放射能被害と地球温暖化について
うちの母親と口論になりました。
原子力による放射能被害と、地球温暖化による被害は
どちらの方がより地球の存続の為に悪となるのでしょうか。
原子力を使った発電は、元々そんなに必要とされてなかったです。
しかし、世論の地球温暖化への対策の必要性が叫ばれるようになり、
政府も再生エネルギーが可能と言われていた原子力を推進する事業の取り組みを始めました。
確かに福島第一原発の事故は政府や東電の管理の杜撰さが引き起こした人災だと思いますが、
今のこの原子力発電所の数の状況は、世論が生み出した結果だと思っています。
それを政府の所為だと一括りにしてしまうのは、あまりにも国民が身勝手過ぎると思うのです。
原子力発電を徐々に自然エネルギーへ変えていく事業は必要なことだと思います。
しかし、今ここで3割しかシェアが無いからと原子力を全否定してしまうことは私はそれが正しいとは全く思いません。
電気の需要を満たすのに必要だから原子力発電所が必要となっていると思います。
そして自然エネルギーでの発電は出来ても、それを溜めておくことが出来ないそうです。
そんな不安定な供給しかまだ出来ないのに、原子力の代替エネルギーになるとはまだ思いません。
元々地球温暖化対策で出てきた原子力発電です。
それを止めていた火力発電所を再開させて二酸化炭素を放出させて、地球温暖化を促進させてどうするのでしょうか。
地球温暖化は北極・南極の氷を溶かし、海の水位を上昇させます。
それによって水没する島もありますが、北極や南極の生態にも大きな影響をもたらしています。
生態の変化は巡り巡って人間に返ってきます。
人間が後世に地球を残しておくために、
原子力発電の撤廃と地球温暖化の対策、
どちらが重要であり、先にすべきかの意見をお聞かせください。