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砂漠はなぜ夜になると冷えるのでしょうか
なるべく詳しく、できればわかりやすく教えてください。 あと、カテゴリは迷った末に地学にしたのですが、あってますかね?
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こんにちは。 昼間暑くなるのは、太陽放射(主に可視光線)のエネルギーが降り注ぎ、その光を吸収した地面の温度が高くなるためです。 夜間寒くなるのは、その逆で、岩や砂から、どんどん熱エネルギーが放射の形で(この場合は目に見えない赤外線)宇宙空間に逃げていくからです。 ですから、普通最も温度が下がるのは太陽が地平線上に顔を出す前の夜明け頃になります。 このとき、1.周囲に熱を貯める性質(熱容量といいます)が大きい水が少なかったり、2.空気中に水蒸気(水蒸気は赤外線を吸収して地表にも再放射する性質があります。すなわち温室効果ガスの一種と言っていいです)が少なかったり、3.内陸部で海から遠かったり(海は巨大な水溜りなので温度変化しにくく、また沿岸部は海陸風と呼ばれる1日周期の風により海との熱交換が盛んにされます)すると、放射冷却が強くなり、日中がかなり暑くなる場所でも非常に温度が下がることになります。 上の3つの点は、典型的な「砂漠・沙漠」によく当てはまりますよね。だから砂漠は夜になると冷えるのではないでしょうか。 詳しくは「放射冷却」あるいは「放射冷却 砂漠」で検索してみて下さい。 それでは。
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- ORUKA1951
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根本的な原因は水の存在です。 水は、この世にある物質の中では際立って得意な物質です。それは水の分子構造に由来するのですが、液体のときですらその比熱はきわめて大きく・・ ⇒比熱容量の比較( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E7%86%B1%E5%AE%B9%E9%87%8F%E3%81%AE%E6%AF%94%E8%BC%83 ) さらに、状態変化に伴う潜熱もきわめて大きいのです。(気化熱・凝縮熱・融解熱・凝固熱) そのため、水が存在するだけで温度を一定に保つ能力が増大するのです。また、熱の伝わり方には、熱伝導・熱放射・対流がありますが、熱放射は赤外線という電磁波で熱が伝わりますが大気中に水蒸気が多いと吸収されます。もちろん対流に関しても大気中の湿度によって状況は随分と変わります。台風があれほどのエネルギーを蓄えられるのも、蒸気機関が効率よく動作するのも水だからこそです。 詳しい仕組みは、化学を学ぶのが理解しやすいかもしれません。 ⇒水 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4 )
- moto_koukousei
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砂漠でなくても、私の住んでいる地方都市の住宅地でも、夏も・冬も・春秋も、夜になると冷え、日中2時、3時頃は温度が上がります。 山の上でも、畑でも、海でも同じです。砂漠に行ったことはないですが、トルコの荒野でも同じでした。北京などの大陸のところでも同じです。 おそらく、日光に照らされると段々暑くなり、日光が遮られると段々と冷えるのです。 冬の鉄棒やコンクリートを早朝に触ると、とても冷たいです。 夏の砂浜やプールサイド、舗装道路の路面は、日中は熱くて、素足ではとても歩けないほどになります。 水や空気、木々や草も、四季や昼夜で温度が変化しますが、それほどではありません。 砂や小石も細かなところを見れば、コンクリートや金属のように固いです。 それらに比べると、木々や草、水や空気は柔らかいです。 また、フライパンや天ぷら鍋に油を入れて高温に熱して、そこに色々なものを入れると、水はすぐに気体になってしまいます。草や木片はしばらくすると焦げてしまいます。砂や小石、コンクリート片、鉄やアルミを入れても熱くなるだけでほとんど変化しません。 20℃くらいの水や油に色々なものを入れると、水、草や木片、砂や小石、コンクリート片、鉄やアルミで、浮かぶ、混ざる、沈むなどの状況が違います。同じ大きさ・同じ形にして比較した場合、結構重さが違います。(密度が違うとか、比重が違うと言います) 温度が上昇しやすいもの、冷えやすいものの差は、ものの固さや温度に対する強さ、密度などによって起きるのかもしれません。 乾いた砂漠は、水や植物もないので、砂の性質だけがストレートに現れて、すぐに熱くなるし、すぐに冷えてしまうのでしょう。 砂漠でもオアシスのように水や植物があるところでは、そうしたものがないところよりも温度の一日の中での変化(日較差・にっこうさ)は少なくなるようです。 http://okwave.jp/qa/q1620216.html
- カルマ(@mimicry-budda)
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http://www.suntory.co.jp/company/mizu/jiten/life/li_05_01.html ↑ No.1さんの、ほんの補足ですが、参考になるサイトも有りますよ。
- atti1228
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砂漠って湿度が低いよね。湿度って保温材になるんです。熱された空気を宇宙に逃がさない効果があります。昼間は、水という反射剤がないから太陽の熱エネルギーが砂に効率よく入ってくるのでとても高温になります。 しかし、夜になり水という保温材がないと熱エネルギーはどんどん宇宙に逃げてしまうのです。月なんて最低です。空気という保温剤もないのですから。何もさえぎるものなんてない世界。日が当たっているところは200度。日陰は、マイナス何度ぐらいだったかな。忘れました。 質量のある物質ほど保温力があるんです。
お礼
たくさんのご回答ありがとうございました。 迷いましたが、ベストアンサーは自分にとってもっとも参考になった回答をしていただいたjun1038さんに決めました。