警備員の警察権・・・
数年前、法を侵しました。窃盗です。
現場からしばらくの所で数人に取り押さえられ、
控え室に行きました。
わたしはその場ですぐに警察に連絡をするのだろうと思っていましたが、持ち物を全てチェックされ、ついに手帳をめくろうとし始めたのでそれを断固拒みました。
その前にも警察に連絡するまでに随分と(事情を訊く)というのではなく、チンピラのような感じでいろいろと言われました。威嚇するように警察に通報し、警官が現れたときは正直「助かった」とさえ思いました。
警官はエレベーターを待ってるときに、「いろいろ言われたんだろ?」と囁いてきました。
わたしは法を犯した者の処遇は一切が警察の領域であると思っていました。
あのときの数人の言葉なぶりは今でも夢に見ます。
交番や警察署の前を通ったり警官を見てもなにも感じませんが、
本屋やビデオショップなどで「若い人間」が傍に来ると
動悸が激しくなりすぐにその場を立ち去ります。
よくいろんな店で目にする「○○を発見した際は直ちに警察に通報します!」と。
ほんとうにそうしているのでしょうか?
警備員には特別の警察権というものが公的に付与されているのでしょうか?
つまり警備員の胸先三寸で場合によって(態度によっては)見逃してやるぞというような裁量権が与えられているのでしょうか?
警備員の持つ権限について知りたいのです。
こうして書いていても息苦しくなってきます。
本音を申しますと、あの時何故言葉で散々なぶってから「こいつは警察ヨブシカネーナ」ではなく、控え室に来てすぐに警察に通報してくれなかったのかと思うのです。