• ベストアンサー

日本にはなぜ空母がない?

航空基地もあり戦闘機も持っている日本の自衛隊ですが ひとつ足りないと思ったのが航空母艦つまり空母が無いということです 有事の際 いちいち航空自衛隊の基地から飛び立ったのでは間に合わないと思います かつての飛龍や赤城のような強力な空母を建造し日本海に配備すべきです 自衛隊が専守防衛の組織なら海の要塞と呼ばれる空母は絶対必要と思うのですが

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.5

まず日本に空母がない最大の理由は「専守防衛」だからです。 戦後からこれまでのところ「航空機の航続距離を伸ばすことができる航空母艦は専守防衛には必要ない」ということで、作られてきませんでした。 最近ようやく防災上の理由でヘリコプター空母が出来たばかりです。 そのため、空母を持たずに日本領空を警戒できるように早期警戒レーダーで領空を超えた先まで警戒していますし、すべての空域に一定時間内に到着できるように基地も配備されています。 また領空と書きましたが正確には「防空識別圏」という空域が日本領空(国際法上、領土から12海里の海域の上空が領空)の外部にあり、レーダーはさらにその外側まで監視していますので、防空識別圏に侵入しようとする不明機があれば「待機」、防空識別圏に入った時点で発進です。ちなみに待機から5分で発進できるように準備されています。 アメリカなどの場合は専守防衛ではありませんので、必要があれば(事態が切迫していれば)「防衛識別圏に進入しようとしている不明機がある」という時点で発進することもあるでしょう。しかし日本は専守防衛なので、防衛識別圏を突破されない限りスクランブルはしない、という方針になっています。(領空侵犯だとわずか12海里なので1分程度で領土上空に不明機が来てしまうためこれでは遅い) これができるのであれば基地でも空母でもいいわけです。 しかし空母には陸上の基地にはない不便さがあります。実を言うと「空母のほうが発進に時間がかかる」ということです。 米軍の空母の場合、すぐにスクランブル発進できるように戦闘機をカタパルトのすぐ近くに置き、乗員を乗り込ませスターターやその他の機材をつなげてすぐに発進できる体制をとっています。これで命令から5分以内に出撃できるのですが、ここで出撃できるのは待機している4機だけで、それ以上の機を出すには30分以上かかります。 もちろん陸上基地でも機体の始動などに時間がかかるのは同じなのですが、格納庫に機体を置き、スターターやその他機材をつなげておけば、すぐに始動して滑走路から飛びたてます。また乗員は機内で待機する必要は無く、格納庫の控え室で待機します。 戦闘機のような狭いコックピットで待機できる時間は1時間が限度です。アメリカの空母では24時間体制で1時間ごとにコップピットで待機するシフトを取っています。 これは米軍のように戦闘機パイロットだけでも豊富に乗艦しているからできることで、日本では空母を作ってもそれを支えるパイロットの人数をそろえることが大変で(またお金もかかります)現実的にはかなり難しいのです。 米軍は専守防衛ではなく、有事の際には派兵しますし、現にアフガンやイラクなどの有事だけでなくPKFなど世界中で軍を展開しています。このような国であれば空母の所有を運営が維持できますが、単に専守防衛(国土防衛)だけのために空母を持つのは費用がかかりすぎる割には効果が薄いのです。 また事実上、戦闘機などを運用できる空母を有しているのはアメリカとフランス・ロシアだけであり、フランスとロシアは1艦ずつしかありません。 事実上空母を効果的に作戦運用しているのはアメリカ一国だけなのです。

azuki-7
質問者

お礼

私はその答えを待っていました さすがです ありがとうございました

その他の回答 (4)

  • habataki6
  • ベストアンサー率12% (1183/9772)
回答No.4

近年は潜水艦の性能の良さが問題になっており空母のすぐ近くに 知られることなく潜水艦が浮上した ことが大きな話題になっています つまり 日本近海にはいつでも攻撃できる潜水艦がうろついている と考えるのが普通で攻撃なんてされないと思って 通過することを何の対策もしないで見逃している というのが異常です どんどん**しないでどうやって日本を守るんですかね 貴方が住む家の庭に 不審者がうろついていて 見てみぬふりをしていることと同じですよね  現実的な話として 戦闘機というのはどこでも降りられて飛び立てるようにしておかないと意味が ありません 例えば高速道路に着陸したり 高速道路から離陸できなければ戦闘機を配備している 意味はありません あくまで平和だから 攻撃されないことを前提にしているわけで 戦争が 始まれば飛び立つ前にすべて 攻撃されるというのが普通だと思いますよ 例えば津波が 来る前に飛び立つのが普通だと思いますけど なぜ津波に戦闘機が流されるのでしょうか いいかえれば有事に対しても即応力ができていないということですよね。  

