フライス加工はどうやって動かしているのですか? …
フライス加工はどうやって動かしているのですか? NC旋盤と加工時の動きは同じですか?
前置きからですがお話を聞いてください。お願いします。
僕は、金型設計をしていました。今は違うのですが。
未経験で入社しました。
なので、フライスって何???エンドミルって何?
旋盤?バイトってなに?工作機械もわからない、工具もわからない、
勿論モノの加工の仕方も全く100%わかりませんでした。
勿論、ドリルもザグリも知りませんでした。
ドリルで加工すると先端が約120度の角度が付くことも、何のことやら???と言った感じです。
本当に全く何もわからないし、周りの人の話にも付いていけませんでした。
丸物は旋盤で加工するということすらわかりませんでした。
この状態で金型の設計に配属されました。
こんな状態の人間が設計なんて出来るわけが無いのです。
(最終的に、同期の中では一番設計が出来るようにはなったんですが。)
それを見て上司が、モノの加工の仕方や工作機械の動きなどについて勉強させる為に、現場で働いている人の下に付けてくれました。(レンタル移籍みたい感じで)
その会社は金型の加工はしていませんでした。外注でした。
金型を使ってパイプなどの加工をしている工場でした。(プレス加工・NC旋盤等)
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現場では、NC旋盤、プレス機に金型を付けてプレス加工、ドリルでの穴明けなどしました。
後から現場でのこの仕事はとても大事だと思いました。
それは、わからなかったモノの加工の仕方もですが、設計時の寸法の振り方もわかりました。
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まず、プレス機に取り付ける金型は、
こういう風に取り付けて、「こういった風に加工して、こういった形に出来上がるから、ここの寸法が大事なんだ!」「だから設計時は、ここから寸法を追えばいいんだ!」
基準となる面がわかり、寸法の追い方がわかり、どこがポイントとなるところかも全てわかりました。
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NC旋盤では、機械の動き方や、加工の仕方や加工の順番や、どこの寸法が必要かなどもわかりました。例えば、C面取りはどうやっているのか、
テーパーはどうやっているのかなど、XYZ座標で動いていると言うことがわかりました。
以前の僕は、丸物は旋盤で加工するということすらわかりませんでした。
機械(NC旋盤)の動きがわかって、加工の仕方がわかれば、設計時にどこの寸法が必要かもわかりました。
だから設計に戻ったときにも、それを考えれば簡単に先方が振ることが出来ました。必要な寸法はどこで、どこから(基準面)追えば良いのか。全てわかりました。
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つまり何が言いたいかというと、工作機械での加工の仕方や動き、
この部品の形状を作るには、機械がこう動いて加工して部品形状が出来る。
と言うことがわかれば、設計の時にも寸法の追い方や、必要な寸法や、
この加工は出来るのか?などがわかると思うのです。
ですが、フライスについては機械自体が無かったのでやっていなく、
わからないのです。
加工の時にどういった動きをするとか、どういった動きをさせて加工するのか?(例えば、NC旋盤なら座標を決めてプログラムで機械を制御して意図した動きをさせて最終的に部品を形に仕上げていく)
フライスも同じくXTZ座標で加工していくのでしょうか?
また旋盤と違って、フライスはワークが回転しませんよね。
だから加工の仕方も違うのではないかと思うのです。
また、角度の付いたブロックなどの加工はどうしているのでしょうか?
角度部分はどう加工するのか?
RやC面加工は?複雑な形をしたものもありますよね。
全てどういった動きをさせているのでしょうか?
Rなんて人間の手の感覚であんなに綺麗に出来ないと思うんですが。
フライスを使った、加工の仕方、動き、など教えていただけないでしょうか?
そういったサイトや書籍があれば、そのサイトや書籍なども教えて頂きたいです。
長くなりましたが宜しくお願いします。