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昔の小説の言い回し
昔の文豪の小説を読むと女性のことば使いで「~てよ」とか「~のことよ」が出てきますが あの言葉はどういうところで使ったものでしょうか たとえば、女房言葉とか山の手の言葉とかそのほかとか 多分、今では使われないと思いますが
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> 今では使われないと思いますが それは思い込みではないでしょうか。普通に耳にすると思います。 たとえば、子どもが 「あれ、買ってよ」 などと言いますね。あの 「てよ」 のことでしょうね。 国語辞典を引くと 「接続助詞テに終助詞ヨのついたもの」 (『広辞苑』 第4版) などという説明があります。 『広辞苑』 の記述を引くと 「命令・要求を表し」 たものであり、「多く、女性・子供が使う」 とあります。 また、「こと」 は 「事」 であり、「よ」 は終助詞であり、「・・・ということだよ」 のように 「だ」 を介するのは男言葉であり、「・・・ということよ」 とストレートにいえば女言葉という区別があります。『広辞苑』 の説明によれば 「自分の判断を一方的に相手に押し付ける気持ちを表す」 場合に用いられます。 これらは現代口語の用法です。
お礼
回答ありがとうございます 私の質問の仕方が悪いため失礼ながら質問の回答になっていないと思います 谷崎潤一郎とか漱石とかそのあたりの時代の小説にどちらかというと上品な言葉としてよく出てくるのですが、いま手元に本がなくて例文を上げらなくて残念です 武家言葉とか女房言葉とか公家言葉とか華族当たりの言葉かと思っているのですが まさか廓の言葉であれば逆に下品な言葉でしょうから 例文を探してみます
補足
良い例ではないですが このお店のケーキはとっても美味しくってよ あなたにはこの着物がよくにあっててよ などです 「のことよ」は思いつきません