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双眼鏡の選び方とおすすめのモデル
- 双眼鏡の選び方とおすすめのモデルについてまとめました。ビクセルのジョイフルH6×18やM8×18は見た目は大きくても暗いという声もあります。ビクセンのアリーナは高価ですが、クリアな視界で驚くほど鮮明に見えます。
- 予算2000~3000円でおすすめの双眼鏡をお探しの方には、ビクセンアリーナのM8×25がおすすめです。アイレリーフがあり、ひとみ径も大きく、メガネでも快適に使えます。また、コンパクトなサイズなので持ち運びにも便利です。
- 他にも、お店でH6×21WPを試してみると良いでしょう。コンパクトながら見え方も良く、普段使いに最適な双眼鏡です。双眼鏡を選ぶ際には、予算や使用目的、視界の明るさなどを考慮し、使いやすさや性能を比較してみてください。
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ちょうど両機種とも持っていますので、前回に引き続き回答します。まず大前提として、やはり実売り3,000円クラスのものと5,000円クラスのものとでは、同じようなスペックでも、見え方がかなり違ってきます。ただ、その差は実際に覗き比べて体感しないと、なかなか理解して頂けなかったりしますね(通販のみでの購入となると、倍率と価格で比べてしまいがちですし、案外それで満足しちゃったりもするようです)。 またアリーナH6x21WPが綺麗に見えたのは、6倍であることも大きく影響しているはずです。倍率が低い方が手ブレの影響が少ない分、扱いやすくなりますし、レンズの大きさ(対物レンズ有効径)が同じなら、倍率が低い方が明るく鮮明に見えるんですね。ジョイフルのどのタイプか分かりませんが8x21だったなら、ひとみ径は2.6mm。対してアリーナ6x21WPのひとみ径は3.5mm。屋内で使う際などには、その差は結構な違いになってきます。 双眼鏡の基礎知識 ひとみ径 http://www.nikonvision.co.jp/how_to/guide/binoculars/basic/basics_05.htm また低倍率機のメリットについては、ヒノデ(メーカー名)のWebサイトを見ていただくと分かりやすいと思います。予算さえ合えば、ヒノデのコンパクト機(5x20-A3など)は、観劇用にはもってこいだと思うのですが…(私は覗いたことはありません)。 ヒノデ 双眼鏡の選び方 http://bino.hinode-opt.jp/column/erabikata.html さて、アリーナM8x25ですが、この価格帯のコンパクト機で、恐らく最もよく見えるものの1つだと思います。プリズム素材こそ普及タイプ(BK7)のものですが、スペックにこそ書かれていませんが、レンズコートは、恐らくこのクラス唯一のフルマルチ(全てのレンズにマルチコートがされている)です。ことクリアーに見えるという点では、このクラスのトップなのでは?。もちろん対物レンズがやや大きいことも効いています(8x25なので、ひとみ径は3.1mm)。 アイレリーフ18mmということで、メガネでも扱いやすいのはもちろんなのですが、接眼レンズ(覗く側のレンズ)の口径や、見口(覗き口)の径が大きいので、見口に顔(というかまぶた?)をペタッと付けるような覗き方をする場合に、睫毛が邪魔になりにくいというメリットもあります。 欠点としては、光源の位置により乱反射が起きやすいことなどもありますが、やはりネックとなるのは、大きさと重さの方ですね。日々、色んな方のBlogなどをチェックしていますが、コンサートや観劇に用いる際、重さが気にならないのは200g前後、300gを越えた辺りから、重さを気にされる方が多くなる印象です。 添付した画像は上段向かって左上がNewエアロ8x21、アリーナM8x25、下段向かって左からアリーナH6x21WP、アリーナM8x21となります。このうちNewエアロ8x21は、実売り2~3,000円の安価なもので、他の3機種と比べ明らかに見劣りします。 アリーナM8x25ですが、対物レンズ有効径21mmクラスのものと比較すると、重さも大きさも1周りは違う印象です。特に厚みが増してくるので、小さなバックには収まりづらいとは思いますが、携帯に困るほどか?というと、うーんどうでしょう…。いつでもバックに入れておきたいとなると、やはり対物レンズ有効径21mmクラスが好ましいですが、この価格帯だとロングアイレリーフのものってないんですよね。 