azuki-7
質問者

お礼

>いいかえれば有事に対しても即応力ができてないということですよね    だからこそ空母が必要なんです

  • yonesan
  • ベストアンサー率25% (347/1368)
回答No.3

空母は基本的に基地からの航続圏外の敵地を攻撃する為に使う兵器ですよね。 もちろん防衛にも有効ですけど。 自衛隊が軍隊では無いという建前がある以上、他国を攻撃するのに非常に有効な兵器を持つことは無理でしょうね。 仮に空母があっても日本海に空母を配置するのは危ないと思います。 ミサイルの射程や命中精度が伸びていますから、格好の的かと。 日本海の出入口は限られている上に狭いですから、潜水艦の標的にもなるでしょうし。 また冬の日本海は波が荒く視界も悪いので、意外と使いにくいかも知れません。 第二次世界大戦の対ドイツ戦で、イギリスの空母が荒波や悪天候であまり活躍出来なかった例もあります。

azuki-7
質問者

お礼

確かに天候はありますね 日本海は特に荒れます ただ現在の性能なら多少の荒天はむしろ有利な戦略に使えそうです 空母の欠点は空母自身の攻撃力の低さと速度の遅さ そして対潜兵装ができないことです 魚雷艇や水雷艇に狙われるとアウトですね ありがとうございました

  • ok-kaneto
  • ベストアンサー率39% (1798/4531)
回答No.2

>空母から発艦するのし基地から発艦するのでは大幅に時間が違います いや、早期警戒レーダーがあるから、前倒しに準備ができます。相手が侵入してからの対応時間にそれほど差はでないです。 相手が侵入してから準備していると思ってます? >海の要塞 所詮、空母は基地の劣化縮小版でしかないと思いますが。 ちなみに、実質的にヘリ空母はありますけど。

azuki-7
質問者

お礼

もちろんレーダーで事前にわかると思います しかし陸上の滑走路からと海上の空母からでは明らかに早さは違います ヘリ空母なんぞたかが知れてます ヘリはうるさくて偵察にも使えないし 攻撃力もないですから まぁ落下傘部隊使うのにはいいですが

  • E-1077
  • ベストアンサー率25% (3258/12621)
回答No.1

 間に合う位置に基地はある。  空母は国外にて基地を仮に作る場合に有効なだけで、そうなると日本は持てない理屈になる。  専守防衛ならやられてからしかやり返せないんだし。空母まで持っていく必要はない。  実際に松島や千歳なんかではソビエト時代には良くスクランブルかかってました。  今はアメリカが居てくれるので、いらないんです。    そういう予算があれば、他に使うべき。  たとえば竹島を取り返して、構造物をつくるとか。

azuki-7
質問者

お礼

空母から発艦するのし基地から発艦するのでは大幅に時間が違います 有事の時は1秒の遅れが命取りです アメリカの空母の航空機はアメリカの戦艦を護衛するので日本には力になってくれないのです

関連するQ&A

  • 日本の防衛に原潜や空母は必要?

    質問失礼します。 僕は日本の防衛に関して、原子力潜水艦や航空母艦は必要だと考えています。中国が空母の建造を表明していますし、そうなった場合、日本のシーレーンが脅かされるからです。 実は先日、日本の防衛に原潜や空母が必要といったら、そんなものは専守防衛の日本に必要ないと一喝されました。専守防衛となると必ず日本の本土が戦火にさらされるため敵地攻撃能力の必要性も含め、原潜や空母は必要と考えます。 ただ、なぜ必要なのかをうまく説明できず困っています。同じように、日本の防衛に原潜や空母が必要とおっしゃる方に上手な説明の仕方を教わりたく、質問した次第です。ご回答のほど、よろしくお願いいたします。m(__)m

