mizushiです。
好き嫌いは脳内の扁桃体が関係します。
好き嫌い、好みの違いはどうして生まれるのでしょうか?なぜ「これは好き」とか、「これは嫌い」ということがあるのでしょうか?
視床下部から発せられた本能の信号は、その近くに備わっている「扁桃体」という器官がコントロールします。つまり、「好き」「嫌い」と判断するものに対してドーパミンをどのように発射するかということは、この器官が担っているわけです。好きなことに対してはこの扁桃体がフル活動し、A10神経に「ドーパミンをもっともっと!」と命じているからなんですね。
人間には記憶があります。五感を総動員して感じたこと、それが海馬を通じて大脳新皮質という記憶装置にセーブされ、感情を発する段階でそれが「好き」「嫌い」の一つの判断材料としてロードされ、扁桃体が全てをアレンジして「感情」としての命令がA10神経に出されるわけです。
この扁桃体は感情そのものを司る器官なのです。
つまり、好きなことに対しては脳の活動が活発化し、身体中のすべての器官が好きなことに対して集中するので、好きでないものよりも覚えが良かったり、上手に出来たりするのです。
お礼
詳しく説明していただき ありがとうございました。