対物レンズ有効径21mmクラスでアイレリーフが長めというと、ペンタックスの超定番機、タンクローRの8倍タイプになるでしょうか。アイレリーフが13mmとライバル機より少し長く、また見口がスライド式になっているので、ロングアイレリーフの機種ほどではありませんが、メガネでもある程度は使い勝手が良いはずです(が、少し視界がケラレるか、ギリギリケラレないか、使用するメガネのセッティングによって変わってきます)。 ペンタックス 8×21 UCF R 重さ210g、実視界6.2°、アイレリーフ13mm http://www.amazon.co.jp/dp/B000NOKEH2/ あとは少し価格が上がりますが、ナシカのこれとか。これは私も持っていて、まあまあ悪くないのですが、ナシカはメーカー的にちょっと…(クオリティに問題ありの印象)。安売りならお勧めしますが、この価格ではお勧めし難い印象です。 OPTICAI 5x21-MC 重さ190g、実視界9.4°、アイレリーフ不明(多分、15mm以上) http://www.biccamera.com/bicbic/jsp/w/catalog/detail.jsp?JAN_CODE=4939489501738 長々書きましたが、私的心情としては、よく見える&メガネでも扱いやすいアリーナM8x25の方を推したい気持ちが強いのですが、携帯性重視&絶対失敗したくないということであれば、一度、覗いて納得されているアリーナH6x21WPの方が堅いのかな?という気もします(一応、防水構造というのも、持ち歩く機会が多いなら心強いかも?)。 実物を確かめられればいいのですが、地元に展示機がないようでしたら、高さ10.1×幅11.0×厚さ4.8cm(アリーナM8x25の大きさ)のものをバッグの中に入れた際、上手く収まりそうか、イメージしてみてはいかがでしょう?。また、店頭でメガネを掛けてアリーナH6x21WP(アイレリーフ11mm)を覗いた際、裸眼で見た場合に比べ、視界が一回りケラレたはずですが、その点に不満を感じませんでしたか?。裸眼で使うことも多いようなら、裸眼での使い勝手なども確かめて見た方が良いと思います。何を優先して何を妥協するか?、よーく考えて選んでください。他に質問があれば書いて下さい。分かる範囲で回答しますので。
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- Kon1701
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双眼鏡、価格による差などが非常に大きいです。今でも数万円以上の双眼鏡が多数ありますが、非常に見やすいです。星などを見るには上級のものが必須です。一般用ではここまで光学でなくても十分使えると思いますが、値段による差は出るでしょう。ひどい言い方をすると、いくらでも安く作れるものですから。また、口径が大きい方が明るくしやすいです。観劇であれば少々大きくても明るいほうが良いと思います。 失敗しない選択ということであれば、はっきり見えたアリーナが良いのではないでしょうか? 正直な話、2000円というのは以前双眼鏡を買ったっ私から見ればおもちゃとしか思えない価格です。輸入品なのでこの価格で売れるのだと思いますけど。
お礼
やっぱり、安くて綺麗に見えるなんて、少々あまかったですね。回答を参考にさせて頂き検討します。ありがとうございました。
- kuma-gorou
- ベストアンサー率28% (2474/8746)
>メガネでも覗くことがある私にはひとみ径もアイレリーフのあるビクセンアリーナM8×25の方がよいのでしょうか? 観劇用だと、瞳径は5mm以上が理想。携帯性を考慮しても4mm以上は欲しいですね。 M8×25だと、瞳径は3.125mm。正直、日中の屋外用ですよ。 絶対に失敗しないとなると、矢張り最低でも2~3万円は掛ります。 http://kakaku.com/item/10910510479/
お礼
価格が安くて、綺麗に見える物なんて都合の良過ぎですね。でも予算もあるので、自分がどこを詳しく見たいのかをよく考えて選びたいと思います。再びの回答ありがとうございました。
お礼
H6×21WPしか実物を見ることが出来なかったので、ネットで同じくらいの価格でM8×25が売られていたので、どうなのかなと思い質問してしまいました。ご意見を参考に、自分がどこを詳しく見たいのかをよく考えて選びたいと思います。再びの回答ありがとうございました。