ヨーロッパの歴史

質問

１７５０年～１８５０年の産業化が社会にどう影響したかご存知の方教えてくれませんか？

回答No.1

jakyy · ベストアンサー

１８世紀の半ばの産業革命が社会にどう影響したかということですね。
簡単に述べてみましょう。
後はご自分で付け加えてください。

【産業革命前】
紡績などは家内制手工業で、細々と行われていた。
また製鉄なども16世紀のイギリスでは、
木炭を燃料として大規模な製鉄業が行われていたが、森林の枯渇して、17世紀には停滞を余儀なくされた。
また輸送交通手段としては馬車が利用されていた。
【蒸気機関】
ワットは1769年、水力から蒸気力を利用した蒸気機関を開発した。
今までの産業が一挙に工業化する変わるという産業革命が起きることになった。
【綿工業】
ハーグリーブズやアークライトが紡績機械を発明したことにより、織物工業は急速に発達した。
これは水力を利用したものであった。
さらにワットの蒸気機関が紡績に利用されるようになると大工場が建設され大量生産が行われるようになった。
【製鉄業と石炭鉱業】
1708年、ダービーによってコークス製鉄法が開発された。
さらに1975 年にはワットの蒸気機関がコークスを燃やす際の送風用に導入された。
これで製鉄、石炭産業が結び着いた重工業が生まれ、
製鉄の都市が生まれるまでになった。
【交通手段】
1781 年にこれもワットがクランクの装置を発明し、
往復運動を回転運動に転換することが可能となった。
それによって紡績機や機関車などに蒸気機関が利用される道が開かれた。
1814年、 イギリスの機械技術者スティーブンソンは、実用的な蒸気機関車を製作したことで、
大量輸送機関としての鉄道が利用されることになった。
【社会変化】
産業構造が手工業から大量生産の工業に変わった事で
農村部から多くの人が都市部に移ることで
農業人口が減った。
さらには産業を興して、お金儲けをする資本が生まれ
労働者との対立が生まれた。
工業化が進むと原材料を入手するために、
欧州各国は競って海外に侵略をしていくことになった。
アジアでは植民地争奪戦が始まる事になった。

それも帆船ではなく蒸気船で行くことになった。

参考URL：

http://db.gakken.co.jp/jiten/sa/203940.htm