  • 【国防】日本は駆逐艦を作るふりをして空母を建造

    【国防】日本は駆逐艦を作るふりをして空母を建造しようとしている-中国メディア 日本は米国と対空ミサイルシステム「SeaRAM」の購入契約を取り交わした。 「SeaRAM」は現役ヘリコプター搭載空母「ひゅうが」の発展型駆逐艦「22DDH」に配備される。 中国網日本語版(チャイナネット)は、「日本が駆逐艦の名のもとに、再び空母建造か?」と報じた。  第二次世界大戦中、日本は航空母艦を保有していたが、戦後、法的規制により、海上自衛隊は空母を配備できなくなった。 近年、日本はヘリ搭載駆逐艦の大型化を図っている。「22DDH」は排水量24000トン、全長248メートルで、14機のヘリを搭載可能。 その排水量は、英国、スペイン、イタリアの小型空母を凌ぐ。日本はヘリ搭載駆逐艦に名を借りて、ヘリ搭載空母を建造するのではないかとの声もある。 ◇F-35B戦闘機搭載可能 「22DDH」が完成すれば、日本の海上軍事力が大幅に高まるのだろうか?尹卓海軍少将は、「完成すれば、日本の遠隔地への兵力投入能力が大幅に高まる。 防空力が備われば、南シナ海だけでなく、インド洋まで日本の艦隊は容易に到達できる」と話す。 西側メディアの報告によると、日本は現在、「F-35B」導入問題について直接米国と交渉しているという。F-35Bはおそらく最初に「22DDH」に搭載されるだろう。 「22DDH」は明らかに小型空母だ。平甲板はF-35Bのような戦闘機が直接甲板から垂直離着陸可能なことを意味する。 「22DDH」の格納庫も非常に大きい。格納庫の高さ、広さはF-35Bを多数収容できるようになっている。構造からみても、 排水量からみても、多くのメディアが伝えているように、日本は小型空母を建造しようとしている。(つづく 編集担当:米原裕子) サーチナ 9月18日(日)13時48分配信 日本、駆逐艦に名を借り、再び空母建造か?(1)=中国 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110918-00000006-scn-cn 実際の所このヘリを搭載する船は航空機も搭載可能なのかな?それは中国とかの脅威になるのかな? 自衛隊は縛りが多すぎて可哀想なんだからいざとなれば核でも大陸間弾道弾でも空母でもなんでも作れますけどなにかくらいの脅しみたいなのがあるくらいで丁度いいと思わない? 皆はどう思うかな?

  • 日本が再び空母持つことになりましたね。

    再び空母持つんですね。 政府は新たな防衛計画の大綱を来月とりまとめるにあたって、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bを導入する方針を固めた。同時に護衛艦をいわゆる「空母」に改修し、運用する方向で最終調整している。 最新鋭ステルス戦闘機F35Bは、航空自衛隊が運用しているF35Aの派生型で、短い距離で離陸し、垂直に着陸することができるのが特徴。 政府は、このF35Bを導入する方針を固めるとともに海上自衛隊の「いずも」型護衛艦の甲板を改修し、F35Bが離着艦できるいわゆる「空母」にする方向で最終調整している。中国が海洋進出を強める中、尖閣諸島を含む南西諸島の防衛力を強化する狙い。 政府は今後、こうした方針を自民・公明両党に示した上で来月とりまとめる防衛大綱の中にどのような文言で盛り込むか調整に入る方針。 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181126-00000034-nnn-pol

  • 旧日本海軍の空母甲板にある黒点について

    旧日本海軍の空母(赤城や飛龍など)の飛行甲板には等間隔で丸い黒点がありますよね? あれは 何という名前ですか? それと何のためにあるのか?点はただの●か、それとも別の形なのか? あと点の大きさ(直径)など、できるだけ詳しく知りたいので、わかる方教えてください。 よろしくお願いします。

  • 【日本の防衛省】戦車って市街地戦はめちゃくちゃ弱い

    【日本の防衛省】戦車って市街地戦はめちゃくちゃ弱いことが分かった。日本は防衛費を航空自衛隊の戦闘機と戦闘機を輸送する輸送船の空母と原子力潜水艦と最新鋭ミサイル開発の4つの開発のみの集約して戦力を集中したほうが良いのでは?

  • 航空母艦の艦橋はなぜ右側ばかりなのですか?

