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出版社は、再販価格維持制度に従わないってことできますか?
つまり、出版元は、卸先または書店に対し、「この本は、定価どおりに売らなくてもいいですよ、どうぞ、自由な値段で売ってください。」という契約はできるんでしょうか?(再販制度とは、出版元からは守る義務があるんでしょうか?) それと、もうひとつ。 出版元が、卸先または書店に対し、「再販制度を守って売ってくださいよ。」という契約を結んでおきながら、個人から直接出版元に購入申し込みがあったときに、そのときは、再販価格より少し安く売りますよ、ということはできるんでしょうか。
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書店を経営しているものです。 NO.1の方と正反対になってしまうのですが・・・。 現在のところ「再販」を守らずに販売することは原則としてできません。ただし、近年再販撤廃のために実験的に「価格自由設定商品」が発売されたことはあります。これに関してはあくまでも実験ということですので恒久的に様々な商品を勝手に価格変更することはできません(=再販は維持しなければならない)。 次に個人取引ですがこれも同様で価格を変更して販売することはできません。一部の雑誌には年間定期購読をするとお得ですと価格を下げたような勧誘もありますが実はこれは送料/手数料の問題であって商品の価格は変動しないように設定されているのです。(通常の商品は出版社から取次ぎ、そして各書店に卸されますが、個人で直にすれば取次ぎ手数料は要りませんね。わかりやすく極端に言えば、個人が書店扱いになるので当然卸値で販売できるんですね。それだとまったく利益はでませんのでちょっとお得位になるのです。) したがって取次ぎを無視するような販売方法ですので一般的ではありませんね。(取次ぎがなければ広く書店に販売するのは難しいですものね。) いろいろありますのでニュアンスの問題ですが一応回答としては前者は「契約できる」で後者は「安く売ることも可能」になっちゃうのかな?あくまでも条件付ですがと付け加えればいいかしら? よくわからなければまた質問してください。
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- xxxx123456
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現に、自費出版の方とか、 定価なしです。
- xxxx123456
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必要ありません。 現在すでに、定価のない本は、出ていますよ。 また、当初一週間だけ、再販価格という本も ありますよ。 期限も可能
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 ということは、同じ図書でも購入する書店によって、価格が違うということが現実的にあるんですね。 そのことは、再販制度に違反するとかということではなくて、出版社と書店の間の契約のしかたで可能ということで解釈してよいんでしょうか? それと、出版元と書店で、同じ図書でも価格が違うということはありでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。 どちらも、可能性としてはあるけれども、現実的には、さまざまな関係でむずかしいんですね。