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京急N1000形ステンレス車
京急N1000形ステンレス車について質問します。なぜ京急N1000形ステンレス車はコルゲートを使っているんですか。理由を知っている方がいらっしゃいましたら理由を教えてください。
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こんばんは、電車運転士をしております。 コルゲートとは、波型にプレス加工を指し、コルゲートというモノがある訳ではありません。 ステンレス鋼は特性上ひずみ取りが難しく、スポット溶接特有のひずみを隠蔽するため、昭和の時代のステンレス車は、ステンレス板を波型にプレスし外板に使っていました。 今の車両は、 ●加工精度が上がった ●車両の見た目をスマートにする ●車両の強度の計算が詳細に出来るようになり、軽量化が進んだ。 これらから、コルゲート加工されたステンレス車は殆ど無くなっています。 京急1000形(旧1000形は既に形式消滅しているので、今はN1000形という言い方はしません。)は、 車体の基本設計は東急車両(現在の総合車両製作所)とJR東日本とが共同開発した、標準車体を採用しています。 質問者様の疑問は、上記で全てに解決かと思います。 JR東日本のE231、相鉄10000、小田急4000、東京都10-300、東急5000、南海8000などと、基本骨格は共通で、同じ部品を使っています。 車体長18Mに合わせて修正し、走り装置は京急で調達したモノを採用しております。
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- ultraCS
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あれはコルゲートではなく、ビードです。コルゲートというのは元々ぎざぎざしてるいるコルゲート外板の事で、シルやヘッダー部に外板接続の小段差があるのはビードと呼びます。 で、ビードの部分で外板が切り替わっています。これは、軽量ステンレス工法の特徴で大きな一枚外板とするより軽量化できます。 出、この程度のビードは最近のステンレス車でも珍しくないですよ。
お礼
ありがとうございました。コルゲートではないんですね。長年の疑問が解決しました。本当にありがとうございました。