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ルイス・フロイス「日本史」の女性について
今学校で戦国時代の女性について調べています。 その中で出てきたルイスフロイスの「日本史」に書かれてある女性の階級はどの人たちですか? 庶民の女性のことが書かれてあるのか、武家などの高いくらいの人たちのことか・・・ 詳しい人、ぜひ教えてください!!
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- oska
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>ルイスフロイスの「日本史」に書かれてある女性の階級はどの人たちですか? 全ての階級ですね。 「耶蘇会士の報告」というのが、正式な書名ですね。 あくまで、キリスト教布教及び領土の獲得が目的ですから「権力者・政治状況が優先」しています。 が、庶民(商人・農民・漁民)及び最下位層に属する人達の記述も案外多いです。 布教を行なうには、(1)領主の改宗で一度に領民を改宗する方法(2)直接住民を信者にする方法がありますからね。 それぞれの地域の住民の暮らしぶりなどの情報は、重要だったのです。 そうそう、(日本の教科書には記載(記述)はありませんが)人身売買の記載もあります。 各地の商人・領主が「火薬の原料である硝酸などの代金の代わりに、日本人婦女子を奴隷とした」との記述です。 実際、世界各国には「当時の、日本人墓地」とか「伝承」が多く残っていますよ。 「秀吉のキリシタン禁止令」も、婦女子の奴隷化(人身売買)を許さなかった!との説があります。
- SPS700
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僕は、学生時代に少しキリシタンのものをつついただけですが、手元にある松田毅一•ヨリッセン『フロイスの日本覚書、日本とヨーロッパの風習の違い』中公新書707を見てみました。 ご存知のようにこの第2章は「女性、その風采と衣服に関して」ですが、一つの階級や職業に限られていないことは明らかです。 例えば、着物を3コバド(1コバド=66cm)も後ろに引きずっている、のは貴族の女性、「日本の女性たちは、育てることができないと思うと。嬰児の首筋に足を乗せて、すべて殺してしまう」のは別の階級だと思われます。 僕は専門家ではありませんが、庶民とか武家とかに限られない、幅広い対象から、ほとんど無作為に取り出したサンプルのように思えます