けない物もあることを知ったので、ルーイス、その先生のブレンデル、僕の好きなリフテルのを挙げます。このうちどれかがお聞けになればいいのですが http://www.youtube.com/watch?v=YL1U2UhUil0 http://www.youtube.com/watch?v=VoMsV5VrpFA http://www.youtube.com/watch?v=f0Iz-ydIP2k
- gldfish
- ベストアンサー率41% (2895/6955)
どんなに専門家やディープな音楽好きに「お粗末」と呼ばれるような作品だって、それが好きでよく聴くということは、それはそれでいいことだと思います。 自分も、自分ではどんなに取るに足りない作品だと認識していても、つい嗜んでしまうという魅力のある作品をたくさん知っています。音楽は「感覚」であり「理屈」ではないのだと思います。 でもある別の観点から。「月の光」や「夢」でドビュッシーの名を語らないで欲しいというのが率直な感想・・・おそらくそういう人は「月の光」が好きなのであって、ドビュッシーそのものを支持している訳ではないと思うのです。ある人(おそらくそう少なくはないでしょう)にとって「ドビュッシー=月の光」でしかないということは、ドビュッシー好きを自負している者としては残念なことであり、皮肉の1つも言いたくもなります。(断っておきますが、自分は「月の光」や「夢」はそんじょそこらの人気クラシック曲よりはずっといい曲だと思っています。ただドビュッシーの本領ではないだけで・・) そういった人達が「音楽とは手軽に浅く付き合っていきたいの。私が音楽に求めるのは‘大衆性’や単なる‘口ずさめる解り易いメロディ’なの。」とか「聴く人からすればお粗末な部類かもしれないけど、私は好きなの。」としっかり自覚しているなら、自分もそこまで不満は持たないと思いますね。ただの自己満足的かもしれませんが。 でもそんなタイプの人がそういう自覚すら無く「偉大な作品」とか「天才」等という言葉を安易に用いているのを目にすると、やはり「???」となってしまう訳です。 ところでですが、ラヴェルやサティを好む人というのは(少なくともシマノフスキやシェーンベルクなんかよりははるかに)結構多く、かなりの作品を網羅しているリスナーも普通にいると思いますよ。少なくとも、似たり寄ったりの大量生産なモーツァルトなんかよりも、この辺りの作曲家の作品はバリエーションに富んでいたりしますから、より多くの作品を試す意義や意欲は充分見出せる作曲家なんです。 それから、少なくとも自分は大好きなドビュッシーやラヴェルを「難しい」「難曲」等と思って嗜んでいる訳でもありません。作曲家を誰かに強いられて(そもそもバッハやモーツァルトならまだしもドビュッシーを全力でプッシュするなんて日本ではかなりの少数派・・)、自分の嗜好を決めたことはありません。また、ドビュッシー(もしくはクラシック)を聴いてるから人から良く見られる、なんて思ったこともありません。だって「ドビュッシーの‘聖セバスチャンの殉教’の声楽入りの全曲版が好き。」とか「Radioheadの'Everything in Its Right Place'凄くいいよね。」と言ったところで、その意味がわかる人の方が世間的にはかなり珍しい。それはセンス自慢にもならないということです。なんなら(それこそnonma2a9さんのように)「プライド高く見栄っぱり」なんて勘繰られることもある。・・・もう殆ど「自分だけの世界」です。 ・・・でもそれらの作品は確かに、ある時は優美で、ある時はユーモアに溢れていて、見る人が見れば「ツボを得ている(キャッチーな)」作品なのです。ですから、自分としては「専門家の評価を得たいからでしょ」みたいな受け取り方は逆に違和感を感じます。この人は、この作品(もしくは作曲家)の何を知っているのだろう、と。 例えばロマン派以前のクラシック音楽を多く好んで聴いている人達からすれば、近代以降のクラシック音楽は敷居が高く感じるというのはあると思います。そもそも近代以降のクラシックというのは、それまでの独墺系音楽を「煮詰まりきったもの」として一度異を唱えるところから始まっているのであり、理論や美意識の面で相容れない要素を多分に秘めているからです。時として真っ向から戦いを挑む程に。ですから、一方を支持すれば他方にケチを付けることとなり、どちらも評価すると言うのはむしろ無理があると考えるのも、遠からずかもしれません。・・・それが「ドビュッシーで聴くのは‘月の光’くらい」という、少数派ではないクラシックリスナーのスタンスにも表れている気もします。「月の光」は、まだロマン派の流れを多く汲んだ若い頃のドビュッシーの作品ですから。 簡単に言うと「若い頃から聴き慣れたタイプの音楽は、どんな音楽よりも魅力的」の法則です。歌謡曲(jpop含む)で育った日本人の多くが洋楽をどう聴たらいいか(魅力)がいまいちわからないのと同じ。でも、当然洋楽は欧米では当たり前に嗜まれていますよね。「魅力的な音楽」なんてものは、決して人類共通ではないのです。それは、例えば欧米のポピュラー音楽事情を少しかじっただけでもよくわかります。あまりにも日本のそれとの違いに。 とりとめの無い話になってしまいましたが、まぁご質問がご質問なので・・・ 他人のすることに「見栄」だとか「他人に評価されたいから」とか思う人というのは、結局その相手の本意が殆ど理解出来ていないからだと思います。わからないから自分の嗜好回路に当てはめようとする。その結論が「見栄」。・・・つまり、その人に「聴く音楽で良く見られたい」というような見栄っぱりの思考があるから、そう判断してしまうということです。(あえて率直に言いますがこれは皮肉です。)あまり安易にそういった判断は出さない方がいいです。
お礼
嫌味のネストは ご遠慮ください。
補足
もう一度、ご自身のご意見、読み返された方がよろしいですよ。 私の質問文をまったく、ご理解されていないあなただけの決めつけで回答を書かれている所が非常に多く感じられます。 音楽同様、ご自身の勝手な決めつけでご意見を押し付けるのは、おやめになった方が、トラブルひきおこしませんよ。 正しい読解力も大切だと思います。 ちなみにドビュッシーが難曲て、どこに書いてあるんですか??? ね、そういうとこ、お気をつけてご意見ください。 ドビュッシーの月の光だの、あなたのおっしゃる曲を愛するすべての人たちがみな、それだけの知で、大好き~、、、とかバカっぽく言うわけではないですよね? 他の作品のこともご存知の人だっているし、時代背景や何から、一通りアナリーゼして曲にとりくむくらいのことしてる人もいるんですから、、、 ドビュッシーが迷惑だと思います。
お礼
ご意見、ありがとうございました。 参考にさせて頂きますね。