    航空母艦の艦橋は世界最初と呼ばれる鳳翔の時代から現代の原子力空母まで、何でか殆ど全てといって良いほど飛行甲板の右側に位置しています。例外として赤城、飛龍の2隻が左側艦橋(もしかして世界でこの2隻だけ?)、あと瑞鳳に代表される日本の小型空母などは聳え立つ艦橋すらありませんが…。 しかし、艦橋を持つ空母はなんでこうも右側ばかりなんでしょう。赤城も飛龍も日本では名空母として知られており、護衛艦『いずも』も命名前は『あかぎ』になるのでは?なんて、もの好きな人たちに推測されてたほどに、空母と言えば必ず名前の出てくる2隻です。そんなに優れた空母なら同じように左側艦橋の空母がもっとあって良かったはずだし、原子力空母にだって左側艦橋ってあってもいいと思います。しかし現実には存在せず、空母大国の米海軍なんてたぶん過去から一隻も左側艦橋なんて無かったように思います。なんでこうも右側ばかりに艦橋が設けられているのでしょうか? 港で観ていると多くの船が左舷側で接岸していますが、右側艦橋だと左舷接岸は難しいと思いますし、事実横須賀の『いずも』は駅からみるといつも右舷側で接岸しているようです。子供のころ、横須賀のベース祭で乗ったアメリカ空母(?…強襲揚陸艦かも)も右舷側で接岸してたという記憶があります。 なんで空母には右側艦橋しかないのでしょうか? また、左側艦橋の赤城、飛龍は名空母と呼ばれているのでしょうか? (飛龍はミッドウェー海戦で最後まで頑張って反撃していたからってことからだとは思いますが、赤城はよくわかりません。飛龍と蒼龍は基本的な艦体設計はほぼ一緒と聞いていますが、それなら右艦橋の蒼龍だって名空母と言われてもいいわけだし、加賀にいたっては“焼き鳥製造機”…悲惨なあだ名しかついていない ‘泣’ です) よろしくお願いします。

  • 日本も軽空母は?

    自称「集団的自衛権の行使」が容認されて大っぴらに海外領域への戦力投射が可能になった自衛隊ですが、戦力の遠方投射といえばすぐに思い浮かべるのが「空母」です。 米軍のような空母と言わずとも「軽空母」程度は導入を考えてもいいんじゃないかと思いますが、どんなもんなんでしょう。現在既にヘリ空母なるものは有りますが、より攻撃的な軽空母として戦闘機(STOVL機)搭載の本格的なものとかを。 ちなみに軽空母なら、米軍の原子力空母艦隊のような大それた構成は考えずとも良いと思うのです。 また、強襲揚陸艦を日本も導入するらしいですが、これも甲板をそれなりにすれば戦闘機の発着可能な軽空母としても転用できるはずで、なんなら強襲揚陸艦併用軽空母でもいいですけど。頃合い良くF35Bも出る予定ですし。

  • いずも型護衛艦、通常空母転用は無理?

    いずも型護衛艦、見た目は航空母艦ですがヘリコプター搭載型空母との事です。 そこで通常空母転用は無理?甲板の厚さから戦闘機の離発着は無理とか聞きました。 さらに垂直離発着用の戦闘機は燃料消費からいまだ現実的に空母運用はできないという。 そこで将来的には戦闘型空母転用を目論んでいるのでしょうか?

  • 空母について

    現在の海上自衛隊は空母を保有していませんが、日本はこの先空母を持つようになると思いますか。 アメリカのイージス艦は本来空母の護衛のための装備だということ聞いて、それなら日本もイージス艦をもっと増やして空母を保有すれば絶大な抑止力を持てるのではと思います。 あと、旧日本軍の伊勢型航空戦艦などのような艦船もこれから先の日本には必要だと思いますが、どなたかお詳しい方よろしくお願いします。

  • 基地空母案

    毎年、少ないながらも、維持費や地方自治体に迷惑料を払ったりするよりかは、多くの基地を統合し、輸送機や哨戒機以外の戦闘機やヘリコプターは空母で運用した方がいいのはないのでしょうか? 戦時下でも、空母はイージス艦に護衛されますが、基地はミサイル攻撃や爆撃には滅法弱いです 対空兵器も置かなければいけません 確かに艦載機の開発や空母建造などかなりの費用がかかると思いますが、長期的に見れば、それほど影響あるものではなく、どんな状況にも臨機応変に対応できるようになるのではないかと思います